「パブ」がうまれた19世紀 | 東京の高級アンティーク家具店パンカーダのブログ

「パブ」がうまれた19世紀

英国といえば、パブ。


パンカーダのブログ



正式名称はパブリック・ハウス(Pubric House)・・・直訳は「公共の家(!?)」。

英国のどこにでもあるパブはどのようにして生まれたのでしょうか。


もともとは11世紀から15世紀にかけて

巡礼が盛んに行われたことが要因のひとつとされています。


パンカーダのブログ


たとえば11世紀に完成したカンタベリー大聖堂。
ここも多くの巡礼者が足を運びました。


パンカーダのブログ


巡礼が行われるようになると宿泊施設や休憩所が多く必要となり、
イン(inn)やタヴァーン(Tavern)といわれるものが多く出来ました。


そしてそこには、巡礼者だけではなくそこに住む人々も出入りするようになり、
身分や職業も異なる様々な人たちが一緒に飲んだり食べたりするように。


パンカーダのブログ


さらに15世紀になると商人たちが仕事のため各地に行くようになったため
旅が盛んになり、そのような施設はまずます発達していきました。


19世紀にはこのような宿泊施設や休憩場所を

まとめてパブリック・ハウスと呼ぶようになりました。



パンカーダのブログ



都会のパブはやはりお酒を飲むところであり、大人の場所ですが、
郊外や田舎ではそこはファミリーレストランであり、
集会所であり、ゲームセンターであり、そしてホテルでもあります。
来るものを拒まない、開かれた場所。
まさにパブリック・ハウス。


パンカーダのブログ


パブの大きな魅力のひとつはそのインテリアにもあります。


ほとんどが暖炉をもち、暖炉に良く合う古き良き家具たちが置かれています。


パンカーダのブログ



火のそばにはアームチェア。
カウンターにはパブスツール。
入り口そばにはキッチンチェア。
奥のSaloonには布張りのサロンチェア。


パンカーダのブログ


典型的なパブの様子は、英国アンティーク家具の歴史をみるようです。


パンカーダのブログ


現代的なインテリアのパブももちろんありますが、
まだまだ前述の伝統的なパブも多く頑張っています。


やはり誰もが寛ぎ、愉しめるインテリアなのでしょうね・・・。


パンカーダのブログ



英国で買付出張に行く時もパブ兼ホテルに良く泊まります。


地元のおじさんたちが日も高いうちからエールを傾けているカウンターの隅に、
スーツケースをごとごといわせながらたどりつき、
カウンターの中のお兄さんの手の空くのを待ってチェックイン。


パンカーダのブログ




エレベーターがない狭い階段の上り下りは大変だけど、
2階、3階の客室はこじんまりとして居心地が良く、
朝は1階でイングリッシュブレックファースト、夜はパブごはん・・・。


パンカーダのブログ


現代の旅人にとっても、至極便利。


パンカーダのブログ


大手チェーンホテルの近代的でそつのないサービスも良いですが、
英国ではやっぱり伝統的なパブがいつまでも在ってほしい、と切に願うのです。



パンカーダのブログ


21世紀も、ずっと。


by N