ジョージ・ヘップルホワイト | 東京の高級アンティーク家具店パンカーダのブログ
2011-02-25 11:00:00

ジョージ・ヘップルホワイト

テーマ:家具史上の人物

ジョージ・ヘップルホワイト(George Hepplewhite)は、

ジョージアン期を代表する家具デザイナーの一人です。


ヘップルホワイト自身について、あまり知られていませんが、

彼が有名になったのは、1788年に出版された
『 The Cabinet maker and Upholsterers' Guide』

(家具メーカーと内装業者のガイドブック)によってです。


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これは300点ものイラストを掲載した図版集で、彼の死後、

未亡人となった妻アリスが出版したと言われています。


ヘップルホワイトははじめ、ランカスターの「ギロー商会」

(Gillows of Lancaster)の工房で修行します。


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1760年ごろ、ロンドンのクリップルゲイト(Cripplegate)に出店し、

トーマス・チッペンデールやロバート・アダムと仕事をしたとされています。


ヘップルホワイトは、古典様式の家具から出発しました。
貴族など一部の富裕層のものだったアダムのデザインを、

より製作しやすく、実用的にし、広く一般に広めたのもヘップルホワイトです。


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チッペンデールの作風に影響を受けつつ、独自の繊細なデザイン、

優雅で上品なフォルムの家具を数多く製作しました。


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円形・楕円形の浮き彫り装飾、房状に垂れ下がった果実、貝殻、


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花とベルを組み合わせた花綱飾りのモチーフを用い、



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椅子の背もたれをハート形やシールド形、スクウェア形を特徴とした独特な

チェアバックで有名になりました。

スクウェア・レッグも特徴の一つです。


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英国皇太子の紋章(Prince of Wale's feathers)のモチーフを

広めたのもヘップルホワイトであるといわれています。


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このプリンスオブウェールズのモチーフ、

どこかで見たことがあると思ったら、

パンカーダのロゴ!


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ゆりのモチーフだとばかり思っていましたが、

3つの羽飾りが由来だったのかもしれませんね。


by T

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