ステンドグラスの種類
当店にもたくさんあるアンティークステンドグラス。
色味の美しさ、モチーフの大胆さ、透過光の柔らかさ・・・
絵画とは違った、たくさんの魅力がつまった
ステンドグラスの種類についてのお話しです。
ステンドグラスには、色ガラスを様々な形に組み合わせ、
鉛でつないだもの、ガラスそのものに色味を焼き付け絵画調に
仕上げたものなどがあります。
その種類は大きく分けて、3種類。
①ステンドグラス(Stained glass)
板ガラスに絵付けし、釜で焼き上げしたものを指します。
加熱した際、線がゆがむことも多い、難易度の高い技法によって作られます。
大きな作品を一度に完成させることは難しく、次にご紹介する
レディドグラスの手法を併用し、複数枚で一枚の作品に仕上げることが多いようです。
②レディドグラス(Leaded glass)
一般的に、ステンドグラスといえばこのレディドグラスのことを指します。
切り分けた複数の板ガラスをH型の鉛レールの溝にはめ込み、
はんだ付けして、一枚の作品に仕上げます。
そのままではガラスが安定しないため、レールの隙間に
セメントやパテを詰め込んで固定します。
鉛レールを使用するので、細かな細工が難しいという弱点があります。
③ファヴリル・グラス(Favrile glass)
レディドグラスの弱点を克服したのが、このファヴリル・グラスです。
19世紀末、あの宝石で有名なティファニーの長男、
ルイス・C・ティファニー(Louis C. Tiffany)が開発したので、
この技巧のことをティファニーテクニックと呼びます。
レールの替わりに銅テープではんだ付けするため、
細かい表現が可能になりました。
また、立体表現が可能となり、
現在も人気の高いステンドランプなどに使われています。
大きな作品には不向きのようです。
通常、作り方は違っても、全て「ステンドグラス」と呼ばれ、
厳密に呼び分けられてはいないようです。
当店でもほとんどの商品を「アンティークステンドグラス」と
させていただいております。



