『RADIO パンボンズ』第364回 | パンジャーボンバーズ

『RADIO パンボンズ』第364回

(Podcast 毎週金曜日更新) 

あんべともかずのSONG FOR YOU 14 

 

今回は、風見鶏特集です。 

 

パンジャーボンバーズの中で一番持ち歌を持っているDUO 

最近また新たな動きがあるという事でスポットを当ててみたいと思います。 

 

普通にメドレーをやっても面白くないので、制作する際に、 

特に思入れのあった歌詞の視点からチョイスをしてみました。 

 

その奥の奥に隠れる裏話と共にお届けいたします。 

 

 

http://radiopanbons.blog.so-net.ne.jp/2018-04-27

 

YOUTUBE版

 

 

 

1:想い出ぼろぼろ 

歩き疲れて 釜垣の小径で写メをした 

あの笑顔が どうしても笑う 

帰り道にあった自販でジュースを買った 

皮肉なんですか もう一本当たるなんて 

 

コメント:曲を書くために旅した尾張瀬戸駅周辺。 

帰り際にジュースを買った時に、当たりはしなかったけど、これでもし当たったら歌としては超絶寂しいと思って、この曲がスタートしました。 

 

2:さらば友よ 

さらば友よ 元気であれ こころの奥は素直なんだけど 

照れくさくて けっして言えない言葉が不安を消してゆく 

 

コメント:あえて選ぶならこの「さらば友よ こころの奥は素直なんだけど」というフレーズ・・・。これは古川哲也が東京勤務が決まり、彼の目線からはどんな気持ちなんだろうか?と想像して書いた曲です。あの時彼がどう思っていたかは、確認していませんが(笑) 

 

3:さようなら愛しき人よ 

さようなら愛しき人よ 去り逝く駅を追って 

最後の最後にするから 今日だけは泣かせて 

 

コメント:「雨上がりの小幡駅~想い出ぼろぼろ~さようなら愛しき人よ」という三部作、最後の曲です。この三曲はたった一日の出来事を描いているわけですが、この曲でやっと現実を受け入れるしかなかった主人公の最後のフレーズ。この曲でもう終わりでいいのでは?と密かに思っていたから、最後の最後という言葉を使いました。 

 

4:旭前駅ロータリー 

携帯で消した名前を たどる癖はもうやめられたんだ 

ぼろぼろになったあの日よりは 少しだけ進めたのかな 

 

コメント:「雨上がりの小幡駅~想い出ぼろぼろ~さようなら愛しき人よ」で歌われたあの1日から、ある程度時が過ぎた、とある日の設定です。 

ぼくだけの感覚だとは思うのですが、「携帯で消した名前をたどる(探してしまう)癖」がなくなった時=失恋から抜け出しはじめる。という光景が、旭前駅の小さなロータリーにあるベンチに座った時これが浮かびました。 

 

5:アパート旭 

来週あたりの不燃のゴミの日にこの想いも 

出せたらいいのに 情けないボクはめぐるけれど 

この想いはもう 曜日を間違えた時みたいに 

また持ち帰って 明日を待つしかないんだね 

今日が変わらなくても 

 

コメント:「アパート旭」というのは実在していて(今はわかりませんが)、まさに昭和のアパートという外観で、歌の世界も普通に生活している光景が浮かびました。。。そこに二人の幸せも詰まっていて、だからこそ主人公は、一々思い出してしまう。さらに風見鶏特有の失恋という世界をゴミ出しという行為に巧くリンクさせる事ができた1曲になりました。「曜日を間違えた時みたいに また持ち帰って・・・」ここが気に入ってます。余談ですが、M.Aさんはこの曲を聴くといつも泣くそうです(いったい何があったのでしょうか?) 

 

6:運命を感じたおまけの日 

運命を感じたおまけで 

今日という日が残っていたんだ 

向かいのホームに君がいてさ 

バツが悪そうに挨拶した 

 

運命は空振りの三振で 

上げた手を電車が遮って 

気持ちもあの人もさらってく 

栄町行きの瀬戸電が 

 

コメント:この10曲の中では、1番最後にできた曲ですが、1番最初の曲「雨上がりの小幡駅」とは、駅は違えど、まだ忘れられない彼女に出会うという歌。 

それも「雨上がりの小幡駅」とは上り下りが逆になっています。 

もう終わりなんだぞ!いい加減に気づけよ!と、神があえて忘れる為に与えたおまけという設定。(というのは、ちょっと強引過ぎな世界でした) 

 

7:雨上がりの小幡駅 

雨上がりの小幡駅 反対の電車の中 

あの子があいつといて 楽しそうに笑ってる 

一緒にいたときには 見た事のない服を着て 

見せた事ない距離感で あいつと笑っている 

 

コメント:こっからはじまるわけです。この事実から風見鶏が、はじまっているのです。 

 

8:矢田タイムマシーン 

あぁ声もかけず さようならをしよう 

あぁこの電車は 想い出行きです 

 

あの夏の日 そろい浴衣で 見上げた花火 

可愛かっただなんて 最後に思えば 

ドーンと響いて 歓声が湧き 二人に咲いていた 

目一杯の幸せは もう消えてゆく 

 

コメント:電車の中で、母親となった元カノを見かけるという設定。せつないんだけど、ちょっと微笑むことのできる歌にしたくて・・・。あと矢田川の花火にも行きたかったなぁ~との思いからこの曲になりました。 

 

9:青い春で尼ケ坂 

秋の桜並木 茶の葉がひらり落ちて 

あの日のあの言葉もふらり帰って来る 

片山神社で遂げた 人生初の告白は 

どこか今も傷として残る「ごめんなさい」 

 

コメント:中学の時、同級生が教室で、みんながいる中、告白をして、間髪いれずにその子に「ごめんなさい 私嫌い~」と言われたのです。その衝撃たるや、今も笑い話として、その事を言う同級生。だけどその断り方・言い方!その場の男子全員がトラウマになるくらいでした。その事がうまく歌になりました(笑) 

 

10:ここは栄町 

あぁここは栄町 終点だけど 向きを変えたら 

あぁ人生のように 次の駅へとまた発車しよう 

 

コメント:やはり恋破れるのですが、それでも前向きな曲にしたくて、あと終点駅なので、 

また発車するという事をリンクさせてこのフレーズになりました。 

本当にこれで風見鶏第1章は終了です。 

そして第2章のはじまりです。 

 

ほんとに「ありがとな」です。