Beauty and the Beast | きなこ と ぱなっち

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きなこ母と娘ぱなっちの楽しい毎日です。

 

 

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美女と野獣を観ました。

実写版です。
アニメとどっちがいいかと訊かれると、わたしはアニメ版ですね。

アニメ版がどれだけ完成されていたのかを確認するために
今回人間でリメイクしたんじゃないかと思えるくらいです。

ま、元のアニメもディズニーなので、
わざわざストーリー(せりふ)や曲を新しく作成する必要はないわけで。
それを考えても、元の映画の完成度の高さが分かります。

でも、付け足されている要素もいくつかありまして、
プリンスとベルちゃんの幼少の頃のエピソードが加えられています。
どちらもお母さんを早くに亡くしているのですね。
原作本を読んだことがないので、この部分、本当はどうなのか知りません。

歌は、みんな上手です。
アニメ版にひけをとりません。
ですが、、、ダンスがなーー。
アニメの完成度が高すぎるので仕方ないとはいえ、もうちょっとなんとかならなかったものか。
特に、ベルちゃんと野獣のダンス(上のシーン)は、わたしは不満です。
大好きな、“Be Our Guest” も、今一つでしたね。
ユアン・マクレガー、良くがんばったけどね。
ってか、CGの問題か。

ま、とは言え、
ベルちゃんの "The Sound of Music" モーメントや
ルミエールの "Singin' in the Rain" モーメントや、
それに続く、“Be Our Guest” 終盤の超現代風ダンス(どの映画からなのか思い出せない)など、
他のお馴染み映画を観てないとついてこれないぞー、なオタッキーな部分は楽しいです。

ユアン・マクレガーと言えば、
スコッテッィシュ・アクセント以外の英語(この場合フレンチ)も喋れるのね、とびっくり。

その相棒、時計のコグスワースに奥さんがいたのにびっくり。しかも村人の嫌な女!
でもさー、この人達、何十年も呪いにかけられていたのよね?奥さんいたとしても死んでるんじゃ?
奥さん死んでないにしても、旦那が宮殿で働いていて、ずーーっと帰ってこなくて、なんで、探しに行かなかったの?
しかも、その宮殿は忘れ去られているって、やっぱりもう奥さんが死んでるくらい長いこと放置されていたんじゃ?
と、思っていたら、ぱなっちの解説。
呪いをかけた魔女は、村のはずれに住んでいるアガサだったのですが、
同時に村にもこの宮殿や王子のことを忘れ去るよう、呪いをかけたのだそう。
そして、その場で時間も止まったというかタイム・ループに入ったのだそう。 
ほー、ほー。やはり、ネイティヴの解説は分かりやすいですね。
その他、ポット夫人の旦那さんは、村の陶工だそうですよ。
映画冒頭で、ベルちゃんに、「何を忘れたのか忘れちゃった。」と言っているそうです。
まだ観ていない人、注意して観てくださいね。

「女のくせに本なんか読んで!」って、ベルちゃん村人からいじめられて、いったいいつの時代の話よ!

ガストンがあまりにもガストンそっくりで、びっくり。

ガストンのお付の者(Lefou - おばかさんという意味。でも、La Cage au Folle という映画はゲイのお話でしたね)がゲイなのに、びっくり(ディズニーとしては快挙!)。

王子があまりにもいけてないのに、びっくり!

古いフランス映画では、ガストンと王子は同一アクター(ジャン・マレー)が演じていたので、
これもそうなのだとばっかり思ってました。
そりゃそうだ。ディズニー・アニメを実写化しただけなので、
別に大元のフランス映画を踏襲しなくてもいいのよね。

ちなみにですが、パリのディズニーランドは、

わたしが行った2007年は、眠れる森の美女城でなくて、美女と野獣城でした。

ディズニー・キャラクターに会えるコーナーで、ベルちゃんに会えるとウキウキ並んだら、

迎えてくれたのが野獣で、ちょっとがっかりしました。詳しくは、こちら ―→


ってことで、わたし、この王子はいけてないと思ったんだけど、どう?