僕は明日、昨日のきみとデートする | きなこ と ぱなっち

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きなこ母と娘ぱなっちの楽しい毎日です。

 

 

 

LA LA LAND に続いて、非常に印象深い映画を観ました。
わたしは、号泣でした。慟哭もの。
「これ、凄いから観てみ。」と薦めたところ、
素直に従ったぱなっちも、号泣してました。
ここ数年で、一番泣けた映画です。


ストーリーはこちら
ネタバレありなので、まだ見ていない人は、読まない方がいいかも。


機内誌で簡単な映画紹介を読んでから観ていますので、
女の子に秘密があることを最初から分かっています。
その秘密がなんなのかなーと想像して観ているのが前半。
僕が、「小さい頃池で溺れて、見知らぬ女の人に助けてもらったことがある。」
と話したので、その女の人というのは、この女の子なんだろうなと、容易に想像はつきました。
でも、タイムトラベルしたようには見えないし。
出会ったときから妙に慣れ慣れしいのも、不思議。
なんでそんなことまで知ってるの?(お茶を煎れるのに、お鍋でお湯を沸かすとか)も、不思議。
もしかして、幽霊?--には見えないし。
宇宙人?--なわけないよね。
と、そんなことを考えながら、見ていたわけですが、
中盤で、あっさり秘密は明かされます。
タイトルにあるように、明日と昨日というのがみそなわけなのですが、
なるへそと思うと同時に、それまでの女の子の行動の意味が理解できて、もう涙が止まりません。
この女優さん、演技素晴らしい。
ってか、監督の演出がいいのか。

わたしには、「もう会えないと知っていて、楽しい時間を過ごしている。」という経験があります。
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映画に感動するのは、どれだけ感情移入できるかにかかっていますが、
これはもう、あのときの痛みが蘇り、
感動というよりは、自分が可愛そうで泣いていたのでしょう。
そりゃー、泣き崩れるわなー、と思いつつ。

ところで、最後のシーン、分からないのですが。
「やっと彼にたどり着いた。」とかってシーン。
あれは、彼の時間と交差することがなくなって、
彼の世界に完全に入っちゃったってこと?
でも、そうすると、起こるべきことが起こらなくなるし。。。。