Now Is Good | きなこ と ぱなっち

きなこ と ぱなっち

きなこ母と娘ぱなっちの楽しい毎日です。

映画いっぱい見てるんです。
レヴューを書きたい映画いっぱい溜まっています。
ま、読んでる人あんまりいないし、いいか。

ときどき、眠りに落ちる瞬間を感じることありますよね。
そして、自分がどこにいるのかどっちを向いて寝ているのかも分からなくなること。

ボケの進んだ父が、ときどき
「あー、じーちゃん、眠りこけて、分かんなくなっちゃった。」
と言いながら、慌てて起きてくることがあります。
怖いんだと思います。
目覚めて、自分がどこに居るのか分からなくて。


家が借家なので、自分が死んだら、ぱなっちの住むところがなくなってしまう
と、それが恐ろしくて、家関連の悪い夢をしょっちゅう見ています。
銀行の口座などは即閉じられてしまうらしいし。。。
今、死ぬわけにはいかない。

と、脅迫神経症満開ですが、
ある日、眠りに落ちたと同時に、
ある悟りがありました。
死ぬというのは、こういうことなんじゃないかなと。
ボトッ覚醒時の意識が消えて、
残るのは、形にならない意識だけ。
右も左もないし、上もなければ下もない。
そして、二度と目覚めることはない。

死ぬのは、そんなに怖いことじゃない。


そんな悟りのあった後観たのが、

17歳のエンディングノート


言わずともがな、恐ろしい映画です。
親は見ちゃいけません。


この映画の中、
家で死ぬことを選んだダコタちゃん、
ほとんどずーっとうつらうつらしている状態になるんですが、
「あぁ、落ちる!落ちる!わたしを落とさないで!!」
と、怖がるシーンがあります。

わたしが眠りに落ちるのを感じるときと同じ。


実際に死ぬのは、やっぱり怖い。


残される方は、それよりもっと怖い。
新薬や新しい治療法を捜し求めて、
ダコタちゃんからうざがられているお父さんは、
「死んで欲しくない。」と号泣します。


子供は、親より先に死んでは、いけないのです。


[DVD] 17歳のエンディングノート
¥3,099
楽天