これは、やりきれない映画。
アーロン君と不思議の国のアリスちゃん出てます。
アーロン君は、ものすごくヤなダメ男役。
何度も言うけど、こんなに仕事がんばってるのに。。。。
早く目を覚ませ～～～！
アリスちゃんは、
これまた何度も言うけれど、
世界一しかめっつらの似合う女優です。
グレン・クローズは、小柄な女優だったんですね。
大女優のせいか、大柄な女性だとばっかり思っていました。
ぱなっちが
「もう、ノッブス氏、かわいくてしょうがないっ！」
と大絶賛。
痛々しいまでに、ひっそりと慎ましやかに暮らすウェイターです。
そのアルバートの人生は、
もう一人の男装のペンキ屋の出現で、
大きく変わることとなります。
（このペンキ屋と女装して海へ行く姿が、まるでLittle Britainの女装好きの二人にしか見えなかった）
でも、ここでなぜアルバートがアリスちゃんと結婚を夢見ることになるのか非常に疑問。
アルバートは、女が好き（レズビアン）で男装していたわけではなくて、
それしか生きる道がなくて、男装していただけなのですから。
男に恨みがあって、男が大嫌いだったことは事実ですけどねー。
ぱなっちの解釈だと、
長いこと男として生きてきたから、それ（女と結婚すること）が、
彼にとっては、一番自然な結論。
悪い男、アーロン君にたぶらかされているアリスちゃんを
放っておけなかったのかもしれません。
あー、それにしても、
アリスちゃんなんかに惚れないで、
自分一人でタバコ屋を開こうと決心していれば、
こんな悲劇は起こらなかったのに。
アルバートの死を確認した医師は、
そこで初めてアルバートが女であることに気付きます。
"Dear Jesus, I don't know what makes people live such miserable lives. "
「おぉ、神よ。何故に、このような悲惨な人生を与えたもうたか！」
すばらしい！とは言えないまでも、
一応観ておいた方が良い映画です。
- アルバート氏の人生 【DVD】
- ￥3,283
- 楽天