弟チャーリー・シーンの奇行の影で
あまり露出度が高くないエミリオ・エステベスですが、
いい映画人なんじゃないかと思います。
その父マーティン・シーンを主演に据え、
監督・脚本・製作・出演と何役もこなしています。
巡礼の旅の初日に事故で亡くなってしまった息子の遺体を引き取りに行った父は、
そのまま息子の意思を継いで、巡礼の旅に出ることにします。
サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路というものの重さが分かりませんが、
巡礼の旅というくらいなので、重い覚悟なんだろうなと思います。
徒歩の旅というのは、辛そうだったし。
巡礼の先々でいろいろな人々と出会い、
それぞれの胸の内、それぞれの巡礼の理由が交錯します。
父と息子というのは、いろいろ葛藤があるのだろうな。
分かり合えたときには、遅過ぎた。。。
ということのないよう、人生を過ごしましょう。
母と娘であっても。
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