Never Let Me Go | きなこ と ぱなっち

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きなこ母と娘ぱなっちの楽しい毎日です。


で、イマジナリウムで好演していた男の子
(そして、この男の子は、現役スパイダー・マン。)
が出ていたのが、
『Never Let Me Go わたしを離さないで』。

タイムリーにも、現在舞台で上演中!


どっかで聞いたことあるタイトルだ、ヘタすると本持っているかも~~と思っていたら、
『日の名残り』のカズオ・イシグロ氏の小説でした。
『The Remains of the Day』は、本買っちゃったんだよね、いい映画だったから。

で、『日の名残り』のように余韻の残る時代劇なのかなと思っていたら、
意外にも、SFでした。
で、わたしには、ちょっとなーーー。
理由は、使っている俳優達が若過ぎました。(舞台も若すぎるよーーー。)
新人とは言わないまでも、ジュニア過ぎ。
だめです、もっと重鎮使わないと。
重鎮シャルロット・ランプリング氏出てましたが、
事の成り行きの時間設定的に、主役の三人が若過ぎ。
その主役の中でたった一人光っていたのが、
アンディ・マリー似のトミー。
ちょっと頭の弱い青年を上手に演じていました。
生きようと決意してからの必死さが泣けました。
お相手の女の子は、たぶん『An Education(これもレヴュー書こうと思っていたんだけどねー)』の子だと思うのだけれど、
世の中を覚めた目で見るにしては、幼い気がした。
見た目の問題なんですけどね。
愛する人(トミー)を喪ってからの、
もう生きていてもしかたがないと覚悟を決めた姿には泣かされましたが。
どのカテゴリーに入るのかしら。
ロマンティック・チラーとでもいうのかな。