たった1日だけ咲く花。
夜になると、花を閉じて、落下してしまいます。
そのはかなさゆえか、美しさが際立っていました。
ホリデイ最終日。
遅い朝食をランチ間際まで。
到着した日に着いたテーブルの一つ隣のテーブル。
ウェイトレス嬢ミレルマは、わたしのことを覚えていてくれて、
席に着くと、「カプチーノ?」と。
日本の(わたしが知っている)ホテルの朝食ヴァイキング、
一つ不満なのが、コーヒーが、コーヒーしかない。
ラッテやカプチーノが頼めない。
紅茶は家で飲めるから、外に出たときは、ラッテかカプチーノを飲むのが常。
家で豆からコーヒーを煎れるのめんどくさいし、
外では、挽き立てコーヒーを飲む。
でも、さほどコーヒーが好きなわけではないので、
カフェ・オ・レにするわけだけれど、
どうせミルク入れるなら、泡立っていて欲しい。
でも、日本のホテルで、それが可能だったところに泊まったことがまだない。
どうせ和食を選ぶからいいのだけれど。日本茶飲むよ。
あと、日本では、ほとんど需要がないだろうから、
なくても別にいいけれど、
ヨーロッパのホテルには、オムレツ・バーがある。
好みの具を入れて、オムレツを焼いてくれる。
目玉焼きも焼いてくれる。
日本には、温泉卵がおいてあるから、いいよね、別に。
これ、なんとなく、列に並んでしまうの。
時間のない朝(前日のような小旅行のある日)は、無理なのだけれど、
朝が忙しくなくて、気持ちに余裕がある日は、食べた。
卵、好きなわけではないのだけれど。
イングリッシュ・フル・ブレックファストは、イギリス以外では、食べたくない。
コンチネンタル・ブレックファストは味気ない。
やっぱり暖かいものが食べたいよね、となると、オムレツなどが手ごろ。
サラダと共にもりもり食べられる。
ハラペーニョのピクルスが絶品。ナスのピクルスも。
アメリカ風にパンケーキ、ベルジアン・ファッフルとかも焼いてくれていました。
が、甘いものはあんまり食べたくない。おやつにならいいけど。
パンの種類もものすごくあったのだけれど、
特にクロワッサンは焼き立てを随時補充してくれていて、常に熱々ぱりぱりで嬉しかったです。
パンというかチャパティにつけて食べるディップも豊富。
そのなかで、フムスの上にふりかけられていたむらさきのものに注目。
ゆかり?
見た目といい味といい、ゆかりにそっくり。
右下の紫のふりかけがそれ。
ミレルマに訊いたら、シェフに訊きに行ってくれて(アラブ人じゃないから知らないのね)、
スマックと言うらしいです。
何気ない野菜スープですが、これも絶品。
何で出汁とってるんだろうなぁ?
朝食後は、ヴァージンのコンシエルジュへ行って飛行機のチェック・イン。
自宅と日本に絵葉書(恒例のぱなっちの絵手紙)書いて、
荷物の整理など。
日中外に出れないんだもん。
泳いでいる人いるけど。
ちょっと日が翳ってきてから、外に出ました。
レストランの一つは、プールの中が見える水族館構造になっていて、
こんな写真が撮れます。
初日に載せた日暮れのプール・サイドは、
実は、最終日、この日に撮ったもの。
プールのタオル・ボーイ(ガーナ人)も、
「また来年もおいでね。」って。
うん、来たいよ。けど、
「夏休みである必要はない。」って、ぱなっち。
ほんと、冬だよね、冬。来るなら。冬があれば。
でも、冬は高そうだよー。
ちなみに、今年の冬休みは、学校が第一週まるまる休みで、
クリスマス以降、休みを取りやすい日取りとなってます。
ま、来年だな、行くとしたら。