- 翔太と猫のインサイトの夏休み
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哲学的考え方を説いた本。
恐ろしく退屈な一遍
ものすごく書評が良かったので買ってみたのだけれど。
わたしの中での宇宙観
（この本に書かれている哲学的問題）はすでに出来上がっているので、
そのことについて誰かと議論するつもりはないし、
誰かから議論をふっかけられたくない。
子供のストーリー風に書かれた大学の教科書だそうですが、
まぁ、そのくらいの年端の哲学を目指す青少年には、
「哲学的とはどういうことなのか？」
ということを説く本としては、成功していると思う。
ただし、考え方を示しているだけで、なんら明快な答えを提示していないので、
科学系の人間には厳しい1冊。
哲学が学問としてが成り立つこと自体が不思議。
ただの屁理屈屋さんなんじゃないの？