日本で観た映画なのだけれど、もたもたしているうちにKidsClubになっちゃったよ
我が故郷では吹き替え版だったので、ぱなっちが、
「(英語で)観たいよ~みたいよ~」
と言っていた作品。
あたくし、旧ベスト・キッドって観たことないんです
でも、お師匠様のミヤギ先生はあまりにも有名なので、知っています。
でも、映画を観たことがないので、イギリスに来るまで知らなかった常識が!
「Wax on, wax off.」
というのは、師匠が空手の基本を教えるときに使った動きなんだそうな。
車にワックスをかける動作ね。
奴に、「(日本人なのに 注:イギリス人は、日本人は誰でも空手ができると思っている)そんなことも知らないのか?!」と、言われました
日本で言えば、「流行語大賞」。
1984年を代表する現象(?)と言えば、wax on wax off。
そのくらい、米英では常識な言葉らしいのです。
で、今回はワックスに変わって、
「Jacket on, jacket off.」
これが、どんなに大切な基本動作なのかは、映画で確認して下さいね。
もちろん、wax on wax offも健在。ちょこっと出てくるからお楽しみ。
ということで、こうした予備知識があったおかげで、すんなり内容がつかめたこの映画。
もちろん、予備知識なしでも大丈夫。
お師匠様は、パット・モリタ氏に変わって、ジャッキー・チェン。
どこぞかのインタヴューで、
「アクション・スターをいつまでもやっているわけにはいかない。ちゃんと演技のできる俳優として認めてもらいたかったんだ。」
と言っていた通り、カンフーよりも演技に重きをおいております。
でも、もちろん、カンフーもしっかり披露してくれます。
ところで、なんでこれ、原題はカラテ・キッドなんだろうね。
クンフー・キッドでもよかったのに。
邦題も、なぜわざわざ"ベスト"と変えたのだろう??
1984年の段階では、「空手」があまり受ける言葉と思われていなかった?
ちなみに、「カラテ」は、すごい人気があります、イギリスでは。
名前関連でもう一つ疑問をあげると、
なぜに、ジャッキー・チェン?
Chanさんなんだけど。
で、カンフーを習う少年は、ウィル・スミスの息子。
これは、すごいわ。
黒人でクンフーの使い手とあれば、向かうところ敵なしですね、この先。
(いや、実生活では使わないか?)
この子がまた、ぱなっちと同じことで、お母さんに叱られてるの。
お母さん、あたくしとまったく同じせりふで叱ってます。
きっとどこの家庭でも同じことを子供に言っているんだろうなぁ。
「いったい何回言われれば覚えるの?服はきちんとかけなさいっ!!」
他には、
タカ and トシのタカ(?でぶの方)と、寺島しのぶと、孫悟空(イメージ)が出てます。
なんか中国人俳優ってすごいな。
才能があふれていると言うか。
日本の子役の数段上いっている。
わたしは、楽しめた映画です。
オリジナルが観たくなったことは言うまでもありません。