イギリスのいちごは甘くない。
赤ん坊というのは、なぜだかすっぱい果物が好きだ。
もっとも、赤ん坊にチョコレートを与える親はめったにいないだろうから、
ほとんど味のない離乳食を与えられている赤ん坊は、少しでも甘みのある果物を口にすれば喜ぶのだろう。
というわけで、ぱなっちもいちごは大好きだ。
わたしにはちっともおいしいと思えないイギリスのいちごであるが、
食べやすいと言う点からも重宝で、惜しみなく与えていた。
ところが、ある頃からぱたりといちごを食べなくなってしまった。
日本に里帰りしているうちに、日本のいちごはとても甘いということに、流石のぱなっちも気付いたからだ。
そこで、Pick Your Ownという、野菜果物の摘み取りのできる農場のお世話になることとなる。
楽しいし、おいしい果物が食べれるということで、毎年通っていたが、
今年は、暇なくせに、あれやこれや忙しくて出かけられない。
そんな折、すごくおいしいいちごを発見しました。
イギリスのいちごも沢山のヴァラエティがあるのですが、
SONATAという品種、おいしいです。
そして、とてつもなく甘いのが、ALBION
とろけるほどに甘い。
そして、冷蔵庫の中で、ほんとうにすぐにとろける
1パックが大体300~500グラムくらいなので、他の品種だと消費するのが大変なのですが、
これならおいしいので二日くらいで食べきります。
この夏のお薦め。
それと、夏だと言うのに、おみかん、おいしいですよね。
イギリスでは、サツマという名前で呼ばれていますが、日本のみかんです。
地球の裏から運ばれてきているんだろうな(エコでない)とは思うのですが、
おいしいので、こちらも常備果物です。