大型連休後半、5月3日は朝9時から鉄道模型イベント準備のお手伝いに出かけました。

鳴門市の某施設が主催のイベントで鉄道友の会四国支部協力というイベントが5月4日と5日に行われました。

 

鉄道友の会といえばかれこれ20年くらい前に退会しているのですが、有り難いことに退会後にも支部報冊子を送って頂いたり、写真展や模型展に度々参加のお誘いを頂いております。

退会直後の頃は支部内での役割分担とか、誰がどういう人なのか理解出来ていたので比較的参加しやすかったのですが、20年も経つと世の中も大きく変わっていますし、内部事情もさすがに想像が及ばなくなっていると思います。

 

正直なところ、「鉄道友の会」名義の行事に、私個人で参加するには事前情報や打ち合わせが無いと来場者対応や責任を請け負うことが難しくなっています。鳴門市の施設での行事も今まで何度となく個人参加させて頂いておりましたが、おそらく今回が初めて

となる「プラレール」の展示がありました。市側の希望があったのでしょう。ただ・・・事前のチラシにはプラレールについては一切書かれていなくて、私がプラレールの展示を知ったのも3日(公開前日)でした。

そして、私の展示物は。そのプラレールの隣とのこと。

えっと・・・アセアセ私が依頼された展示物って実はコレだけなんですけど・・・。アセアセ

 

 

しょぼっ!笑

依頼されていたのは「徳島駅前バスターミナル」だけでした。

にも関わらず、なぜか与えて頂いたスペースは広々と机3枚分。

写真では机の右半分ほどしか見えていませんが、左側は空きスペースとなってしまいました。

そこで急遽念のために持って来ていたバスコレ走行セットを広げてみました。

事前に情報頂けていれば、空きスペース分他の展示物を用意出来たのですけど・・・。えーん

 

鉄道のイベントなのにぽつ~んと。バスばっかりのコーナー。場違い感半端ない。笑

 

プラレールは左横に続くテーブルで行われるとのことでしたが、この日には設置されませんでした。

 

なお、上記バスターミナルの展示については、「設営と撤去は可能だが、展示中の常駐は出来ないかも知れない」旨は鉄道友の会の方へ4月21日中にお伝えしていました。

 

 

この日(5月3日)の夜は空港へ姉を迎えに行きました。

実は姉が帰省中に剣山へ行きたいということでしたので、私も便乗して34年ぶりの剣山へ行ってみたいと思い、模型展常駐出来ない旨お伝えさせて頂いておりました。

 

そんなこんなで、翌4日。朝5時過ぎに自宅を出発。

あわよくば剣山へ行く前に、模型展の空きスペースに展示物追加を目論んでいたのですが、そんな甘いものではありませんでした。ほぼほぼ眠れていないままの5時出発。寝不足で山歩きって危険じゃないのかぁ~?

 

なんせ登山口まで自分で運転して行くのも34年ぶり。道中の記憶ってほとんど忘れてます。こんなに遠かったっけ?

 

 

1990年7月、日本アマチュア無線連盟の徳島県支部総会で訪れたのが前回。そして初めての剣山登山でした。

(リフト利用ですけどね。笑)

無線家にとって山は電波をより遠くまで飛ばすため、一部の方には山登りとセットで楽しまれていると思いますがさすがに「支部総会」の行事が登山口までクルマ、リフト運賃の負担、リフトから山頂までの徒歩を伴ったことは批判の声もあった様です。

バリアフリーや合理的配慮を必要とされる現代ならあり得ない支部総会会場ですよね。今となっては貴重な経験をさせて頂いたと思います。当時の私は学生(の夏休み)でしたし、総会でも学生待遇。役員の大人から(支部の会計で)食事を奢って頂いたりと、こちらも今ではコンプライアンス面で指摘されそうですね。今の若い方々には申し訳なく感じます。

 

ところで、'90年の私が手に持っているのは・・・

 

 

山頂に設置された案内版のレプリカです。鋳物で出来ている様なので同一の型で複数作ったのでしょう。

今回34年ぶりにこの案内版と再開するのも楽しみにしていたのですが、残念ながら見つけられませんでした。

 

もしこの案内版について何かご存知の方がいらっしゃいましたら、コメント頂けますとさいわいです。

単に私が見つけられなかっただけで今も残されているのかも知れませんし、既に撤去されたのかも知れません。

いつ撤去されたのか、どの場所にあったのかなどとても気になっています。

 

さて、今年の話しに戻ります。

「こんなに遠かったっけ~」って登山口目指してドライブを続け、第一駐車場付近に到着したのが7時30分頃。

前夜に調べた通り7時過ぎには第一駐車場は満車となっていた様です。

ガードマンさん、朝早くからご苦労さまです。案内に従って祖谷・三好市内方面へ。

とたんに、路駐!路駐!路駐!えええええっ!この様子では第二駐車場も満車か?

というか、第二駐車場ってどこまで走ればあるのよ?行けども行けども路駐ばっかりやで。登山諦めてこのまま三好方面いっちゃう?と心配になったところで、空いてました第二駐車場。

 

クルマを降りて、今来た道を登山口まで歩く途中、リフトが見ました。前夜に調べたところではリフトの営業時間、9時からの筈でしたが8時前から動いてる。登り方向をよくよく見ると人が乗ってる。動き始めたばかりだろうか?往路は徒歩で登る予定でしたが、リフトが動いてるとなると・・・。グラサン

やや待て。だとしたら駐車場や路駐のクルマの数からして、乗るまでに行列が出来てたり・・・?とりあえず様子を見よう。

 

目

 

8時丁度くらい。あっさり乗れました。

 

 

 

往復搭乗券。見ノ越までのマイカー運賃はウチ持ちなのでリフト代は遠慮無く姉に出してもらいました。

 

 

西島駅まで歩いて登ると約50分とのことで、リフトだと15分だそうですからリフトで35分くらい短縮出来た感じでしょうか。

時短というより体力温存か。

 

西島駅からおよそ40分の山路を歩き、頂上ヒュッテ前からの眺めです。

 

 

淡路島と小豆島は写真からもなんとか確認出来るかと思います。

 

 

剣山神社にお詣りをして神社の裏の頂上広場(平家の馬場)へ

 

 

ミヤマクマザサなどの植生を守る為に1994年に木道が整備されたらしい。

 

1990年の写真を持ってくればよかったな・・・。今回は姉と来て、このあと次郎笈を目指してたので平家の馬場の木道は隅々まで歩きませんでした。

アンテナがいくつか見えるので、鋳物の案内版も残ってるとしたらアンテナの近くを探すべきでした・・・。

時間が余る様なら、また帰りに探してみようとこの時には思っていました。

 

 

山頂の一等三角点

 

1955メートルは西日本では二番目。一番は愛媛県の石鎚山。

 

剣山山頂から次郎笈まで約1.5㎞の道のりの半分くらいのところから、今降りてきた道を振り返ったところ。

分岐の左方向はリフトの西島駅への遊歩道コース。写真では勾配緩そうに見えるかと思いますが、ここまで「下り」続きで大腿四頭筋が既に疲労。

 

みうねへの分岐点からが急坂

 

わんちゃん2頭を連れた方がいらっしゃいました。

このほかにも、もう少し小型のわんちゃんが途中で歩くのを拒否してて、抱っこして歩いている子どもさんも見かけました。

 

 

剣山の三角点から70分。足は生まれたての子鹿の様にプルプルです。笑

時間は10時半頃。

 

標高1930メートルは四国では剣山に次いで3番目。西日本では剣山の次に宮之浦岳が続くそうで、1936メートル。次郎笈よりも6メートルだけ九州の宮之浦岳の方が高いみたいです。

 

次郎笈で20分ほど座って持って来たようかんとお茶で休憩しました。

 

お茶を飲みきってキャップをして持ち帰ったら・・・・

 

気圧差でこの通り。笑

 

次郎笈からの帰りは後から来る人に度々道を譲りながらゆっくりとちょこまか歩きで滑落しないように気をつけました。

とくに西島駅方面への近道となる遊歩道コースは道の勾配がやさしい代わりに道幅が狭く、右は山肌、左はほぼ崖に近い急斜面。

ひとり分の立ち止まれるスペースを見つける都度、プルプル震える足がカックン膝折れして追い抜き中の人やすれ違う人を急斜面へ突き落としてしまわないかヒヤヒヤしながら、何人も何人も「お先にどうぞ~」。

 

姉は私とは逆に、先を行く人が写真撮影の度に立ち止まって、ゆっくり歩いてるとその人たちに追いつかれて、写真の都度抜きつ抜かれつになるので、スピードアップして写真の人たちに追いつかれない速度でリフトの駅まで歩いたらしい。

よちよち歩きでようやくリフトの駅へたどり着くと「遅かったなぁ」って姉。

 

いやいや、もうね、大腿四頭筋限界やねん。無理して滑落でもしてたら運転手おらんねんで。帰られへんようなるであーた。

段差で後ろ体重なって滑ってしりもちついて、「大丈夫ですか?」、大きな段差で衝撃を吸収しきれずそのままへたりこんで「大丈夫ですか?」って次郎笈から西島駅までの間2~3回すれ違う人に笑われた心配された・・・。

┓(´д`;)┏やれやれ。

 

お昼12時半ころに下山のリフトに搭乗。

リフトを降りた瞬間にまた膝から崩れるんじゃないかと心配で足をぷらぷら動かしてみたりしてましたが、なんとかコケずにリフトを降りられました。

 

山では羊羹をちゅるっとすすっただけ。また、朝も早かったのでリフト前の売店でソフトクリームを食べてからクルマへ戻りました。前夜から殆ど眠れてなかったし、歩いた疲れで満腹まで食べると運転中に眠くなりそうだったので、ソフトクリームでちょうど良かった。

 

第二駐車場まで歩く途中、朝以上に路駐が目立ちました。路駐の2~3台には三好警察署が10時頃に貼ったらしい警告チラシがワイパーに挟まれていました。

 

路駐の道を対向車に気を遣いながら戻って・・・。その先も小一時間続くクネクネ山道にも対向車を警戒して緊張。

 

姉に「寄って帰るところある?」

早く帰って寝たい気持ちも併せ持ちつつ、せっかくのドライブなので寄りたいところがあるなら寄っておかないと勿体ないかと思い、訊いてみると・・・。

 

続きは次回に。ここぞとばかりに山歩きの後もこき使われた?

 

今日もここまでおつきあいありがとう。次回もどうぞ宜しくお願いします。

またね~。バイバイ