「幹細胞培養上清」を聞いたこと無くても「エクソソーム(Exosome)」は聞いたことがあるという方が増えています。
美容の商品でも「エクソソーム(Exosome)」と謳う商品が増えています。
当社もそうですが。。。
でも、実際にエクソソーム(Exosome)成分が配合されていますし、当社のエクソソーム(Exosome)ブースターに関してみれば植物エクソソーム98%ですから、ほぼそれで構成されていると言えます。
さて、話を戻し、エクソソーム(Exosome)ですが、なぜここまで人気になってのでしょうか?
私は、有名YouTuberの影響かとも思います。
彼らが、YouTubeで言ってることは間違っていませんが、正確でもありません。
そもそも、エクソソーム(Exosome)とは?
エクソソームとは細胞から分泌される「細胞外小胞」で、特に注目すべき機能は、細胞間の情報伝達に使われている点です。
すなわち、メッセンジャーの役割なのです。
エクソソームを受け取った細胞では、生理機能や機能的な変化を引き起こすことが明らかになってきており、具体的な変化としては全身の体性幹細胞を活性化する他、高い皮膚再生・血管再生作用、複数の抗炎症作用などが確認されていると言われています。
その、エクソソームは幹細胞培養上清に含まれているものです。
幹細胞培養上清には、たんぱく質や成長因子(サイトカイン)などの有効成分を多数含んでおり、この有効成分を目的の細胞へ届けるために必要なものがエクソソームです。
メッセンジャーですから。
幹細胞培養上清に含まれている有効成分というたんぱく質や成長因子(サイトカイン)はどのような役割なのか?
そもそも、成長因子は加齢とともに減少していき、10歳をピークに20歳を超えると急激に減っていきます。40歳の時にはピーク時の半分以下の40%まで下がります。
成長因子が減少すると、肌のしわや、ハリ・弾力の減少原因になります。
老化とは、成長因子(再生因子)の減少、すなわち幹細胞の減少なんです。
その、成長因子が含まれているのが幹細胞培養上清で、その中にエクソソームという細胞間情報物質(メッセンジャー)が含まれてるということなんですね。
なので、エクソソームだけを抽出して点滴をするなどがあるみたいですが、これに関しての効果を私なりに分析すると、細胞間情報物質(メッセンジャー)だけなので、身体の修復が必要な箇所を早急に探し出し、自分自身が元々持つ成長因子(再生因子)で修復させると言うことになります。
ということは、先ほど書いたように、年齢と共に減ってくる成長因子(再生因子)ですから、エクソソームだけを体内に入れても減った自分の成長因子(再生因子)では修復が遅いのでは無いか?と考えられます。
成長因子(再生因子)が多く含まれてるという幹細胞培養上清を体内に入れることが重要。
そもそも、幹細胞培養上清には、成長因子(再生因子)もエクソソームも含まれてるわけですから、エクソソームだけをあえて取り出すという手間を挟む必要が無いのでは?と考えます。
その手間がコスト増にもなりますので。
さらに、ヒト由来の幹細胞培養上清は、間葉系幹細胞培養上清と言われ、脂肪由来、臍帯由来、骨髄由来、そして歯髄由来と4種類がメインです。
それぞれの由来は部位が違うので当然ながら特徴も違います。
特に、成長因子(再生因子)の種類と数です。
よくご紹介している上田実先生の書籍「驚異の再生医療」にはこのように書かれています。
「乳歯由来の培養上清がほかの骨髄、脂肪、臍帯由来の培養上清に比べて格段に優れた再生能力をもつことはわれわれの研究で証明されています。」
とあります。
当社が、必然的にエクソソームだけにこだわらず、幹細胞培養上清を中心にとらえ、その中でも乳歯由来歯髄幹細胞培養上清を選択するのは、このような意味合いからです。
現在の研究段階で最高の成分である乳歯由来歯髄幹細胞培養上清での商品開発はマストなんですね。
パナケア研究所 歯髄幹細胞培養上清のスキンケア&サプリメント製造メーカー