大阪府の文理学科受験を控えていると年末あたりに
気になってしまうのがその年の「倍率」。
12月頃に出てくる暫定倍率が高いところで「2倍」になり、ギョッとします。
高校受験で2倍って聞くと、親の方がビビりますよね。
今回は、
・文理学科の倍率がここ数年どうなっているのか
・初期段階と最終倍率の変化
・倍率に振り回されないためには?
をテーマにまとめました。
直近3年の文理学科の倍率は?
まず最初に、直近3年の文理学科の大体の倍率を調べてみました。
平均くらいをイメージしてください。
大阪の文理学科10校をまとめて見ると、ここ3年くらいはこんな流れになっています。
2023年度:文理学科全体の平均は約1.4倍前後
2024年度:全体で約1.3〜1.35倍
2025年度:全体平均は約1.3倍前後で安定
文理学科の中でも特に人気な学校は、1.4〜1.5倍近くなる学校もありますが、
多くの学校は 最終的に「1.2〜1.3倍台」に落ち着いているようです。
■12月の倍率は高く出る?ひとまず焦らない
倍率について敏感になるものですが、
12月頃に発表される「進路希望調査の倍率」は、実際よりも高くなりがちです。
つまり、
・12月は第一志望としての希望者の人数
・そのまま全員が受験するわけではない
・だから数字が高く出てしまう
ということです。
例年、12月に2倍近い数字でも、最終的には1.3倍前後に落ち着くというパターンがほとんどです。
私が息子と初めて「文理学科倍率」を見たのは小学生の12月。
茨木や豊中の倍率を見て、
「高校でこんなに倍率高いの!?中学受験かと思った…
」
と絶句しました。
でもその後、塾の先生に伺ってみたら
「希望調査の数字は毎年そんなもんです。最終倍率は落ちますよ〜」
と淡々と言われ、ガクッと肩の力が抜けました。
数字に振り回されそうになっていたのは、完全に親の方でした。
■最終的には1.3〜1.4倍に落ち着く理由
倍率が落ちつく理由はシンプル。
・希望段階→「行きたい学校」を書く
・出願時→「合格できそうな学校」を選ぶ
この差です。
つまり、
年末の進路調査票に書く段階では、「行けたらいいな!これから頑張る!」という希望的志望校
実際の出願では、色々と検討した後、現実的に決定した志望校
この2つは別のフェーズです。
だからこそ、12月頃に
「今年は高いから避けるべき」![]()
「倍率低いからチャンス!」![]()
と、数字だけで判断してしまうのはとても危険です。
倍率の数字は、好奇心で見て「へー」と知るくらいがちょうどいいでしょう。
■親が心がけたい3つのポイント
① 倍率だけで志望校を変えない
倍率は合否の決め手とは直接関係なく、情報の1つにすぎません。
結局のところ、志望校を決めるには
・本人の気持ち
・模試の結果や実力に沿ったデータ
・塾の先生の客観的な判断
この3つが軸です!
② 倍率情報は「空気感」として見る
受験生自身が興味を持って調べることもあると思いますが、
必要以上に気にさせないよう親は努めて平静を装うといいですね。
昨年と比べてどうと考えても意味はありません。
特定の学校だけ突出していないか
今年はどこが人気なのか
この程度です。数字に一喜一憂しません。
③ 最後は「積み重ね」
倍率は個人でどうすることもできませんが、実力は「今日の勉強」で変わります。
・倍率は相手次第
・得点は自分次第
■まとめ
受験生も保護者も受験校の倍率はどうしても気になるものです。
私も気になりました![]()
でも、自分のやるべきことをコツコツやっていく人が合格をもぎとっていくことは間違いありません。
不安になるのは誰でも同じですが、それよりも目の前で頑張っているお子さんの変化を見守っていきましょう!
(しかし、やっぱり興味本位で「今年はどのくらいかなー?」となっちゃいますよね…
)