パン作りを始めた頃は、とあるパン協会に所属していました。

 

 

 

最初は、家族に食べてもらいたくてパン作りを始めたのですが

次第に、このパン作りの楽しさを他の人にも伝えたいと思うようになり

パン講師をめざすようになりました。

 

 

 

そのパン協会ではパン講師になるための試験があります。

 

 

 

その試験を受けるためにほぼ毎日パンを焼くことにより

その後のパン作りの基礎ができたように思います。

 

 

 

今回は、その時様々な工夫をして

美味しいパンをつくるコツをつかんだことについて

書いてみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

課題のパンを作るための様々な工夫

 

 

今はそのパン協会を卒業したので課題パンは変わっているかもしれませんが、

当時は山型食パンとあんぱんでした。

 

 

 

 

 

 

私が特に苦労したのは山型食パンです。

 

 

 

夏の試験だったので、発酵しすぎてしまうことが多く、

捏ね上げ温度が高かった場合、生地を短時間冷蔵庫に入れたり、

保冷剤を使ってひやしたりしました。

 

 

 

また、焼成では、自宅のオーブンの熱風の流れを考えて

1本焼く場合と2本焼く場合との向きを変えたり

温度の調整をしたりと様々な工夫をしました。

 

 

 

成型では、二つの高さを合わせるのが難しく、

成型の際に真ん中にくる部分に黒ゴマを入れて

練習してみました。

 

 

 

 

これは少しずれていますが、本当であれは

中央に来るのがよく、二つの山が揃いやすくなります。

 

 

 

 

 

 

毎回同じパンを違う条件で作る利点

 

 

同じパンを毎回、違う条件で作り、

うまくできた方法は続け、改善したい場合は別の方法を考えました。

 

 

 

とても骨の折れる作業ではありますが、

それがうまくできた時は嬉しくて嬉しくて。

それだから続けられるのだと思います。

 

 

 

このような方法を続けていくうちに

 

・オーブンの使い方、調整の仕方

 

・捏ね上げ温度の調整の仕方

 

・成型の時の力の入れ方

 

 

 

などのパン作りにおける基本的な作業のやり方が

身についたように思います。

 

 

 

 

 

 

焼き上がりのパンの変化

 

 

 

今でこそパン講師をしてパン工程の作業が

できるようになりましたが、

 

 

講師試験を受けるために作り始めた頃は

あまりうまくできていませんでした。

 

 

 

 

しかし、一か月余りほぼ毎日工夫し続けたことで

こんなパンが焼けるようになりました。

 

 

 

 

 

 

皆さんも一つのメニューを作ることに集中して

ご自宅のオーブンの特徴をつかめば

必ず作れるようになりますよ。

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

講師試験を受けるためにした様々な努力は

パン作りを飛躍的に上達させてくれました。

 

 

 

パン講師としては、そのレシピで最大限美味しいパンに仕上げたいと

いう思いは強いですが、

 

 

ご自宅でご家族様のために作られる場合は、

形や綺麗さにこだわるのではなく、

 

「愛情たっぷりのパン作り」

 

をしていただきたいなあと思います。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

 

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夏休みも終わり、ご自身へのご褒美として

パン作りを体験されてはいかがでしょうか?