救急要請 | オッサンナースが走る!男30代から看護師への転職!!

オッサンナースが走る!男30代から看護師への転職!!

男30代で新米看護師。ナースマン…。いや、オッサンナースです。看護学校時代の苦難の日々もあり、ドロドロした看護師やドクターとの人間関係もあり、患者さんとの爆笑エピソードもあり…。早く、一人前の看護師になるために、日々頑張っている独身男看護師の奮闘記です。

ある日知り合いの家で酒盛りをしていた。


僕は飲めないけど、知り合いは(以後Sさん。)は結構酔っぱらっていた。


『ちょっとトイレに行ってくる。』


と部屋を出て数秒後、


ガラガラガラ ドカン!!!


僕はとっさに階段から落ちたと思い、廊下を出て階段の下を見ると、


Sさんが倒れていた。


すぐに近寄ると、呼びかけに反応なく意識もない。


すると、


『ぐおぉぉぉ~!!!』


大きな鼾をかき始めた。


これはやばい、外傷性くも膜下か硬膜外かもしれん。


すぐに救急要請し5分程度で救急車が到着。


救急隊員の方が頭部・頚部を固定して救急車の中へ移動。


ここから搬送先の病院を探し始めたけど、ここからが長い。


頭ということで脳外のある一次救急3件、脳外専門病院1件に連絡したけど、


状態の次にアルコールを飲んでいることを救急隊が告げると、


4病院とも一様に受け入れ拒否。


この間、時間にして15~20分。僕にはとても長く感じた。


救急隊も困り、下道だと1時間かかる2次救急の病院に連絡しなんとか受け入れOK。


高速を利用し30分で病院に到着。


頭部CTを撮り、結果、頭に異常なく身体のほうも骨折はなし。


その後意識を取り戻し、入院することなく帰宅することができた。



ニュースなどで救急車の受け入れ拒否を何度も見てきたけど、


実際にこの身に降りかかってくるとは・・・。


確かに病院は、他の患者対応中だったかもしれない。


またSさんが飲酒していたので救急隊のオーバートリアージと判断し受け入れなかったのかもしれない。


でも、断りの返事を聞くたびに、普段はテレビの取材なんかで救急車は断りませんと言っている病院の対応にがっかりした。



今回、対応して下さった救急隊、受け入れて頂いた病院に感謝です。