退路を断つ覚悟 ~教室開業に必要なマインド~ | 高橋貴子の飛常識なパンお菓子料理教室開業集客:横浜東京

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先日、教室開業講座の

Living起業アカデミーのレッスン日でした。


この日は、長野からのご参加の生徒さんがいらっしゃる日。


ちょうど教室のコンセプトを策定しているときでした。


このワークっていうのがどの方もそうなんですが、時間がかかる部分で、

且つとても重要な部分になっています。


Yさんにとっても例外ではなく、自分と向き合わなくてはならない、
楽しい時間でもあり、ある意味きつい時間でもあります。



なぜなら、これを作るうえで


「自分の覚悟」



が試されてしまうからです。(苦笑)




具体的にいうと、


ちょうどいろいろなことを考え始めると、いろいろな情報が耳に入ってくるようになるんです。



・この金額だと子育てしているママさんはお金が出せないんじゃないか?

・私はそんなにお金儲けをしたいわけじゃないから、安くていいんじゃないか?

・設定したターゲットのお客様は本当に来てくれるんだろうか?



とか、、、色々です。



そしてだんだん思考が停止していって、



挙句の果てには、


「やっぱりパートでもやりながらそっちでお金を作って
趣味程度で教えるのがいいのかも」



とか思ってしまう とかおっしゃるわけです。(苦笑)



もともとは、



「こういう人にこんな思いでパンを伝えていきたい!」



っていって、会社も退職が決まっているのです。


それなのに、なぜに、そう考えてしまう??(苦笑)




私お伝えしましたよ。




「退路を断つ覚悟はありますか?」って。



要は、教室がうまくいきそうにない気がするから、
最初からパートで働く道を考えておく。



これって一見合理的で代案まで考えている慎重派のように見えますけど、、、



「ぜんぜん逆ですからね!!」



まだ何も行動していないのに、、

行動する前から、




「うまくいかない未来」を想像すると

「うまくいかない未来」がもれなく実現します。(苦笑)




だから、開業しようと思ったときには



「退路を断つ」




自分に逃げ道を最初から作らないことです。



私の尊敬する方で相葉光輝さんという方がいらっしゃるんですが、
その方がメルマガでこんなことおっしゃってたんですね。



「前に進むときは1歩ではなくて2歩進む。
1歩なら振り返れば元に戻れるけど、2歩いくと戻れないから」



だから、はじめに踏み出すときには1歩じゃなくて
2歩が正解なんですね。




そして、やると決めたら前だけを向いてまずは進むことが必要です。



私は開業する前会社員で年収600万いただいてました。
開業1年目は300万に激減しました。



ただし、私は


「必ず、3年で元の年収に戻す」と決めました。



そして、3年後もとの年収以上にすることができたのです。


これ私だからできたんじゃない?と思ってしまうなら
それは違います。



誰にでもその気持ちで動けばできる部分の基本の考え方です。




最悪、経済的に厳しくて新聞配達をしてでも、
会社員には戻らないと決めて起業しました。


なぜ新聞配達かというと、昔学生だったときに
経済的にきつかったときに新聞配達をして
とてもつらかった記憶があったからです。



だからそれをしてでも
会社員に戻る選択肢は無くそうって
決めて取り組みました。



「たかが、パン教室運営でそこまで考えなくてもいいんじゃないの?」


という声もあるかもしれません。



でも教室に来てくださる生徒さんにとっては、その教室が


にわか起業(いずれやめるかもしれない軽い気持ちでやってる)か
本気で教室を楽しんでもらいたくてやっているか



というのはWEBサイトだけでは
もしかしたらわからないかもしれません。



でも、実際に先生と触れ合って、話をするとそういう考え方は
端はしに出てくるものです。

行動とか、考え方とか、言動とか。。。。




だから、たとえ目標とする月収の額は会社員のときよりも低かったとしても


「プロとしてお金をいただく責任」


を自覚して起業してほしいのです。




趣味でやるなら、赤字でもいいじゃないですか。

だったら徹底的に赤字になってでも、来る人を喜ばせる、それでいいと思います。





「お客様からお金をいただく」=「プロとして仕事をする」


ことになるので、技術云々というよりも


「マインド」の部分で
たとえ、最初は一人だけの接客であったとしても
最高のおもてなしをする」


ことに主軸をおいていただきたいのです。



それは、にわか起業ではないということも意味しています。



だから、これからビジネスとして開業すると思っている人は




間違っても、最初から


「ダメならパートで稼いで、ちょこっと教室をやっていこう」



と思う気持ちは持ってはいけません。



自分に甘えを作ると、すべてがそちらのほうに流れていってしまうので。


踏ん張りがきかなくなります。




「退路を断つ」




少し厳しいかもしれないですが、ビジネスとしてやっていきたいと思うなら
最低限決めてもらいたいマインドセットです。