発酵と腐敗のちがいについて | 高橋貴子の飛常識なパンお菓子料理教室開業集客:横浜東京

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発酵というテーマについて、ひとつお話を。

納豆は、「発酵食品」として有名ですが、パンも「発酵食品」の1つです。

例えばパンの場合、イーストが発酵活動をする上で、生地の中のショ糖やでんぷんを酵素によって分解して、ブドウ糖や果糖に分解します。そして、そのブドウ糖などを体にとりいれて吸収する時に、炭酸ガスやエタノールを排出するんですね。
その炭酸ガスをくるんで、保持するのがグルテン組織で、それがパンが膨らむメカニズムになっています。

そう考えると、パンの発酵ってイーストの生命活動なんだな~と改めて思ったりします。

ワインのなども、イーストがブドウ糖を分解することで、出来てきたり、乳酸菌が牛乳の乳糖を分解して、ヨーグルトやチーズになります。

しかし、生肉や生魚にブドウ球菌が張り付くと、それらのたんぱく質が分解して、毒素を発生してそれば人間にとって害を及ぼす形になるのです。

人にとってよい食べ物は発酵食品として分類されて、食べられないもの(毒)は腐敗食物となるという分類ですね。

人の都合で使い分けている言葉ですが、微生物の活動自体は一緒というところがなんだか不思議な感じですね。(*^_^*)