今日は、パン生地をこねる機械「パンニーダー」
の誕生秘話をお伝えしましょう
パンニーダーを設計した技術者は「大地修造(おおちしゅうぞう)」さんという方です。
大地先生は元はエレクトロニクスの研究者でした。
その技術と探求心から生まれた道具が「kneader ニーダー」でした。
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きっかけは”毎日おいしい焼き立てのパンを食べたい”という思いから
始まりました。
奥様にこんなお話をしたそうです。
「毎日おいしいパンを焼いてくれないか?」と。
奥様の答えはこうでした。
「パンを家で焼くんですって?。大体パンは、力まかせに何百回もたたきつけたり、汗みずくになってこねなければならないというじゃありませんか。
味見役のあなたはいいでしょうが、少しはわたしのことも考えてくださいな」と。
※「驚異のパン焼き法 大地修造著」より
そして、先生は下記の3つの課題を解決するために、何百キロの粉を焼きました。
①毎日の家事の合間にできること
②つくりやすいこと (何百回もたたきつけなくてもいいこと)
③味がよいこと
データーをとるために実験を続けるうちに、
ベースの環境を一定にしなくてはならないことに気づきました。
そして「おいしいパンを均一に焼く」
ことが新しい製パン法を開発する夢をかなえることになると
考えた大地先生は「パン生地作りの機械」を開発しました。
この機械はのちに「レディースニーダー」として製品化されました。
その後時を経て、さらに進化した「エスカルゴ型」の羽根を搭載した
「パンニーダー」が誕生することになったのです。
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もともとは、奥様に「楽においしいパンをつくってもらう」ために開発された機械が
ニーダーだったわけですね。
私もニーダーをよく使いますが、確かに家事の合間にこねてくれてます。
平日は会社で働いてますから、主に週末使いますが、
掃除と洗濯とニーダーでの生地作りの3つの作業は平行してやってますね
確かに便利です。
マシーンの中でこねが完結するので、叩きつけはないので
当然、体力はつかいません。(笑)
味もおいしい!ですね。 確かに。
おいしいパンは食べたいけど、こねは苦手~とか、
片手間でつくるぐらいの気軽さでパンを作りたいなって方には
ニーダー向いてると思います。
あ、そうそう大地先生の本は今みたらアマゾンでは絶版なので、在庫切れでした。
なかなか読み物としては面白い本ですよ。
見つけた方はぜひチラ見してみてくださいね。(笑)
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