マスクを着けるか着けないか個人の判断に委ねられた。

ある調査では8割が着けると答えている。理由として感染予防の他に、マスクを外すと他人の目が気になることを挙げている人が多い。所謂同調圧力である。

 

私は自分の意志でこれからも着ける。そして自分の意志でいつか外すだろう。

近年、あるがままに自分らしくというフレーズで物事を片付けてしまう風潮がある。一見すると同調圧力からあがなう価値観のようだ。しかし、自分らしくすることが他人の迷惑になることもある。或いは自分の不得手を正当化するためのレトリックになる。

 

インタヴューでも「……かなぁと思う」と言う人が多い。「………だ」と断定する人が少なくなった。これもどこか言いきれない自信のなさからきているように思う。

 

現代は他人の目が気になり、自信がない人間がいる。そして自分のネガティブな面は自分の個性として現実視出来ずにいる。

 

マスクからもこのような分析をするの私とは、「変わっているのかなぁ」と思う。