※本題は3段落目からです。

 

どうもこんにちは。約3ヶ月半何も言わずにご無沙汰した半葉田です。

こちらのブログを常日頃気にしてくださる読者の方がどれほどいるのかわからないのですが、もし気にしてくださっている方がいらしたら、また消えて失礼いたしましたアセアセ

 

6月からこれまでにかけては、日本に一時帰国したり、エディンバラフェスティバルに出たり、現像した300枚以上の写真をアルバムに収めたり、引っ越したり、引越し先の大家やら業者ともめてインターネットが満足に使えなかったりといろんな日々を過ごしていました。アルバムを凝って作っているとブログを書く前に満足してしまうんですよね。

 

※ここから本題

さて、実は「スコレポ」を書くに値しない人間に成り下がり、すでにイングランドに来てしまったのですが、やはりスコットランドは素晴らしいところだったなということで引き続き、日を遡って色々と綴りたい所存でございます。

 

3か月半寝かせたブログの再起にはここしかないということで、今日はフィンガルの洞窟についてレポートします。

 

■フィンガルの洞窟とは?

スコットランド・ナショナル・トラストが自然保護をする無人島スタファ島にある洞窟です。

私がこの洞窟を知ったきっかけはメンデルスゾーン作曲の「フィンガルの洞窟」を聴いたこと。(過去記事:フィンガルの洞窟を聴くの巻

洞窟という風景を曲にしちゃうの?と思って是非とも行ってみたかった場所でした。

 

■どこにあるの?

今回は周辺の3つの島を回りました。

 

■行き方と船酔い道中膝栗毛

船酔い地獄が待っていますが、行き方(だいたい決められた船旅コースに乗っかる方法が楽です)はこちら。

エディンバラ(Edinburgh)

↓(電車約50分)

グラスゴー(Glasgow)

↓(電車約3時間15分)

オーバン(Oban)

 翌日は早朝から行動開始のため一泊

 

 オーバンには、ゲール語表記の看板が目立ち、すでに異世界を感じ始めます。

 

Good morning!!

朝は7:00頃に出発。

 

オーバン(Oban)

↓(フェリー約1時間)

マル島(Mull)

 マル島内で別の港までバス移動(約1時間)

 

 ひたすらのどかな景色を楽しみます。

 

 スタファ島には大型船が着船できないため、小型のジェット船でアプローチ。

 

 大型フェリーに乗っていた先ほどまでとうって変わってめちゃめちゃ不安になる、「まあ酔うでしょう。」と船酔いガーンが約束されたように小型船が岸に着けています。

 

↓(ジェット船約30分)

 

乗船して5分で、「ああもうだめ」と波の大きさと揺られ具合に嫌な予感しかしない中、エチケット袋片手に耐え抜きます。

 

なんなんでしょう、欧米人は船乗りの血を引いてるんですか?揺られながら、携帯見てる人いるし、さほど気持ち悪そうにしてないし、平気なんでしょうか?

いつも話し続ける欧米人が珍しく静かだったのはとても気になりましたが。

知人の話では、同乗した犬がずぶ濡れになるくらい揺れることもあるとか。

 

そしてだんだんスタファ島が全貌を現します。

 

スタファ島(Staffa)

一目見た瞬間から、「船酔いしてまででも見るべきものだああ」と感動に包まれました。この岩肌どうですか!自然の力でこんな形が浮き上がるなんて、と感動です。

そりゃメンデルスゾーンも曲、書きたくなるわな。

洞窟の中はこのようになっていて、滑りやすい足元に注意しながら、幻想的な岩肌に吸い込まれるような感覚になります。

 

洞窟から出て、歩くとこんなところも発見。六角柱の玄武岩による岩地。

 

スタファ島は全体的にこんな島。歩きで一周は楽々できます。

 

↓(ジェット船約30分)

 再び船酔い地獄

 

アイオナ島(Iona)

私は船酔いでダウンだったので、元気だった夫へのインタビューをどうぞ。

−どんな島でしたか?

全体的に平べったくて盾みたいな島でした。

なんだか古い教会とかもありましたよ。季節によっては、パフィンという鳥が見られるようですね。

−なんかおもしろいことありましたか?

同行した友人が

「これ、あのウィスキーに使うピート(泥炭)ですよね!」

って興奮して黒い塊持ってきたんですけど、

普通に羊の糞だったんで

「それ、羊の糞ね」

って言ったら慌ててました。

 

↓(ジェット船約30分)

マル島(Mull)

 マル島内で別の港までバス移動(約1時間)

↓(大型フェリー約1時間)

オーバン(Oban)

この後は電車でグラスゴー、エディンバラまで。

 

 

船にも何回も乗るは、バスも結構揺れるはで結構グロッキーな旅でしたが、洞窟を見れば全てを忘れられる素敵な旅で、クラシック好き、ちょっとマニアックな島旅に興味ありの方にはオススメの島巡りでした。

 

最後までお読みいただきましてありがとうございました。