気づいたら7月14日のフランス革命記念日から、
1か月近く経過しております…^_^;
この時点でやっとベルばら原作の、
バスティーユ攻撃~オスカルの最期
を読み終わりました
アンドレが戦死してしまったシーンからこのあたり、
今回は少し気になったことはあったのですが、
結構さらっと読み終わってしまったので、
今回は別の記事を書いて、
その後にちょっと前まで書いていた、
MC2巻あたりのシーンを再読スタートしたいと思います
オスカルの最期に関する記事は、
過去記事のカテゴリーの「オスカル」のところにあると思いますので、
気になる方は検索してみてください
さてさて今回書こうと思ったのは、
前回の記事に関連する内容です。
これ👇
オスカルがパリ出動で民衆に寝返るとき、
いろいろなものに別れを告げたものリストのトリが、
ドドーん!と、
フェルゼンだった件
そのときのコメントの返信をしている際に、
オスカルは人生に二度恋に落ちていて、
フェルゼンへの恋はある意味「非日常」的なもので、
アンドレへのそれは「日常」的な世界の中での出来事🌸
みたいな感想を書いたんですが、
今度はそこからまたまた妄想が湧いて出てきてしまったので
そのあたりのことについて整理してみようと思います
まずはオスカルにとっての恋愛❤について書く前に、
オスカルにとっての青春🍃
について書きたいと思います。
このテーマについては以前記事にしたことがありますが、
(記事貼ろうと思ったけど、余計なこと書きすぎだったので却下(笑))
オスカル自身が思い出す「青春時代」の一コマは...
このシーンみたいです👇
【ベルサイユのばら 電子版 3巻】
フェルゼンがスウェーデンからフランスに戻って来たときに、
オスカルが思い浮かべていたシーン☆
20代初期のオスカルがイメージした己にとっての青春時代って、
18歳の頃の思い出みたいです✨
オスカルの青春体験を共にしたのはオスカルの回想から、
アントワネットとフェルゼンの2人で、
アンドレは影も形もありませんね^_^;
(笑)
オスカルはアントワネットとガールズトーク🌸をするほど親しげだし、
【ベルサイユのばら 電子版 1巻】
フェルゼンとはつるんで無駄口たたき合う仲です
【ベルサイユのばら 電子版 3巻】
なんだか楽しそう❤
青春ですねえ...🌸
わたしにとっての青春時代って大学時代ですが、
うん、
こんな感じですね(*'ω'*)
(わたしはどちらかというと、男友達とつるんでいた時間が長い)
オスカルとアントワネットとフェルゼン
オスカルとフェルゼンは大貴族で、
アントワネットに至っては
王太子妃・王妃の身分です👑
貴族・王族ってきっと、
自分の人生の楽しみよりも、
自分のお家のために身を捧げるように
期待されてそのように生きていたと思いますので、
いわゆる青春時代って言われる10代後半から20代って、
自分に与えられた役割に専念するだけの人生だったり、
青春時代って恋愛よりも、
お家のために政略結婚をする
それがあたりまえの世界なんだと思います。
でも18歳でお互い出会ったベルばら主人公の3人は、
お互いの関係性の中で青春時代を謳歌したようです🌸
なんだかほっこりするというか
そんな楽しい時代があって3人にとっては
よかったね❤と思ってしまいます。
青春が身近にあった3人🌸
オスカルにとってもその当時は、
青春自体は日常的なものだったのかもしれません。
でも!
オスカルにとって「恋愛」とは、
非日常の世界のお話なんですよね。
だってオスカルは社会的には軍人として男性的な役割を担って生きているし、
誰も恋愛禁止令をオスカルに突き付けてはないと思うんですが、
自分のアイデンティティー=軍人
くらいな勢いのオスカルにとっては、
恋愛=女性として男性に愛される=誰かを好きになる
このあたりのことって勝手に
自分の中のタブーになっていそうで、
オスカルにとっては「非日常の世界」のものだったのかもって
妄想してしまいました。
でも大事件発生です!
青春時代のお仲間のうち、
自分以外の2人が(アントワネット&フェルゼン)
恋愛にハマって行ってしまった(・ω・)ノ
かわいい系のほのぼの恋愛じゃないくて、
大人でディープな激しいやつ
💦
アントワネットはフランスの王妃で国王の妃で既婚者です👑
フェルゼンもアントワネットへの愛のために、
当時の貴族の義務である政略結婚を蹴ってしまった!
オスカルにとってはショックな出来事だったことでしょう…
そしてだんだんとそんなフェルゼンへ、
恋心を募らせてしまったオスカル...
自分にとって日常的で楽しかった青春への感覚が、
フェルゼンへの片思いによって、
なんだか複雑なものへと変化してしまったかもしれません。
あれだけ楽しかった王妃さまやフェルゼンとの交流が、
なんだか苦しいもの
タブーに触れてしまうもの
みたいに変化してしまったのかも…
なんだかつらいですね
オスカルの青春の記憶
=わくわく🌸と苦しみが同時に存在しているような…
日常だった己の青春時代が、
自分の中のタブーなものへ...
そういえばオスカルとフェルゼンの2人のシーンって、
「青春」って言葉がやたらと出てきます。
オスカルがフェルゼンをスウェーデンへ帰したシーンで、
【ベルサイユのばら 電子版 2巻】
オスカルに帰国を促されたフェルゼンが、
頭を抱えてた後に頭をあげたと思ったら、
「おまえ... さびしくないのか…? 女のみでそんなかっこうをして
女としてのしあわせを知らずに青春をおくるのか…?」
と、
白目&宇宙人みたいな人相で語る👽
こわいフェルゼン...
(笑)
あっ、ピンクの矢印は以前この画像を使用したときのですので
スルーしてください^_^;
そうそう、フェルゼン...!!
あんた、女性でもないくせに、
余計なお世話!
と言ってしまいそうですが(笑)
フェルゼンの中で青春🌸
=異性を惹きつけるための魅力を発揮する時期
=恋愛
みたいな物言いです(勝手な妄想です
)
でもよくこのシーン見るとこの時点でフェルゼンは、
オスカルのことをバリバリ女性だと認識しているのですね。
認識はしているけど、
性的魅力は感じない...
青春を一緒に謳歌していた相手が、
青春=恋愛
みたいな発想を持っているらしい件...
オスカルの目の前で繰り広げられる、
アントワネットのわかりやす~い、
フェルゼンへの初恋劇❤
オスカルが青春時代を一緒に過ごした2人は、
その2人の間で青春=恋愛みたいな雰囲気になっているし、
そんな光景を目の当たりにしていたオスカルも、
青春=恋愛がワンセットになっていったのかもしれません。
オスカルにとって日常だった青春が、
だんだんと非日常の物へと化していく…
そういえばフェルゼンとの別れのときに、
オスカルが盛大に語った決めゼリフ!
「さらば...!! さらばフェルゼン わが青春の夢
燦燦として胸にみちた あわき思い」
フェルゼンとへの片思いはオスカルにとって、
青春の夢だったみたいです。
夢=勝手にみることはできるけど、
実際には手に入らないもの
なんだかオスカルとアンドレが両想いになったときの、
アンドレのポエムの、
「見果てぬ夢よ」
になんだか通じる感覚です。
オスカルにとってもアンドレにとっても、
恋愛という人間としての自然な感情が、
手の届かない非日常の世界のものみたい…
そういえばもう一か所、
オスカルがフェルゼンへの片思い=青春
で絡めて語っているシーンありましたっけ…
オスカルに結婚話が出たあたりのシーンです。
これ👇
【ベルサイユのばら 電子版 6巻】
自分の青春は一体何だったのか?
オスカルの中でいつの間にか、
青春=恋愛
これがワンセットになっていたみたい…
非日常になってしまった、
楽しかった青春時代...
楽しかったはずが、
気づいたら苦しいだけになってしまっていた青春時代...
はい、ここで忘れ去られている、
あの人を登場させましょう
アンドレです🍷
これまでのオスカルの青春時代の回想シーンに、
影も形もないアンドレ
あれですね。
オスカルにとってアンドレって生活の一部って言うか、
空気位近い存在というか、
日常の一部なんでしょう。
オスカルにとっての青春や恋愛がオスカルの中で、
非日常なものに分類されてしまっているとすると、
アンドレの存在はオスカルの日常の代名詞みたいなものなので、
日常=アンドレ≠青春、恋愛
って感じなのでしょう。
でも!(・ω・)ノ
あれですよ
嵐のようにやって来た、
アンドレのオスカルへの怒濤の愛の告白シーン
オスカルの中での非日常と日常という、
交わるハズのない2つの要素が突然交わって、
オスカルの世界観が変わったのかもしれないあの事件
しかもあの事件が起きたのって、
オスカルが、
「さらば...!! さらばフェルゼン わが青春の夢
燦燦として胸にみちた あわき思い」
って、
フェルゼンと別れて自分の青春の夢に別れを告げた直後です。
親友であり、
ずっと思いを寄せてきた人であるフェルゼンと、
その人への唯一の片思いも、
自分の青春の日々も、
一度に失ってしまったかのようなオスカルでしたが、
オスカルにとっては日常だったアンドレが、
失いかけた己の青春を、
なんだか取り戻してくれたみたいです❤
人生の重要なタイミングで、
お互いの心を救い合っているような2人...
この後のシーンでおもしろいのが、
オスカルがジェローデルの求婚を断るシーンで、
自分の青春について語っているんですが、
これ👇
【ベルサイユのばら 電子版 3巻】
「青春のすべてを分けあっていきてきた(アンドレ)」
それまでオスカルの脳内での青春の一コマに、
かすりもしなかったアンドレが(笑)
急に全面的に浮上しております
(笑)
これはあれですね。
オスカルの中の「青春」の世界観に、
自分の日常のシンボルのようなアンドレが存在しなかったからだけで、
アンドレ自身はオスカルの世界に
もう同化しているくらいにいたのでしょうね。
それにオスカルが気づいただけ🌈
うん、
気づいてよかったです❤
そしてアンドレ、
グッドジョブです👍
…と、
なんだかいろいろ書いてしまいましたが、
アンドレってオスカルの人生に重要な気付きを教えてくれた
キーパーソンなのかもしれませんね。
まあオスカルもアンドレにとって、
同じような存在なのでしょうけど❤
ベルばら
よくできたお話です✨
おまけ
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