なかなか読み進めないでいた、

ベルばら赤薔薇のフランス革命勃発後の物語フランス

 

以前このあたりの記事を書いたのが…

 

 

9月の末でした^_^;

 

そうそう、

 

ルイ16世の処刑前夜の個所で止まっていたんですね…

 

 

大好きなルイ16世の処刑シーンを読むには体力が必要で

なかなか読めないでいました泣

 

でも読んだんです。

 

そしたらベルばら赤薔薇の最後のページまで

あっという間に読み切ってしまいました無気力

 

 

祝🎊

 

ベルばら赤薔薇久々の完読!!

 

 

調べてみたらたぶん前回の完読、

 

2016年の2月です無気力

 

8年前!!

 

 

その後、原作の1巻に戻って読み始めたものの、

生活の忙しさに飲み込まれブログの更新がペースダウンし恐竜くん

 

3年間のブランク期間を経て2022年にブログカムバックしたものの

いろいろ寄り道しまくり(笑)

 

やっと読破という、

 

 

壮大なベルばら購読遍歴!

 

(笑)

 

 

 

さてさて本題に戻ります無気力

 

ルイ16世の処刑シーンからその後、

あっさりとベルばら最後のあたりを読み切ってしまいましたが、

 

...というのも、

 

その後の展開が結構あっさありしていて

分量的に少なかったんです。

 

 

ルイ16世の処刑のエピソードが描かれているのが

エピソード80でした。

 

ベルばらはエピソード82までしかないので、

最終章の2つ前のエピソードフランス

 

エピソード80はルイ16世の処刑前夜、

家族との最後の面会のシーンで始まり、

 

フランス ルイの処刑

フランス ルイ・シャルルがアントワネットから引き離される

フランス アントワネットがコンシェルジュリー牢獄に移される

 

こんな感じ。

 

全部アントワネットの家族の物語ですね。

 

 

で、

 

その前のエピソードって何だろう?って調べてみたら、

 

 

なんと!

 

 

王妃さまとフェルゼンの永遠の別れのシーンが

描かれている回ではありませんか!

 

まだ王族はチュイルリー宮殿で王族として暮らしていて、

 

その次のエピソードですでに

ルイ16世が処刑されている…

 

 

|д゚)

 

 

そしてそのもう一つ前のエピソードが

フェルゼンとアントワネットがチュイルリー宮殿で結ばれているやつ❤

 

ものすごい目まぐるしい展開...(@_@)

 

 

さてさて続くエピソード81ではロザリーが登場します🌸

 

アントワネットは法廷で戦った末に処刑判決。

 

エピソード82でアントワネットが処刑され、

 

その後の展開のナレーションとともに伝説の漫画ベルばら赤薔薇

 

その壮大な幕を閉じます…

 

 

ルイの処刑後にアントワネットは囚人として牢獄に収監されてしまい、

 

ベルばら赤薔薇のほとんどの部分で王族としてきらびやかに存在していた

アントワネットの姿はそこには描かれておらず、

 

囚人服を身にまとい地下の牢獄の中にいるアントワネットは、

 

ドレスで着飾った「ベルサイユのばら赤薔薇」のアントワネットピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇

のイメージとは程遠い…

 

でも同じ人物です。

 

 

そして話は戻りますが、

 

最後の2エピソードで登場するのは...

 

【ベルサイユのばら 電子版 10巻】

 

春風ロザリーです🌸

 

アントワネットをお世話する係として登場します。

 

 

計算してみたらロザリーこのとき

たぶん30代の前半です。

 

オスカルが18歳の時にパリで出会ったロザリーが12歳だったので、

オスカルと同い年のアントワネットとロザリーの歳の差は6~7歳。

 

このときアントワネットは37歳なので

ロザリーはやはり30歳ちょっと...

 

 

実はロザリーがコンシェルジュリー牢獄でお世話していた話は史実で、

 

原作者さんも、

 

その史実のロザリーをベルばら赤薔薇の物語へ登場させることは

ベルばらの構想を練っていた初期の段階で決めていて、

 

たぶんオスカルというキャラの構想を練る以前に

想定していたようでした。

 

 

史実のロザリーはこの時24歳だったらしいので、

ベルばら赤薔薇の世界とは年齢差がありますね。

 

でも原作のロザリーも少女のままで描かれているので、

とても30代には見えません…^_^;

 

 

この史実のロザリーは

もちろんポリニャック夫人の娘ではありませんが^_^;

 

ロザリー・ラモリエール🌸

 

という名前は本名だそうです。

 

いえいえ、

 

実は本名は、

 

ロザリー・ドラモリエール

 

と、苗字が「ド」から始まっていたらしいのですが、

 

革命期に「ド」始まりだと

貴族と間違われて命が危ういので魂

 

ラモリエールと名乗っていたらしいです。

(ベルばら豆知識無気力

 

 

それにしてもロザリーって、

 

ベルばらではとても重要なポジションにいる人物ですね(・ω・)ノ

 

王妃さまと面識があって、

 

王妃さまが処刑上に向かうために牢獄を出ていく瞬間

見送った人物の一人として描かれている…

 

【ベルサイユのばら 電子版 10巻】

 

ベルばら赤薔薇ではそのとき王妃さまは形見として

普段使っていたリボン🎀をロザリーに渡しますが、

 

このことは史実だそうです。

 

 

ロザリーはベルばらのもう一人のヒロインである

オスカルの最期にも立ち会っていました。

 

2大ヒロインの最期に立ち会うロザリー🌸

 

 

ロザリー、しかも、

 

フェルゼンが留学のためにパリ入りしたとき

真っ先に出会った人物でもあります。

(馬車でひかれかけた...魂

 

フェルゼンと運命の恋に落ちるアントワネットではなく、

フェルゼンに長年片思いをする親友オスカルでもなく、

 

ロザリーがこの中では

最初にフェルゼンと出会った人物です。

 

さらには秘めたオスカルへの恋心をアンドレが最初に告げた相手が

ロザリーでしたね。

 

ロザリー本当に侮れないキャラです…^_^;

 

 

さてさて、

 

まだ書きたいことがいろいろありますが、

長くなってしまいそうなのであと1点だけ。

 

 

ベルばらの物語の最後のクライマックスが王妃さまの処刑シーンで、

断頭台の刃が落下して血が飛び散るような表現が描かれてます。

 

よく考えたらもう一人のヒロインであるオスカルも

戦場で何発もの銃弾を浴びて血まみれでした。

 

アンドレも同じでしたね。

 

そして物語の最後は、

 

もう一人の主人公であるフェルゼンが民衆に襲われて、

 

血まみれ&ボロボロの姿で路上に倒れている映像を上から描くような形で

幕開けとなっています。

 

 

ベルばら赤薔薇

 

あんなに麗しいピンク薔薇お話だったのに、

主人公の3人はあんなに麗しい方々だったのに、

 

みんな血まみれで悲惨な最期を迎えているのです…

 

なんだか感慨深いというか、

いろいろと考えてしまいます。

 

 

ベルばら赤薔薇は確かに壮大なラブロマンス❤が主題の一つにあって、

 

ベルばらと言えば、

 

王妃さまとフェルゼンの身分違いで不倫の恋ピンク薔薇

 

そして、

 

オスカルとアンドレの身分違いの恋と、

 

「恋愛」が中心にあるようなイメージですが、

 

ベルばらの最後の方まで読んでいくと、

 

「人生って何だろう...」

 

そんなことを考えてしまうような描き方...

 

なんか、

 

万物は留まるところを知らずに移り行くという

仏教的な無常観を描いた隠者文学というか、

 

『徒然草』とかあんな感じの文学世界を感じるのは

わたしだけでしょうか…

 

猫しっぽ猫あたま

 

 

徒然草、

 

あまり詳しくありませんが…(笑)

 

 

なんだかよくわからないけど、

 

文学的です。

 

 

そして最後のページで3人の主人公の誕生日が記載されて、

 

物語の初めに戻っていくようなこのからくり...

 

 

作品としては終わりを迎えたのに、

また戻っていくような錯覚を覚えるというか、

 

構成が巧み過ぎます✨

 

 

だからわたし、

 

またベルばらの冒頭に戻って、

 

永遠にループにして読み続けてしまいそうです

 

(笑)

 

 

といった感じで、

 

アントワネットが処刑された日である10月16日を少し過ぎて

ベルばら最後まで読み切ったわたしですが、

 

最後の方のエピソードで少しだけまだ書きたいことあるので

次回少しだけ続けます☆