日本はまだまだ夏真っただ中でしょうか?🌞

 

わたしの住んでいるカナダの都市は急に涼しくなって🍃

夏も終わってしまいそうな勢いです^_^;

 

そんな季節の移り変わりとともに、

時間があっというまにたって行ってしまうなあ...

 

そんな寂しい気持ちというか、

焦りのようなものも感じるこの頃...^_^;

 

 

今、特にあれです…

 

 

私的なことになるのですが、

 

現在結構生活の転換期にあって、

 

今いる場所を離れてどこか別の場所に移住するか

この場所に留まるかの決断のとき無気力

 

しかも早めに決断しなきゃいけないことも分かりつつ

家族の生活のことも抱えているので、

 

なかなか簡単には決定も下せず、

でも時間は迫っていたり...恐竜くん

 

 

ここ数日は一人で物思いにふけっていることが多いのですが、

 

さっき物思いにふけっている自分を

ふと客観的に見てみたら、

 

なぜか思い出したこのシーン...👇

 

【ベルサイユのばら 電子版 8巻】

 

パリ出動前に考え事をするオスカル...

 

(笑)

 

 

今のわたし、

まさにこんな感じです^_^;

 

 

うーん、オスカル!

 

あなたの心境、

よーくわかりますよー(・ω・)ノ

 

 

このコマでのオスカルは、

パリでの民衆の動きについて思いをはせていますが、

 

それと同時に、

 

その直後に衛兵隊からのお使いの兵士に伝えられる

自らが指揮する衛兵隊のパリ出動についても思いを巡らしていたハズ。

 

オスカルが物思いにふける理由の中に、

 

オスカルは自分の身の上を案じていればよい立場ではなく、

 

いろいろなものや人の行く末やその運命をも

背負っている立場であるということ。

 

オスカルは衛兵隊の隊長なので、

もちろん衛兵隊員たちの運命や命も預かっているし、

 

でも同時に自分が運命づけられてきた

ジャルジェ家の跡取りとしての

お家の運命も背負っている…

 

とにかくたくさんのものを背負った上で

いろいろと決定していかなければならないのですね。

 

自分だけよければいい

 

そういった話ではない。

 

とにかく考えなければ、

考慮しなければいかないことが多そうです無気力

 

 

軍の司令官って、

みんな孤独そうです。

 

最後は自分一人で決定していかなければならない...

 

軍の司令官で思い出すのは、

 

【ベルサイユのばら 電子版 6巻】

 

フェルゼンと、

 

【オルフェウスの窓 電子版】

 

オルフェウスの窓の

 

ユスーポフ候🐎赤薔薇

 

(笑)

 

 

みんな多くなものを一人で負って

孤独で大変そうです。

 

組織の上に立つ人間って、

きっとみんなそうなんでしょうね。

 

 

たぶんそんな重責の頂点にいた人物の一人が…

 

【ベルサイユのばら 電子版 9巻】

 

ブルボン王朝の最後の王、

ルイ16世だったのかもしれません…(変な仲間意識無気力(笑))

 

 

...で、

 

そうそう今回書きたかったのは、

 

そういった人生の大きな決断をしなきゃいけないときって

心ここにあらずのことが多いんじゃないかと思います。

 

今までみたいに趣味を楽しめないというか、

レベルが進むと食事も喉を通らなくなってきたりとか…

 

 

こういった時って

特定なパートナーがいる場合でも、

 

少しスキンシップが減ったりとか、

会話が減ったりとかしてしまうこともあるのかも。

 

 

大変な時だからこそパートナーとはしっかり話し合って

一緒に人生を決めていって!

 

って、よく言われがちなアドバイスがあります。

 

わたしも最近親しい友人にそんなことを言われましたが、

 

パートナーと立場が違うと、

なかなか一緒に話し合って決めるような関係ではなかったりします|ω・)

 

社会的な立場

地位

力関係...

 

パートナーだからって平等に

そういったものを持っているわけではない。

 

 

オスカルの人生ですごいのが、

パリ出動前の人生での大きな決断の時期に、

 

人生で最初の恋人ができて、

恋愛面でもクライマックスを迎えつつあるという

 

なんともお忙しい人生模様❤

 

無気力無気力🌸

 

 

2人が相思相愛になってからパリ出動までの流れを

わたしはこれまでなんとなーくで読んでおりましたが、

 

オスカルはいろいろなものを負っていて

これからの自分の身の振りをかなり熟考していたと思われるので、

 

本当は恋愛に集中できる環境ではなかったのでは?

 

と思い始める猫しっぽ猫あたま

 

 

そして明日パリ出動というその前夜に迎えた

アンドレと結ばれた夜🌙💗

 

 

オスカルは、

 

パリ出動

→たぶん民衆に寝返る

→ジャルジェ家を捨てる

 

こういった一連の流れをすでに考えてはいたと思います。

(決定までいっていたかはわかりませんが)

 

そんな人生の大きな決断のとき&転換の瞬間に、

アンドレと夫婦として結ばれる...

 

よく集中できたなー

 

そんなことを考えてしまったわ…

 

(笑)

 

 

あ、でもオスカルにとって、

 

アンドレと結ばれたことはその後のアクションへの

エネルギーチャージ❤になったかもしれないとも思いますが…^_^;

 

 

オスカルって軍の司令官だし大貴族の跡取りなので、

ポーカーフェイスは得意なのだと思います。

 

でも、

 

結構心は繊細そうなので、

 

パリ出動の際の自分の身の振りを決定することは

怖かったんだと想像できます。

 

わたし、今、

 

いろいろ大きな決断をしなければいけないので、

 

その怖さってちょっと想像できるかも…猫しっぽ猫あたま

 

 

本当なら、オスカルはパートナー(アンドレ)がいるから

そういった不安な思いを2人で共有できればいいとは思いつつ、

 

そうできない事情もよくわかる。

 

アンドレはオスカルと

立場が違い過ぎますからね。

 

アンドレは平民だし、

ジャルジェ家の使用人だし、

 

オスカルのヘルプしかできない。

 

それはずるしているとか

簡単な仕事だけを選んでいるだけとか、

 

そういった次元の問題ではないのでしょう。

 

アンドレもオスカルの孤独や不安は

ずっと一緒に生きてきたからわかっていたハズ。

 

でもどうすることもできない無力感に

ずっと苦しんできていたんじゃないかとも思います。

 

 

パリ出動命令をオスカルが受けたとき、

オスカルはアンドレに仕事を頼んでいたけれども、

 

アンドレはオスカルの

相談相手にはなれないのですね。

 

アンドレはオスカルに、

出動命令に従うのかは聞いていたけど、

 

【ベルサイユのばら 電子版 8巻】

 

聞くことはできても

相談に乗ることはできない...

 

そういう立場にないから。

 

だからオスカルは自分で考えるしかできなくて、

 

「心配するな…」のコマで

自分の腕を抱えているオスカルは、

 

不安な気持ちを静めようと

自分のことを自分で抱きしめているようにも見えます。

 

本当は愛する人に安心させてもらいたいんだろうけど、

 

たぶんそうできないようなこれまでの習性というか、

アンドレとの力関係というか…

 

 

きっとオスカルの対等な立場での相談相手になれるのは

同じような立場にいるフェルゼンなんでしょうね。

 

フェルゼンができた男で

アンドレができない男

 

と言った意味じゃなくて、

 

社会的な力関係上仕方のないこと...

 

 

アンドレができるのは、

オスカルにどこまでも付いて行くことだけ。

 

 

もう、この感じ、

 

わたしと相棒の関係性みたいだわ…

 

(笑)

 

 

このシーンでの最大の見せ場の一つ👇

 

【ベルサイユのばら 電子版 8巻】

 

「つれていけ つれていけ 地獄の果てまで

おれはおまえの影だ」

 

 

アンドレ、

 

地獄の果てまでついていく覚悟🐎!!

 

 

...でも、

 

連れて行ってもらうコースネザーランド・ドワーフ

 

 

共に人生を歩んでいることはいるけど、

 

横に並んで歩んでいるわけではなく、

あくまでオスカルが前でアンドレが後ろから付いて行く。

 

ずーっとそうやって生きてきた2人の関係性は、

パリの戦闘で命を落とすまで変わらなかった印象です。

 

 

ちなみに相棒に、

 

「つれていけ つれていけ 地獄の果てまで

おれはおまえの影だ」

 

のアンドレのシーンを見せたら、

 

「わかる!!」

 

って、アンドレに共感恐竜くん

 

(笑)

 

 

ついでにこのシーンも見せたら、

 

【ベルサイユのばら 電子版 8巻】

 

「わかる!!」と、

 

大爆笑爆笑

 

 

いやいや...

 

笑ってる場合じゃありませんよむかつき

 

(笑)(←もう笑うしかない...)

 

 

えーっと、

 

何の話でしたっけ?

 

|ω・)

 

 

そうそう、

 

オスカルが立場上いろいろなものを抱えていて、

恋人にさえその重荷を預けれことは難しかった件...

 

ええ、

 

よく理解できます…

 

(笑)

 

 

だからこそ思う、

 

例のベッドシーン❤

 

 

オスカルは幸せだったと思うけれども、

 

その営みに集中できたのかどうか

少し疑問に思ってしまいました^_^;

 

ファンとしてはオスカルは幸せに浸っていたと思いたいし、

それは間違いではないとは思うのだけれども、

 

何も負っていない状態での

 

結婚式→ハネムーン💗

 

そんな幸せを満喫していればよいカップルとは

たぶん違う心境がどこかにあったんじゃないか?

 

そんなことを妄想してしまいました^_^;

 

 

なんだろうな…

 

 

人生、何が幸せかわからない。

 

 

オスカルに憧れるファンも多いと思うけど、

 

わたしはオスカルっぽい人生を歩んできたので

少しだけ妄想できますが、

 

彼女の人生はかなり過酷です。

 

アンドレという相思相愛のパートナーと結ばれたけど、

 

もし革命を生き延びたとしても

その事実に甘えて生きていられるような人ではない気がする…

 

きっと軍司令官として生きてきた習性で、

 

いろいろと生活のこと

アンドレのこと、

 

全部全部考えてしまいそう^_^;

 

 

と、まあ、

 

個人的な妄想話を語ってしまいましたが、

 

 

ベルばら赤薔薇

奥深い

 

 

いつも同じ感想に行き当たります

 

(笑)