今年はかなり前から、

 

もうすぐフランス革命記念日だな~フランス

 

と、

 

早めに心の準備をしていたはずが…

 

|ω・)

 

気づいたらすでに

7月11日ではないですか!!無気力

 

 

日本日本はもう12日、

 

衛兵隊のパリ出動の前日ですね恐竜くん💦

 

 

このあたりのストーリー展開に添って

いろいろ記事を書こうかと思っていたのに~(;´Д`)

 

 

...ということでどうしようか考えたのですが^_^;

 

今日が7月11日ということで(あくまでカナダ時間カナダ

 

今年は、

 

ベルばら赤薔薇に描かれている7月11日のストーリーをざっと読んで、

 

そこに描かれている個所で新たに気になったことにいて

あれやこれや書いてみようと思います(*'ω'*)

 

 

...で明日、

 

ベッドシーン❤を含めた7月12日の出来事について

いろいろ書いてみたい。

 

赤薔薇ピンク薔薇赤薔薇ピンク薔薇赤薔薇ピンク薔薇

 

 

...と言いつつ、

 

このあたりのストーリーを読んでみたのですが、

 

それなりにいろいろな要素がありますね^_^;

 

わたしは妄想力があり過ぎて恐竜くん

 

一コマ読むだけで、

スイッチさえ入ればどれだけでも記事を書けてしまうので(笑)

 

一記事で書き切れるかしら?

 

宇宙人くん宇宙人くん宇宙人くん

 

まあ、書き始めてから考えます^_^;

 

 

さてさてベルばら赤薔薇に描かれた

1789年7月11日の該当箇所☆

 

エピソード65のオスカルが血を吐いて

 

「血...!?」

 

って言っているページで始まる回の終わりの方に、

 

7月10日までにフランス全土から国王の軍隊が集結した旨が

ナレーションとして書かれていて、

 

その後、平民寄りの大蔵大臣ネッケルが国王に軍隊の解散を要求、

 

そのままネッケルが罷免されてしまうシーンが描かれています。

 

 

そしてその後、ベルナールの演説があって、

 

その日時はきちんと7月11日と書かれているので、

 

ベルナールの演説シーンは確実に

7月11日の出来事みたい無気力

 

 

でもネッケル罷免のシーンは微妙で、

7月10日か7月11日かわからないわ…

 

と思ってウィキペディアで調べたら、

 

7月11日の出来事だそうですフランス

 

 

...ということで、

 

7月11日のベルばら赤薔薇に描かれれているイベントを

ざっとまとめてみると...

 

赤薔薇 ネッケルの国王への軍隊解散の助言~ネッケルの罷免

赤薔薇 ベルナールのパリでの演説

赤薔薇 パリ出動命令をオスカルが受け取る~アンドレといちゃいちゃ❤

赤薔薇 アンドレが自室でろうそく🕯見て視力検査~「契りたい」発言恐竜くん

 

 

結構内容の濃い一日です。

 

 

なにしろアンドレの

「契りたい」発言の名シーンがありますからね~

 

(笑)

 

 

今回久しぶりにこのあたりを読んで新たな発見があったのが、

 

パリ出動命令をオスカルが受ける

~アンドレとのいちゃいちゃシーン❤です。

 

 

冒頭でオスカルはジャルジェ家のお庭?か建物のどこかの

縁みたいなところに腰かけて考え事をしていています。

 

これ👇

【ベルサイユのばら 電子版 8巻】

 

このコマ、これまで結構さらっと読んできたけれども、

 

今回初めて目が留まったオスカルの

 

「見ているかジェローデル」発言☆

 

 

こんなところに唐突に

ジェローデルが登場しているわ!

 

と思って、

 

なんでジェローデル??

 

って思ってのだけれども、

 

これ、あのシーンの流れですね無気力

 

 

あのシーン👇

 

【ベルサイユのばら 電子版 7巻】

 

三部会議場に居座る平民議員を武力で追い払う命令を受けた

ジェローデル率いる近衛隊とオスカルが対峙して、

 

ジェローデルが語った言葉が、

 

「彼らが武器をとる日まで... その日まで待ちましょう」

 

で、

 

そのセリフを受けてのオスカルの、

 

「見ているかジェローデル」

 

なのですね。

 

 

オスカルちゃんとジェローデルの発言を覚えてたのね…

 

 

「見ているかジェローデル」の後のオスカルのセリフ☆

 

「ついに ついに 最も力弱き身分が武器をとった!!」

 

そしてアップのオスカルの顔。

 

わたし的には今回初めてその表情に感じた

オスカルのワクワク感...

 

 

オスカル、たぶん民衆が武器を取り立ち上がって、

 

ワクワクというか、

感動というか、

 

実は心の中で魂が揺さぶられているんじゃないか?

 

と思ったのです。

 

 

オスカルが軍務違反して軍務証書取り上げられて、

父上に成敗されそうになったのがこのたった数週間前...

 

これらの件でオスカルがたぶん心底思い知らされたのは、

 

己の無力感...

 

アンドレに愛の告白をする前に

オスカル自身が語っていましたね。

 

 

オスカルって軍の司令官で大貴族の令嬢で、

令嬢だけじゃなくて男として伯爵として生きていて、

 

当時の社会のヒエラルキーの中では、

かなり力のあるカテゴリーの中の人物です。

 

でもそんな「力」は、

 

自分の置かれている旧体制のシステムの中で、

自分よりも上の権力を支えるという条件付きで与えられた力であり、

 

軍務違反をしたら軍務証書を取り上げらたし、

 

家族の中では一家の当主である父上に

ジャルジェ家の不名誉だと成敗されそうになったりと、

 

自分の心に従って行動を起こせば、

 

自分の持っている力なんていともたやすく奪われてしまうようなほど

 

自分は無力な存在

 

そんなことを思い知らされていたと思います。

 

 

軍務違反をするよりかなり前からオスカルは、

 

ベルナールとかアンドレとかロザリーとかとの交流の中で

社会の不正について真剣に考えてきたと思うし、

 

それ以前に、

 

女性なのにジャルジェ家を支えるために

男として生きさせられたことにより、

 

自分ってなんなんだ??

 

というアイデンティティーの揺らぎも味わい切ってきたと思うし、

 

生まれ持った性を外からの期待や圧力により

自由に生きれなかったという事実から、

 

途中から軍人としての人生を選び取ったとはいえ、

 

己の無力感は常に感じていた人生だったんじゃないか

(特に途中から)と思います。

 

その中で感じてきた孤独や悲しみを誰とも共有できずに

じっと心の中にしまい込んで...

 

 

だけど自分よりも社会的には力の弱いと思われる平民たちが、

ついに武器をとって立ち上がったとき、

 

オスカル自身は結局まだジャルジェ家の父上の支配下にあるし、

軍隊のシステムの範疇にいるので、

 

心の自由を手にしていなくて、

 

まだまだいろいろな「かごの中の鳥」で、

 

たぶん「自由」にあこがれていたであろうオスカルには、

 

武器をとって自分たちの自由のために立ち上がった民衆たちの姿が、

キラキラと✨輝いて見えたのかもしれません。

 

 

そんな意味での、

魂の揺さぶりを感じていたのかもしれないオスカル。

 

​​​​​​​【ベルサイユのばら 電子版 8巻】

 

 

なのに!

 

そんなときに告げられる衛兵隊のパリ出動命令恐竜くん

 

 

オスカル、

 

心が引き裂かれそうになったんじゃないかと思います。

 

 

たぶんオスカルは力弱きながらも武器をとった民衆たちに

共感しているというか、

 

民衆たちに生きる力を感じているというか、

 

彼らを誇りにさえ思ったのかもしれない。

 

なのに自分はそんな民衆に対峙するためのパリへの出動命令を受けて、

 

司令官だから指示に従って平民の多い衛兵隊員たちを引き連れて

パリへ向かわなければならないの。

 

またまた自分の心に嘘をつかなきゃいけないということですねー。

 

それができなくて数週間前に軍務違反をしたというのに…

 

 

自分の心に嘘をつけるかどうかは、

その人の生き方や性格によると思う。

 

生き延びるために

自分の利益を守るために

誰かを守るために

 

自分の心に嘘をつける人は多いと思うし、

 

別にその人にはその人の生き方があるので

人の生き方は自分的にはどうでもよいのですが、

 

^_^;

 

わたし自身結構自分の心に嘘をついて

生きられないタイプの人間なので、

 

オスカルの心の苦しみが少しだけ

理解できる気はします猫しっぽ猫あたま

 

 

出動命令を聞いて人知れず、

ものすごい表情のオスカル...ガーン

 

瞬間的にものすごい衝撃が走って、

瞬間的にものすごく葛藤したんじゃないかと想像します。

 

 

そしてアンドレを呼ぶのですが、

 

 

アンドレとの絡みについてはたくさん書いてしまいそうなので(笑)

 

一旦ここで切って、

 

後編として次の記事を書きます。

 

続けて書きます恐竜くん