ベルばらにおける最大のなまめかしキャラ
それが…
サン・ジェスト👇
【ベルサイユのばら 電子版 8巻】
「あはん」のセリフで有名なあの人です(笑)
(アンドレじゃない方)
これまで彼に関して書いたのは思い出す限り1回だけですが、
彼はベルばらのストーリーの中では
バスティーユ攻撃後に活躍するキャラですね。
バスティーユ攻撃前には、
ベルナールの遠縁ということで
ベルナール宅に居候をしていたサン・ジェスト。
オスカルがベルナール宅を訪問するシーンで、
自分を逮捕しに来たと勘違いしたサン・ジェストが
オスカルに向かって発砲するシーンが描かれていましたが、
サン・ジェストは実際に革命前には
警察に追われる人生だったみたいです。
ベルばらでは「オルガン」というタイトルの
きわどい作品の作者であることが描かれていますが、
彼が警察に追われていた理由は、彼の作品の内容が当時の倫理観を逸脱していたからというのもあったのでしょうけれども、
それ以上に当時のフランスの権威、
つまり国王や王室、カトリック教会を批判する要素が
前面に出ていたことが原因みたいです。
まあある意味、啓蒙思想家であり、
政治犯的な感じだったのかもしれません。
サン・ジェストは後に革命家として
ロベスピエールの右腕みたいなポジションで活躍したのは史実で、
ベルばらの作品内でも、
バスティーユ攻撃後のシーンで重要な役割の人物として描かれています。
さてさて、
わたしが今回この記事を書いているのは、
バレンヌ逃亡事件の後のシーンを読んでいたら、
なんだかびっくりぽん(゚д゚)!な記述を発見したからです
それは...
サン・ジェストの革命が始まってからの
意外な就職先について。
バレンヌ逃亡後のナレーションで、
当時の平民たちがブルジョワ階級とそれ以外の貧しい平民たちに
2分されていたという描写があるのですが、
その後にロベスピエールを讃えるサン・ジェストの手紙が紹介されていて💌
そこでの当時のサン・ジェストの紹介の一文に
こんなことが書かれていました。
「当時 エーヌ県のブレランク―ルの国民衛兵連隊長であった23歳のサン・ジェストが はじめてロべスピエールにあてた手紙である」
...|ω・)
Σ(゚Д゚)
なんと!
いかがわし小説を書いて警察に追われていた文学青年サン・ジェストの就職先が…
国民衛兵隊!!
🐎🐎🐎
軍隊!?
しかも彼、
国民衛兵連隊長!!
Σ(゚Д゚)
連隊長と言ったら、
この方のイメージばっかり出てきてしまいますが、
この人👇
【ベルサイユのばら 電子版 4巻】
あーん💦
あのサン・ジェストが国民衛兵の連隊長だなんて...(;´Д`)
サン・ジェストくん、
君、
馬に乗れるの??
(笑)
【ベルサイユのばら 電子版 8巻】
国民衛兵というのはフランス革命のときに組織された民兵隊らしいですが、
そういえばフランス衛兵隊もバスティーユ攻撃後に国民衛兵隊に組み込まれて、
エピソード編でアランが国民衛兵の兵士として登場していましたっけ。
その国民衛兵隊の、
一地方の連隊長サン・ジェスト🐎
もっとも軍人らしからぬ彼が連隊長だなんて(笑)
軍人として誇りを持って生きていたオスカルが知ったら
どんな感想を持ったでしょうね…^_^;
しかも彼の連隊長への人選は、
軍人としての功績うんぬんではなく、
選挙によって選出された
ということです…
|ω・)
へー、
選挙で連隊長が決まるんだー
(笑)
軍隊にも共和制的風が吹いていたんですかね~
ベルばらのバレンヌ逃亡後のところを読んでいて、
サン・ジェストが国民衛兵隊の連隊長🐎の件を知って、
なんとなく書いておきました(笑)