現在カナダの小学生たちは(その上の学年もたぶん)

March Breakの最中です🌸

 

March Breakとは日本で言うところの春休み🌷

3月中旬に1週間だけ学校がお休みになります。

 

毎年この時期には旅行に行くことが多かったのですが、

 

今年はわたしが体調が悪かったり忙しくしていたりして、

すっかりその存在を忘れていたわ…猫しっぽ猫あたま💦

 

先週の金曜日にやっとその存在に気が付いて、

 

あっ! March Break、来週じゃん!(゚д゚)!

 

と気が付いたときにはもう遅い…(@_@)

 

何の予定も経てていないまま突入してしまった

子どもたちの1週間お休み期間。

 

でも相棒が職場と掛け合って、

今日と明日お休みもらえたので(明日は相棒の定休日)

 

今日は家族で映画を観に行く🎥

 

明日は気温が上がるみたいなので

ビーチでピクニック🏖

 

を予定していたのです。

 

そうしたら…

 

 

朝、上の子が発熱炎

 

 

Oh~ No~ ネガティブ💦

 

 

この子はいつも、

お出かけの朝に熱を出すのだ。

 

以前もケベック州に旅行に行く朝に

熱を出しましたぜ予防

 

 

…ということで、

本日の映画館行きは流れ、

 

近くの映画館に下の子と相棒だけでお出かけ、

 

わたしと上の子は自宅でした。

 

まあわたしは、

家でまったりしていた方が好きなんですけどね^_^;

 

 

上の子は熱があってぐったりしているのに、

 

「ポップコーン欲しい!🍿」と騒ぐので、

 

ポップコーンを買ってきてもらいました。

 

そうしたら上の子、

 

家でポップコーン食べながら映画を観たい!🍿

 

と言い始めた。

 

まあそれもありかな(*'ω'*)

 

ということで、

 

上の子にはソファーで横になってもらって、

即席映画会を開催しました🎥

 

 

何を観たいの?

 

って聞いたら、

 

なんと!

 

「天空の城ラピュタ」

 

だった。

 

(゚д゚)!

 

 

おお、ラピュタ!!

 

なんてなつかしい響き🌸

 

 

上の子が言うには、

 

ラピュタ、Netflixで観れるらしい…

 

 

それはすごい!

 

ということで、

 

上の子とわたしと相棒と3人で

 

唐突にラピュタを観ることになりました。

 

 

以前この作品を上の子に紹介したことがあったので、

それで何度か一人で観ていたみたいです。

 

もちろん北米ではこの作品

それほど有名ではなくて、

 

上の子は、クラスメイトが誰もラピュタを知らないって

なんだかお怒りモード(?)

 

ええ、日本の作品ですもの。

知らないでしょうね。

 

でもフランス語の先生は知っているんだそうです。

 

趣味がよい先生ね❤(笑)

 

 

さてさて、こちらのNetflixなので

英語版で観られますイギリス

 

子どもは英語で見ると言いましたが、

 

ジブリを英語版で観るなど邪道極まりない!

 

と一喝し(笑)

 

日本語オリジナル版日本+英語字幕イギリス

観ることになりました。

 

 

英語版ジブリでは、

 

日本語のあの独特なふわっとした優しい感じの

セリフ回しが聞けないのです(泣)

(英語はいろいろカチッとしすぎている…)

 

なのでジブリを観るなら

断然日本語がおすすめです。

 

 

さてさて、

 

ものすごーく久しぶりに

「天空の城ラピュタ」を観たわたし猫しっぽ猫あたま

 

ものすごくよかったです!!

 

こんなすごい作品だったの??

 

と、大興奮!

 

やっぱり大人になってから見るアニメは

観方が変わるのですね。

 

 

ラピュタは1986年の作品らしいです。

 

なんとアニメ・ベルサイユのばら🌹の

たった6年後の作品なのですね。

 

今絶賛放映中のTVドラマ「不適切にもほどがある」の時代設定も

確か1986年だったような…

 

でもラピュタ、

全く古さを感じない。

 

よい作品はいつの時代でも通用するのですね!

 

ベルばらといい赤薔薇

ラピュタといい🌳

アルフィーといい赤薔薇

 

日本の1970年代80年代のサブ・カルチャーはもはや、

世界に通じる芸術作品のオンパレードです赤薔薇

 

いや~、

 

ほんと日本に生まれてよかった❤

 

 

さてさて、

 

ラピュタですよ!!

 

ベルばらオタクはどんな作品を観ても、

 

ついついベルばらと比較、もしくは関連して

作品を観がちですが(笑)

 

ラピュタ、ベルばらに共通する要素が

(妄想上)たくさんありました。

 

 

舞台設定は19世紀末のヨーロッパの炭鉱の町らしいですが、

 

アルプスの少女ハイジみたいな大自然も描かれながら、

 

軍隊が出てきて戦闘シーンが炸裂です!爆弾(゚д゚)!

 

そのあたりから元軍人の相棒が

画面にくぎづけ(笑)

 

主人公の一人の少女シータをさらった政府の要人ムスカが

大佐って呼ばれていて彼も軍人みたいだし、

(そしてなぜか首元には、18世紀みたいなクラバット🌸)

 

まあ書き始めるとたくさん書いてしまいそうなので、

 

今回、一つのテーマに絞ります。

 

 

大注目ポイント☆

 

 

主人公の2人、

 

パズーとシータ🌸

 

 

たぶん12歳くらいかな?と思って観ていて調べてみたら、

やっぱり12歳くらいの設定のようです。

 

 

12歳…

 

上の子、今12歳。

 

わたしがベルばら初読時、12歳🌹

 

(笑)

 

 

で、パズーが登場した瞬間思った。

 

あっ、この子なんだか、

 

アンドレっぽい子だわ!

 

って。

 

(笑)

 

パズーはものすごーく真っすぐで純粋で

明るくてのんきな面もあって、

 

そしてなぜだかわからいけど、

まだ出会ったばかりの少女シータを必死に守っているの。

 

両親がいないという設定もアンドレっぽいし、

 

シータを守るだけじゃなくて

なんだか世話してあげている。

 

世話をしてあげるだけじゃなくて

なんなら一緒に生きてあげる。

 

一緒に考えて、

一緒に重荷を負ってあげる。

 

天空の城の力を止めるためのつらい作業を

一緒にやってあげる。

 

手と手をとりあって。

 

 

これから観る方がいるかもしれないので

あまり詳しくは書きませんが、

 

なんだかパズーのシータへの寄り添い方が、

 

アンドレのオスカルへの関わり方に

なんだか似ているわ!

 

と大妄想してしまったわたし猫しっぽ猫あたま

 

 

銃を携えてパズーがシータを救出に行くところなんて、

 

衛兵隊に拉致されたオスカルを救出に向かうアンドレみたい無気力

 

【ベルサイユのばら 電子版 6巻】

 

ちょっと違うけど(笑)

 

見方によっては、

 

12歳のパズーの方が30過ぎのアンドレよりも

なんだか精神的に大人びて見えます(笑)

 

 

そしてパズーは勇敢でおじけづかずに突っ走っていくので、

ちょっとフェルゼンぽいっていえばそうかも。

 

【ベルサイユのばら 電子版 6巻】

 

うん、これもちょっと違うけど(笑)

 

いや、でもあの純粋そうな感じは

フェルゼンじゃなくてアンドレです。

 

 

パズーとシータ2人の年齢設定が

12歳っていうのがまたいいですね。

 

12歳って、これから二次性徴が始まって

体がどんどん大人になって行く時期で、

 

でもまだまだ子どもで、

 

そのビミョーな境界線にいる感じ。

 

 

パズーとシータは子どもなのだけれども、

2人とも精神的にすごく大人びている。

 

男女なんだけれども、

 

でもまだまだ子どもの無邪気さがあって、

 

手もつなぐし抱きあうし

シータがパズーの背中に張り付いていたりする。

 

2人は同い年みたいだけれども、

 

パズーがなんだかシータのお兄さん的存在で

シータのことを守り世話してあげてる。

 

うん、アンドレっぽい。

 

 

当時のアニメとか漫画に、

 

こういった面倒みのよいお兄さん的なキャラ

結構いたりしたのかもしれませんね。

 

 

ベルばら赤薔薇の設定だと、

 

オスカルとアンドレは7・8歳のときに出会って

それからずーっと一緒に生きているので、

 

パズーとシータの年齢の時も

一緒にいたんですよね。

 

なんだかオスカルとアンドレのこのくらいの年齢の関係を

妄想してしまいました。

 

オスカルが士官学校に通っているくらいかしら?

 

 

さてさて、天空の城ラピュタ、

 

なんだかベルばらっぽい描写も出てきます。

 

 

まずパズーがシータに初めて出会ったシーン☆

 

シータは気を失って空から降りてきて、

気を失っている彼女をパズーが

自分の家に連れて行って世話してあげている。

 

シータの無防備な様子よ…

 

12歳と言え、

 

なんだか少女シータの無防備さと

元気な男の子パズーの組み合わせに、

 

わたしは変なドキドキ感を覚えてしまいました(笑)

 

 

そしてそのシーンは夜なので、

 

もちろんこれを思い出してしまう…

 

これ👇

 

【ベルサイユのばら 電子版 3巻】

 

(笑)

 

パズーとシータは12歳だからまだいいけど、

 

オスカルとアンドレはこのとき30歳くらい。

 

いい大人です(笑)

 

 

いい大人なオスカルがケンカして気を失って

アンドレがそんなオスカルを抱えて連れ帰ってる。

 

12歳のシータでも気を失ってされるがままの様子が無防備で

変なドキドキ感があるのに、

 

大人なオスカルも無防備でアンドレに運ばれてるって…

 

 

そりゃあ、アンドレ…

 

キスしちゃうね!

 

(笑)

 

 

さてさて、ラピュタに戻りますが、

 

ラピュタの2人の主人公たちの年齢設定とか描き方、

観ていて妙にドキドキしてしまう設定でした^_^;

 

友情と恋愛の

 

ものすごーくギリギリのライン。

 

友情寄りで、

愛情はたぶん芽生えている。

でも恋ではまだない。

 

そんな2人の様子を観ていると、

 

なんだかやっぱり、オスカルとアンドレの

途中までの関係みたいです。

 

 

あと、

 

シータのパズーに対する絶対的な信頼感を観て思った。

 

 

オスカルもアンドレにものすごーく頼っていた。

 

オスカルは軍人として描かれているので男性っぽく見えるけど、

 

アンドレとの関係においては

とことん守られている女の子だったのかも。

 

そんなアンドレとの関係性がオスカルにとっては

力を抜けることのできる貴重な時間というか、

 

安心できる、本来の自分でいられる

時間だったのかもしれません。

 

 

あと、ラピュタの2人の関係性で特徴的だったのが、

 

まだ出会ってから時間も経っていない2人なのだけれども、

 

2人の間にほとんど、

遠慮という文字がないみたい。

 

お互いが結構ストレートに

自分の考えや気持ちを伝えあっている。

 

なんかそんなところをみても、

 

オスカルとアンドレが12歳頃ってこういう関係だったのかなあ?と

妄想が炸裂してしまいました🌸

 

 

少年と少女の友情と愛情と絆を描いた

天空の城ラピュタ🌳

 

 

ベルばら赤薔薇のオスカルとアンドレも物語の途中まで、

そんな2人みたいな感じだったのかもしれません。

 

でもベルばら赤薔薇がすごいのが、

 

純粋で真っすぐで明るい少年アンドレが

そのままの状態で青年になったと思いきや、

 

気づかぬうちに大人の男になっていたという衝撃!

 

(゚д゚)!

 

 

フェルゼンが帰ってこなくてむしゃくしゃしているオスカルに頼まれて

オスカルを酒場に連れて行かれて一緒に飲んで、

気のいい親友、きょーだい役をしていたはずのアンドレが、

 

 

まさかの…

 

 

【ベルサイユのばら 電子版 3巻】

 

キス!❤

 

Σ(゚Д゚)

 

おーい! アンドレやーい(・ω・)ノ

 

 

そして、

 

【ベルサイユのばら 電子版 5巻】

 

とんでもない展開へと進んでいく

例のアンドレの怒濤の愛の告白シーン赤薔薇

 

男としていろいろ生々しく成長していたというアンドレの

衝撃的な事実がいきなりドカーンと描かれる

 

この破壊力よ!爆弾

 

 

いやー、ベルばら赤薔薇

 

すごいですね~(゚д゚)!

 

 

そして描かれるものがいろいろとリアルで、

 

なんだか衝撃的ながらも

妙に説得されてしまう…(笑)

 

いやあ、読者もびっくりぽん!だけど、

 

当人オスカルもびっくりですね。

 

あのアンドレが!?

 

って。

 

 

天空の城のラピュタがあまりにも純粋で真っすぐで

なんだアンドレぽかったので、

 

この少年が気づかぬうちに大人な男になっていて

いきなり衝撃的な愛の告白してきたら??

 

って妄想していたら、

 

なんだかアンドレの愛の告白のときのオスカルの衝撃が

今まで以上に想像できてしまいました…

 

(笑)

 

 

少年少女の要素を残したまま

大人になったオスカルとアンドレ。

 

でもアンドレが先にいろいろ大人の男になっていて、

 

そんなアンドレの働きかけ(?)で

そしてオスカルも大人の女になって行って、

 

最終的にはオスカルのタイミングで

2人は大人の関係になって行く。

 

あっ、この構造って

恋愛の基本形でしょうか??

 

無気力

 

ちょっとだけ身に覚えがあります。

 

(笑)

 

 

 

最終的な感想🌸

 

 

オスカルとアンドレの恋愛って、

 

ただの少女漫画の中だけのお話じゃなくて、

 

けっこうリアルな構図だったりするのかもです。

 

空想上のロマンスじゃなくて、

 

リアルな恋愛の描写。

 

 

…と、

 

ラピュタの話がどっかに行ってしまいましたが(笑)

 

 

「天空の城ラピュタ」

 

 

40年近くたっても名作です🌸

 

 

パズーとシータの友情?愛情?に

 

胸キュンです❤