ここ最近、2022年に発売された、
「ベルサイユのばら アニバーサリーブック:愛と感謝の50周年」
という本を調べていました。
これ👇
この本の中の、ベルばら連載終了後に出版されたベルばら関連の書籍の
年代順に紹介されたコーナーの中に、
「ベルサイユのばら大百科」🌸
という本が紹介されています。
1980年出版です。
アニばら🌹が放映されているときですね。
以前からこの本のことは存じ上げていて、
ベルばらキャラの誕生日や星座が書かれていたり、
この本の中ではアンドレのお誕生日が5月2日になっているとか、
(現在の公式設定では8月26日)
そういった話題で有名ですね。
最近この本が気になって、それでアニバーサリーブックの
この本の紹介のコーナーを読んでいたのですが、
そこに少しだけ「ベルばら大百科」の紹介が書かれていて、
ナント!
この本にジャルジェ家の家系図が載っていることが判明!
その家系図がアニバーサリーブックに掲載されていました。
それが、これ!
はい、ドドーん!!👇
【ベルサイユのばら アニバーサリーブック p. 34】
ジャルジェ家が「ジャルジュ家」になっていて
大丈夫かなあ?と一抹の不安もありますが(笑)
一応ベルばらの原作者さん監修の出版物です🌸
この家系図のタイトルに
「恐るべきジャルジュ家の女系図」とあって、
画像に収まり切れませんでしたが、
この家系図の紹介文に、
「ジャルジェ家の呪われた(?)女系譜も明らかに。」
とあります。
ええ、知っています。
オスカルはジャルジェ夫妻の6女🌸
上のきょーだい5人すべて女の子です。
オスカルが生まれたときに父将軍はばあやさんに、
【ベルサイユのばら 電子版 1巻】
「ジャルジェ家はいったいのろわれているのか!?」
と言っていました。
上の家系図にもばっちり
オスカルの5人のお姉さま方のお名前が掲載されています。
でもね…
なんと、驚いたことに、
ジャルジェ家の女系家族っぷりはオスカルのきょーだいにとどまらず、
なんとその両親も祖父母も
姉妹ばかりみたいなのです(゚д゚)!💦
まずはジャルジェ夫人🌸
ジャルジェ夫人の結婚前のお話は
エピソード編に描かれていました。
ジャルジェ夫人はフランスのお隣のロレーヌ公国出身らしいのですが、
(アントワネットのお父上も同じくロレーヌ出身)
そこの貧乏貴族の出身で、
お母さんと2人でわびしく暮らしている様子が描かれていました。
でも家系図をよく見てみると…
母上、お姉さんか妹さんが2人いるのですね。
たぶん2人はお姉さま方で、
ジャルジェ夫人がジャルジェ将軍に出会った頃には
すでにお嫁にいった後だったのかもです。
母上、三姉妹の末っ子でしたか…
対するオスカルの父ジャルジェ将軍☆
家系図を見てみると、
この方もお姉さんか妹さんが一人。
2人きょうだいなのですね。
原作でもエピソード編でもそのきょーだいの方は登場していないので
どんな方かはわかりませんが、
父上はジャルジェ家の唯一の男子として
ジャルジェ家の跡取りとして期待されて育った感が強い。
さてさて、
続きましてはオスカルの母方の祖父母を見てみましょう🌳
おばあさま…4姉妹
おじいさま…女のきょーだい3人いる唯一の男子…
あーん💦
みんな女の子だ!
|ω・)
大変なことになっております(@_@)
そして気になる、
オスカルの父方の祖父母のきょーだい事情…
もう一度、ドドーん!👇
【ベルサイユのばら アニバーサリーブック p. 34】
おばあさまは一人っ子なのでしょうか?
よくわかりませんが、
なんとジャルジェ将軍のお父上も、
女のきょーだい2人に囲まれた唯一の男子。
(゚д゚)!
これを見て、なんでジャルジェ将軍が必死になってオスカルを
男子として後継ぎとして育てたのか(妄想上)理解が深まりました。
ジャルジェ家は代々王家の軍隊を統率してきたらしい
由緒正しきお家柄の伯爵家✨
そんなお家を受け継ぐ跡取りはとても重要な存在で
しかもその子を立派な軍人に仕立て上げる必要がある。
ジャルジェ将軍の父上、すなわちオスカルのおじいさまはもちろん、
当主として一人でジャルジェ家を背負っていく宿命にあります。
でも子どもはジャルジェ将軍と一人娘の2人だけで、
なので息子のジャルジェ将軍に
過大な期待をして育てたのでしょうね。
父親と同じ唯一の男子であったレニエさん(将軍)は
両親に跡取りとして軍人として過大な期待をされて育って、
エピソード編に描かれていた感じだと、
ジャルジェ将軍は20代の中頃で父親が亡くなり
当主としてジャルジェ家を背負うことに。
若くして当主になり、
次の跡取りを作らないといけない状況に。
この時期にロレーヌ公国への外交政策を外交官として成功され、
時の国王ルイ15世に将軍職を賜っています。
自分の功績を得た今、
次やるべきは自らの後継者育成だったのでしょうね。
ジャルジェ将軍は将軍職を賜って結構早い段階でジャルジェ夫人と結婚🌸
たぶん結婚の時点ですでに長女はお腹にいたと思うのですが、
(エピソード編を参照(笑))
いろいろ計算していくと、
オスカルが生まれたのって、
将軍が40代半ばころ?
結婚から20年近くたっているみたいなのです…
(アントワネットの父上の人生と照らし合わせると計算できます)
あっ、でもエピソード編でオスカルが生まれたときに
長女の子、10代半ばくらいだったような…??
代々女系の家系だからこそ少ない男子に期待される
跡取りとしての宿命。
その必死感が、
おじいさま、父上と受け継がれることになったのかもしれません。
それで男子に恵まれないジャルジェ将軍、
もう、
【ベルサイユのばら 電子版 1巻】
やけくそ(笑)
跡取りとして期待されて育ってきたであろうジャルジェ将軍。
自分も通ってきた人生だから、
オスカルを立派な軍人に育て上げ、
自分と同じようにジャルジェ家を背負わせていくことについては、
当たり前のことであり、
問題があるなんて考えなかったかもしれません。
(いえいえ、お宅の末っ子、女の子ですよ~)
それにしても前々から書いているのですが、
ジャルジェ将軍、
子どもの頃からジャルジェ家の跡取り問題に関して
常に隣り合わせの人生だったであろうに、
なぜだかオスカルの後のジャルジェ家の後継者問題に関して
何も考えてはいなかった印象です^_^;
どうするつもりだったんでしょうね…
オスカルは男として軍人として育てているから、
オスカルを誰かと結婚させるという発想もなかったと思うし、
かといって養子をもらおうと計画している様子もない…
謎です
まあとりあえず、
ジャルジェ家が思った以上に女系家族だったということは分かりました。
それにしてもオスカルの顔のチョイスよ…
(笑)
ジャルジェ家の真相を父上から明かされて
びっくりぽん??
(笑)