前回、パリ出動前のアンドレと衛兵隊員たちの青春劇場🍃

あたりのシーンについて書いていて、

まだ後半戦が残っているのですが、

 

さっそく脱線します無気力

 

 

さてさて、

 

たまに書いている、

 

 

最近観たYouTube動画にインスパイア―されてつづる

ベルばら妄想劇場赤薔薇

 

 

わたし、時間があるとついつい

いろいろなYouTube動画を観てしまいます猫しっぽ猫あたま

 

 

新しい音楽もいろいろ試しに聞いてみますが、

 

その他にも哲学的なお話だったり

男性心理の解説動画だったり(笑)

ベルばら時代の歴史の豆知識動画だったり…

 

まあ、いろいろと興味の赴くままにいろいろ観ます。

 

 

昨年からよく見ている動画ジャンルの一つに、

漫画家さん同士や、

漫画家さんと漫画評論家さんとの対話動画があります。

 

漫画家さんたちはクリエーターなので、

ものの考え方、世界の理解の仕方がおもしろくて

わくわくしながら対談を聞いてしまうのですが、

 

今日見た動画で出演者の人が、

手塚治虫の漫画を原作としたアニメの話をしていました。

 

わたしはその作品、

名前をなんとなく聞いたことがある程度だったのですが、

 

なんだか話を聞いているだけで、

そのストーリの顛末がすさまじかった…魂

 

 

まあ、その作品の内容自体には触れませんが、

 

その漫画をアニメ化したときの監督さんの

ストーリーの主題に関する見解の話をしていて、

 

こんなことを言っていたの。

 

 

監督の持論:

 

 

「少年は挫折をして初めて、青年になる」

 

 

 

|ω・)

 

 

 

この言葉を聞いて、

 

 

なぜだか…

 

 

 

 

 

アンドレしか思い浮かばない無気力

 

 

(笑)

 

 

と、

 

壮大な妄想劇場が展開されてしまったので

 

唐突にアンドレのことを書きます猫しっぽ猫あたま

 

恐竜くん恐竜くん恐竜くん

 

 

 

わたし、これまでも何度か書いているのですが、

 

オスカルとアンドレの恋愛模様を見ていると、

なんだか少年少女の恋愛物語のようなものを感じてしまうのです🌸

 

いや、最後のベッドシーンのあたりとかは大人なのですが^_^;

 

オスカルがフェルゼンにフラれて

アンドレがオスカルに愛の告白をする赤薔薇

 

あのあたりの2人の恋愛のことです。

 

 

オスカルのフェルゼンへの恋心だとか

アンドレのオスカルへの恋心の進展は、

 

フェルゼンがアメリカ遠征から帰ってきたあたりから

本番になって行きますが、

 

もうその時期の2人、

年齢的にはいい大人です。

 

フェルゼンがアメリカ遠征から帰ってきた年(1785)

 

オスカル…推定29歳

アンドレ…推定30歳

 

ええ、いい大人です無気力

 

 

オスカルがフェルゼンにフラれて

アンドレがオスカルに例の怒濤の愛の告白をしたとき、

 

フェルゼンの帰国後から2年後くらい後のことなので

2人とも30代前半です。

 

いい大人です無気力無気力

 

 

さてさて、

 

アンドレがオスカルに星空の下でキス❤をしたのは

フェルゼン帰国のちょっと前です。

 

このシーンの2人をながめていると…|ω・)

 

【ベルサイユのばら 電子版 3巻】

 

2人がピュアな感じだからなのか、

 

なんとなーく少年少女感のキス感が漂よっているように

勝手ながら感じてしまいます…

(やっていることはディープキスとかアダルトですけどね!恐竜くん


なんだか汚れを知らない(?)

駆け引きがない(?)

 

ピュアな恋愛🌸

 

 

はい、そしてその後の

例の怒濤の愛の告白シーン赤薔薇ですが、

 

【ベルサイユのばら 電子版 3巻】

 

ええ、やっていることはかなりアダルトです💦

 

でも、アンドレの表情もそうなのですが、

 

わたしは以前からこのシーンで、彼の「幼さ」?「少年っぽい感じ」??

みたいなものを感じていたのです。

 

 

さてさて、

 

ちょっとYouTube動画の話に戻るのですが、

 

「少年は挫折をして初めて、青年になる」

 

のコメントに続きがあって、

 

(動画の引用)

 

「挫折、つまり自分のやってしまったことを、生涯取り返せないこと、一生かけても償えないような苦悩を抱えて青年になって、その青年が落ち着いて心にかさぶたができて、人前に顔を出せる状態を大人という」

 

そんなことを言っていました。

 

無気力

 

挫折、つまり自分のやってしまったことを、生涯取り返せないこと、

一生かけても償えないような苦悩を抱えて青年になる…

 

 

なんだか、このお話を聞いて

大妄想劇場が展開されてしまった…恐竜くん

 

 

☆妄想の内容☆

 

アンドレは例の怒濤の愛の告白で、

なんだかものすごい取り返せないような苦悩、

挫折を抱えることになって、

そのことで少年から青年になっていったのかしら?

 

恐竜くん恐竜くん恐竜くん

 

 

アンドレって、それまでも

いろいろ苦悩は抱えて生きてきたとは思うのです。

 

貴族社会に生きる平民なので、

いろいろな面で身分の差は超えられない。

 

でも彼は生活面ではジャルジェ家に守られて生きてきているし

ジャルジェ家での待遇も良かったように見えます。

 

 

彼の苦悩の一番の原因は、

 

10代の少年時代に一緒に育ってきたオスカルに恋心を抱くのだけれども、

身分の違いゆえ、その思いを告げることができずに生きてきたこと。

 

 

まあ恋愛にはいろいろなパターンはあるとは思うのですが、

 

つらい片思いをしていたとしても一般的には

その他の選択肢がある場合も多い。

 

好きな人がいるのだけれども、

どうしてもその人と恋の進展が難しくて、

 

別の人と恋愛の経験値をあげていく場合とか。

 

 

でもアンドレの場合は、

 

愛するオスカルと2人できょーだいのように生活していて

青春を過ごしてきてしまっていて、

 

なのでアンドレは恋愛的には、

 

オスカルに愛を告白できない

→それ以上の恋愛の進展がない

→生身の恋愛の経験(心理的にも性的にも)ができない

 

こういう状態だったのかもしれません。

 

 

恋愛的に成長できないという制約の中で

生きざるを得ない人生…

 

アンドレは他の女性に目を向けることができなかったようですからね。

 

オスカルとの恋が進展しなければ、

ずーっとアンドレは恋愛的に未熟のまま。

 

 

このことは例の愛の告白シーンの

アンドレの告白内容や様子によく表れている印象で、

 

【ベルサイユのばら 電子版 5巻】

 

少年期の性の目覚めの体験を

オスカルとともにいることによって体験してきたような、

 

そんなアンドレの告白が描かれていますが、

 

アンドレの恋愛事情、そのときからこの告白の瞬間まで

なんだか時が止まっていたかのようです。

 

 

別の言い方をすれば、

 

少年期の性の目覚めだとかその時期の恋愛の状態から

アンドレは成長することができなくて、

 

言ってみれば恋愛的に少年のまま30歳を超えてしまった…

 

そういうことなのかも、と

妄想をしてしまいました。

 

 

これ、オスカル側もたぶん同じで、

 

詳しいことはここでは書きませんが、

 

オスカルも男性としての役割を貴族社会の中で生きてきて

恋愛できない状態にあったので、

 

ある意味、恋愛の側面においては心が少女のまま。

 

そしてアンドレも少年のまま。

 

 

でもいろいろな背景があって、

アンドレのオスカルについに愛の告白!

 

でもあの愛の告白はアンドレにとって

挫折の体験になってしまったんじゃないかと想像してしまいます。

 

だって、自分のつもりつもた積年の思いを

受け入れてもらえなかったどころか、

 

最終的にオスカルを泣かせてますからね…(T_T)

 

しかもどうみても愛の告白の結末が完全に性暴力まがい魂

(ダイレクトに性暴力とも言う…恐竜くん

 

ことが起きてしまった後にアンドレ、

自分のしでかしたことを猛烈に反省しています泣

 

「…すまなかった… もう二度とこんなことはしない 神にかけてちかう」

 

って言っています。

 

 

アンドレ、やってしまったことは結構アダルトな展開で、

ベッドに押し倒したりしてましたが恐竜くん

 

あの行動は大人だからの行動というよりも、

 

むしろ恋愛慣れしてなくて

一人の人だけを思い続けるあまりに心が暴走してしまって(心以外も?恐竜くん

 

恋愛的に未熟ゆえの行動に

わたしなんかには見えてしまいます猫しっぽ猫あたま

 

 

もう一度、

少年から青年になるプロセスの話に戻ります☆

 

 

「挫折、つまり自分のやってしまったことを、生涯取り返せないこと、

一生かけても償えないような苦悩を抱えて青年になる…」

 

 

アンドレ、この愛の告白で、

命をかけて思いを伝えることはできたのだけれども、

 

悲しいことに、

取り返しのつかないようなこと、

 

つまりオスカルを傷つける、

ということを結果としてしまって、

 

そういった挫折を経験したがゆえに

彼は少年から青年になっていった…

 

と、

 

勝手ながら大妄想劇場を展開してしまいました無気力

 

 

この後もアンドレ、

 

一人で苦悩を抱えて悩み生きて行くのですが、

 

自作自演の毒ワイン事件で🍷

 

本当に大切なことは何か

自分の本当の使命とは一体何か

 

このあたりに気づけたことによって

自分でそれまでの自身の心の傷の癒しの体験をして、

 

このあたり👇

 

【ベルサイユのばら 電子版 6巻】

 

そして大人の男性へと成長していったのかしら?

 

なーんて妄想してしまいました。

 

 

ベルばら赤薔薇ってキャラたちの成長の物語が

一つの主題だと思っているのですが、

 

その中でもオスカルの成長物語は一つのメインテーマ赤薔薇

 

そのオスカルと合わせ鏡のように

ともに生きてきたアンドレ。

 

オスカルの成長とシンクロするように

アンドレの成長物語も具体的に描かれているんじゃないかしら?

 

という印象です。

 

 

少年は挫折をして、初めて青年になる…

 

なんか文学っぽい📚

 

(・ω・)ノ

 

 

少年少女から青年期へ

そして大人の階段を上っていく…

 

 

少女の場合はどうなんでしょうね🌸

 

少女が大人の女性へとなって行く過程…

 

 

自分の人生を思い返してみると、

 

10代の子ども時代から青年期に入っていく時期って

大学時代にあてはまります。

 

親元から離れて一人暮らしして、

 

恋に恋する恋愛じゃなくて、

生身の(?)異性相手にいろいろと経験していく時期無気力

 

恋愛で言ったら、

 

一人で大人になって行くというよりは、

恋人がいたら恋人と一緒に大人になって行く

 

そんな感じでしょうか。

 

 

もう妄想ですが、

 

きっとオスカルとアンドレも、

 

別々にというよりは、

2人で大人の階段をのぼっていったのかも。

 

そしてオスカルに至っては、

 

アンドレにキスされたり押し倒されたり恐竜くん

ものすごい激しく求愛されたりしてたけど、

 

自分では想定外のそういったある意味性的な体験をしつつ

大人の女性として少しづつ変化していったのかも無気力

 

 

アンドレの話に絞ると言いながら、

最終的にはオスカルの話になってしまいましたが^_^;

 

2人の恋愛模様を見ていると、

 

一抹のなつかしを感じるのは

なぜでしょうか??無気力

 

(笑)

 

 

遠い時代の遠い国の遠いお話なのに、

なんだか共感できてしまうようなストーリー構成🌸

 

 

ベルばら赤薔薇

 

すごい作品です…

 

(最終的には、いつもこの決めゼリフ!)

 

(笑)