前回、ベルばらの原作のストーリーに関する記事、

 

オスカルとアンドレがお屋敷の廊下で

イチャイチャしているあたりのシーン❤について書きました。

 

本当は今回、

アンドレの性的魅力について分析しようと思って(笑)

 

「性的魅力」とか「セクシーさ」について

調査していたのですが(笑)

 

もう今日、だるくて…(@_@)魂

 

 

午前中に上の子の三者面談に行ってきたのですが、

 

この子がかなりお勉強ができなくて…泣

 

 

先生と三人でじっくりと話し合うこと1時間…⏰

 

普段わからなかった子どもの学校での生態が分かったり(笑)

 

先生はものすごーく経験豊富な教師だということは分かり、

これからの勉強のサポートプランも一緒に考えられてよかったのですが、

 

帰宅後どっと疲れが出て

昼からベッドに倒れ込み、

 

そして起きれなくなる…ふとん1ふとん2ふとん3

 

完全にエネルギーが切れたわ…魂

 

もう、アンドレのセクシー云々どころじゃない…

 

(笑)

 

 

でもこのまま何もしないと精神的に落ち込みそうなので、

 

そんなときはもちろん…

 

 

 

ベルばらを読む無気力赤薔薇

 

 

(笑)

 

 

ベルばらを読むときだけ、

体が疲れ切っていても、

 

なぜだか頭がさえる恐竜くん

 

 

すごいことです…(笑)

 

 

…で、

 

パリ出動が決まったあたりを読んでいたら

いろいろと書きたいことが出てきたのですが、

 

体力がないので泣

 

さくっと書けそうなテーマで書きます。

 

 

さてさて、

 

ベルばらのストーリーで感動的なテーマはたくさんあります赤薔薇

 

オスカル❤アンドレや、

アントワネット❤フェルゼンの

 

ラブロマンスも最高ですがピンク薔薇

 

登場人物たちが短くも激しく一生懸命に生きたという

キャラたちの人生の物語そのものも

ストーリーの感動要素の一つではないでしょうか。

 

 

多くのベルばらキャラの中でも、

 

オスカルとアントワネット赤薔薇ピンク薔薇

 

この2大主人公たちの人生は短くも激しいもので

多くの読者が感動すると思います。

 

とくにオスカルの、

 

「自己の真実のみに生きた」という濃ゆい生き方は

読者の心にとても響いたのでしょうか。

 

少なくともわたしの心には響きまくりです(*'ω'*)

 

 

オスカルの人生に関してはこれまでも

このブログでいっぱい書いています。

 

でもよく考えたら、

 

子どもの頃からオスカルと人生をともにしていたアンドレも、

オスカルと同じくらい濃ゆーい人生だったのではないしら?

 

と、

 

今回原作を読んでいたらどんどん妄想が広がってしまった…^_^;

 

 

そんな妄想のきっかけになったのが、

 

7月11日の夜、

オスカルにパリ出動命令の伝達が来た後のシーン🌙

 

 

アンドレがたぶん寝る前のシーンなのだと思うのですが、

 

真っ暗な自分のお部屋でテーブルの上のろうそくを見つめて🕯

自分の目はもうろうそくの光しか見えないことを悟ることとなります。

 

【ベルサイユのばら 電子版 8巻】

 

そして頭を抱えるアンドレ…

 

たぶん、絶望です。

 

 

わたし、目が見えなくなる恐怖は実際体験したことがないので

もう想像でしかこのシーンのアンドレの心理を考えることができないですが、


外からは見えない「しょうがい」を持つとどんなに孤独か、

ということについては少し理解できます。

 

 

アンドレはオスカルに自分の目が見えないことを悟られたくない。

 

自分がいつも一緒にいる人

自分にとって一番大切な人

自分の心から愛する人

助けを求めることができる一番身近な人

 

そんなオスカルにさえ自分の目のことを話せないアンドレ。

 

目のことを知られてしまうことを恐れて、

 

それゆえに目が見えなくなる恐怖を

一人抱えているんですねー。

 

本当にしんどいことだと思います。

 

 

わたし、アンドレの人生のどん底の瞬間って、

 

例の毒ワイン事件🍷でオスカルの命を奪いかけてぞっとしていた

あの瞬間だと思っていたけれども、

 

よくよく考えると、

 

この自室で頭を抱えているこの瞬間もアンドレにとっては

人生でかなりどん底の瞬間だったのではないかしら?

 

と思ってしまいます。

 

 

だってこのとき7月11日の夜🌙

 

バリ出動の2日前です。

 

 

アンドレの私的人生の使命は

オスカルのことを命をかけて守ること🐎

 

オスカルの率いる衛兵隊にはパリ出動命令が出て、

それがこの直前で、

 

パリ出動=戦場に出て戦う可能性がある

 

ということ。

 

出動したら命を落とす危険があって、

 

これまでの人生の中で

最もオスカルの命が危険にさらされる可能性がある

 

 

自分の使命が最も試されるとき

 

それがパリ出動。

 

 

アンドレは今このときこそ、

自分の命をかけてでもオスカルの命を守りたいたいだろうに、

 

目が見えなくて足手まといになる可能性MAX泣

 

でもオスカルを一人でパリ出動に送り出すことのできず…

 

アンドレは自分の目が見えなくなる恐怖とともに

自分の人生を心から呪ったことと思います魂

 

人生で一番肝心なときに

一番力を失ってしまうという悲劇…

 

 

そしてさらには、

アンドレはこの数週間前に、

 

20年近く片思いをし続けてきたオスカルと

やっと思いを交わし合えたばかりです。

 

まだまだ2人の愛の物語はこれからのハズで、

 

一緒にやりたいことも山ほどあったと思うし、

 

一緒に見たい景色

見たいオスカルの表情

 

その他、見たい

オスカルのあれこれ(笑)

 

いろいろあったと思います。

 

 

でもそんなタイミングで目が見えなくなってしまって、

 

それまで思い描いていたであろう夢は

夢のままになってしまったのかもしれません(泣)

 

 

アンドレの人生、

 

まあ激しいです…魂

 

 

でもね…

 

この次のページを見て、

なぜか安心するわたし猫しっぽ猫あたま

 

 

次のページとは…

 

たぶん前のページの続きだと思うのだけれども、

 

ろうそくを目の前に暗闇の中で頭を抱えたアンドレが、

たぶんその後しばらくして思うこれ👇

 

【ベルサイユのばら 電子版 8巻】

 

「一度でいい 契りたい…!」

 

(笑)

 

 

あれ??

 

今の今までシリアスな感じで

目が見えないことに頭抱えていたのに

 

契りたいって…恐竜くん(笑)

 

と、

 

今まではアンドレに散々ツッコミを入れていたのですが(笑)

 

 

でもなんだか今はこのシーン、

 

救いのシーンに見えてしまうわ...猫しっぽ猫あたま

 

 

これまでは、

 

オスカルと愛し合いされたいという長年の思いをついに達成し、

もう幸せの絶頂じゃん!

 

なのに、

 

さらに、「契りたい」ですか!?

 

|ω・)💦

 

おーい、アンドレやーい!!(・ω・)ノ

 

と、つっこんでいたのですが、

 

でもここ1年くらいアンドレの気持ちに寄り添って考えてみたり、

相棒に男性心理を事情聴取したりしているうちに(笑)

 

アンドレ、

 

結構まっとうなこと言っているよね、と

 

アンドレの気持ちを理解できるようになったわ…

 

(笑)

 

 

ちなみに今相棒が仕事から帰って来たので、

 

【ベルサイユのばら 電子版 8巻】

 

このシーンのアンドレ見せて、

 

「ねえ、アンドレ、何を見たいんだと思う?」

 

と聞いてみたら、

 

「オスカルの裸じゃない?❤」

 

と、

 

自信満々で言われました…

 

 

すがすがしい!(?)

 

(笑)

 

 

アンドレ、

 

契りたい発言のコマで言っているように、

アンドレは気の遠くなるほど自分を抑えてきている…

 

そのことはもう例のあの怒涛の愛の告白シーンの赤薔薇

アンドレの様子からこれでもかというほど分かりました…(笑)

 

 

このシーンの直前にパリ出動をめぐり、

オスカルと言い合いになるアンドレのシーンがありましたが、

 

その言い合いの後、

 

オスカルはアンドレのことを、

 

落ち着いている

不思議なくらいおとなしくて

控えめで

はじけなくて…

 

って言っているけれども、

 

アンドレは目が見えなくなっているせいもあるとは思うのですが、

 

オスカルと思いが通じ合った後、

 

もう暴走しそうになる気持ちやら

その他諸々恐竜くん

 

押さえるのに必死だったのではと妄想してしまいます(笑)

(まじめな話…無気力

 

うーん、想像すると、

 

ちょっとかわいそうな気も…

 

 

なのでここで言っていること👇

 

【ベルサイユのばら 電子版 8巻】

 

ものすごーく当たり前のことを

すがすがしいくらいに正直に言っているだけなのだと思います猫しっぽ猫あたま

 

 

で、すごいなあ~と思うのが、

 

このシーンが目が見えなくなる絶望シーンの

直後に描かれているという構成。

 

わたし、このアンドレの契りたい宣言を見て、

よかったとほっとしているのです…

 

だって、アンドレ、

 

目が見えなくなるという恐怖と絶望の状況にあっても、

 

心の奥底から湧き上がる

 

オスカルと契りたい!という夢というか

焦がれるような欲求があって、

 

そういう焦がれるような願いって、

生きるための原動力になりえるものですもの🌸

 

 

アンドレには確かに、

 

絶望の中にありながら最愛な人と愛し合うことができたという

そういった光のような事実もあるのだけれども、

 

お互い愛し合っていながら

まだ日が浅いからか、

 

お互いまだまだ個々に抱えるものがいろいろとあって

心は通い切れているとは言い切れない面も…

 

せっかくお互い人生初めての恋人ができて、

アンドレは長い片思いは実ったのだけれども、

 

まだまだ孤独は抱えたままという見方もできます。

 

 

でも、たぶんオスカルへの焦がれる思い🌸

 

その中でも「契りたい!」という

素朴ながらも情熱的な

心と体の底からの湧き上がるような願いは、

 

たぶん彼にとっての生きるために希望の光になりえたのではと

妄想してしまいます無気力

 

 

そしてなんとこの1日あとに、

 

そんなアンドレの願いは叶うわけです🌸

 

絶望から人生の幸せの絶頂へ!

 

 

整理すると、

 

7月11日夜🌙

 

わずかアンドレがこの世を去る1日半前、

 

アンドレは目が見えなくなるという人生のどん底の一つの瞬間に苦しみつつ、

でもオスカルと「契りたい」という焦がれる思いに向き合っていて、

 

そのたった一日後にオスカルと結ばれ

アンドレの願いは叶い、

 

そして戦場へ散っていった…

 

 

パリ出動の朝、

 

人生にものすごく確信を得たようなしっかりした面持ちの

アンドレのお顔が描かれていましたが、

 

これとか👇

 

【ベルサイユのばら 電子版 8巻】

 

これ👇

 

【ベルサイユのばら 電子版 8巻】

 

オスカルと身も心も結ばれたことで

もう思い残すことは何もないくらいに人生が完結したと

 

アンドレは思っていたのかもしれません。

 

後は戦場でオスカルを命をかけて守るだけ。

 

たぶん命を落とす覚悟も

できていたのでしょうね。

 

オスカルも同じだったのかもしれません。

 

 

オスカルのことをポエムで称賛しながら

この世を去っていったアンドレ。

 

彼の人生はオスカルを愛する

オスカルと愛し合うという点で、

 

すっきりと完結したのでしょうね。

 

 

なんか、やっぱり彼、

純粋ですねー。

 

愛に生き

愛に一途で

 

そしてなんだろう…

首尾一貫した人生。

 

絶望と希望が人生の幕を閉じる直前まで繰り広げられるという

激しい人生赤薔薇

 

そういった点でアンドレも、

他の主人公たちと同じくらいに、

 

熱く激しい人生だったのかもしれません…

 

 

元気ない…と言いながら、

 

思った以上に熱く語ってしまいましたが(笑)

 

ベルばらの読んでいる個所が

どんどんと革命に向かっております…フランス

 

恐竜くん