最近、ベルばら原作のオスカル成敗事件~

オスカルの愛の告白あたりについての記事を書いてきました赤薔薇

 

 

その続きの2人のキスシーン❤からいろいろ書こうと思って

ここ数日、思いを巡らしていたのですが^_^;

 

今朝ヨガをしていたら、

 

なんだか浮かんできた

アニばらの一場面…

 

(笑)

 

ホントはヨガしているとき、

意識をクリアーにしなきゃいけないのですけどね💦

 

あーん、なんだろう…💦

 

なぜだか、アニばら後半の、

 

オスカルたちがパリ出動して

アンドレが流れ弾にあたってあっさり亡くなって無気力

 

オスカルが一人、

夜のパリの街をさまよって、

 

アンドレと馬に相乗りして

幸せそうに海岸を駆けていくという馬

 

幻を見るシーンピンク薔薇

 

 

それがヨガ中に

 

脳裏にちらつく…

 

(笑)

 

 

…で、ヨガ中にも関わらず

いろいろ考えてしまった…^_^;

 

 

ええ、

 

2人の幸せそうなシーンピンク薔薇

 

感動を呼ぶシーンなのですけれども、

 

なんだかグッとこないんだよなあ…無気力

 

(笑)

 

 

ええ、あくまで私的な感想です。

 

以前は感動したこともありましたし、

きっと感動を覚える視聴者も多くいるでしょう。

 

 

でもね…

 

ここ最近、原作で

ちょうど2人が相思相愛になる感動シーン赤薔薇を読んでいて、

 

たぶん比較してしまったんだと思います。

 

 

原作のストーリー展開やら描き方が

ものすご~く感動的なので!

 

 

…で思った。

 

 

アニメの恋愛の描き方、

 

 

なんだか、

 

 

記号的じゃないか??

 

 

|ω・)

 

 

まず原作と違って、

 

アニメのベルサイユのばら🌹では、

 

オスカルとアンドレの恋愛のプロセスが

具体的に描かれていません。

 

 

なんとな~く

 

アンドレがオスカルのこと好きみたい

 

とか、

 

アンドレが片思いに苦しんでいる

 

とか、

 

青いレモンの回でアンドレが

オスカルに愛の告白していたけど🍋

 

まあ、告白シーンの短いこと!

 

 

アニメではその後、

2人は別々に行動する機会が増え、

 

まだアンドレはオスカルのこと好きっぽいとか、

 

オスカルもなんだかアンドレのこと気にしてるとか、

 

ほのめかす程度で、

 

 

具体的な2人の恋愛シーンって、

蛍のシーンのみ星空

 

 

いきなり契った!

しかも森ん中で!!

 

Σ(゚Д゚)

 

 

|ω・)

 

 

そうなんです。

 

アニメでは、いろいろ2人の恋愛に関してほのめかしてはいるのだけれども、

 

用意される映像が、

 

なんだかストーリーを進行させるための

記号として用意されているのみ

 

そんな印象を受けるのです…|ω・)

 

 

いや、アニばらのスタッフの皆さんがものすごーく考えて

各シーンをどう描くか試行錯誤していたこと、

 

とくに蛍のシーンは

議論に議論を重ねたこと、

 

よーく存じ上げていますとも!

 

 

でも、個人的な勝手な印象から行くと、

 

アニばらには原作があって、

すでにストーリー展開は決まっている。

 

オスカルとアンドレが結ばれることも決っている。

 

だからストーリー展開の途中で

いろいろほのめかしておこう無気力

 

そこで終わっちゃっているというか、

 

視聴者の想像力まではかき立てては来ない

描かれ方というか…

 

 

ちょっとだけ最近のアメンバー記事でも触れたのですが、

 

商業映画をヒットさせるために

おなじみの刺激シーンを盛り込むみたいな手法?

 

具体的に言うと、

 

観客を集めるために、

 

多くの視聴者がわくわくする、期待する、

 

暴力&セックスシーンをかならず盛り込んで、

予告編にもサブリミナル的に映し出して、

 

視聴者の潜在意識とか心理に作用するの。

 

 

アニばらの話に戻りますが、

 

アニメには原作があって、

なのでストーリー自体を変えてしまうわけにはいかないので、

(まあ、結構いじられてましたけど無気力

 

たとえば、

 

オスカルとアンドレが愛し合う

 

そこは設定済み。

 

なので全編を通して、

 

そのストーリー展開へ向かうための

小ネタを挟んでおく。

 

視聴者に記憶させておく。

 

 

例えば、

 

オスカルとアンドレの2人の幼少期のエピソードを、

 

第8話の馬暴走シーンで意識を失ったオスカルが

目覚めるシーンの直前に一応描いておく。

 

でも描き方はものすごく記号的で、

必要不可欠な要素のみ。

 

オスカルがアンドレに

ジャルジェ家に伝わる件の1本をあげる→仲良しアピール

 

一緒に剣の稽古→さらなる仲良しアピール

 

とか。

 

視聴者も、

ふーんって感じで見る。

 

無気力

 

 

青いレモンの回で🍋

 

アンドレにとりあえずオスカルをベッドに押し倒させて恐竜くん

愛の告白をさせて、

 

はい、そういうことですよ~

 

と、視聴者に伝える。

 

描き方が記号的…

(と、わたしの目には映る無気力

 

 

蛍のシーン星空

 

2人に愛の告白を言わせる

 

→ 唐突な裸シーン|ω・)

 

→ 重なる2人(契ってるな無気力

 

美しい星空星空

 

記号的…

 

無気力

 

 

そういった描き方では、

ストーリー展開は視聴者に伝えられるのだけれども、

 

なにぶんそこに至るまでの各キャラの人生の物語、

苦しみなどが丁寧に描かれていないので、

 

そう、

 

視聴者の想像力を駆り立てないの!

 

 

それに比べてベルばら原作赤薔薇のすごいところは、

 

確かに記号的にエピソードを挟んでいることもあるのですけども…

 

 

たとえば、2人のキスシーンに描かれる

幼い頃の2人の仲良しエピソード🌸👇

 

【ベルサイユのばら 電子版 7巻】

 

ええ、こういうのも、

 

メインで描かれる2人が相思相愛になるシーンのストーリーの

肉付けをするための記号的な小道具なのだけれども、

 

でも子どもアンドレの表情見るだけでも、

 

当時の彼の気持ちやら、

2人の関係性の近さなど、

 

ものすごーく想像力が書きたてられて、

 

余計にこのキスシーンに

感動してしまうという

 

ベルばらマジック!赤薔薇

 

 

原作、なんだろう…

 

読者の想像力を引き出すだけの

 

キャラたちのセリフのチョイスだったり、

表情の豊かさだったり、

 

とにかくキャラたちが

どんどん前に出てくる感じ?

 

原作者さんがインタビューで、

 

「キャラたちが勝手に動き出す」瞬間を

ベルばら描いているときに体験した

 

みたいなことを言っていたのですが、

 

なんだか原作では、

 

キャラたちがもう

生きているんですね。

 

 

描き過ぎず、

 

でも絶妙に読者の想像力を駆り立てるだけの

心理描写の数々!

 

たぶん原作者さん、

 

ストーリー構成とか描き方とか、

 

ものすごく計算しつくして

読者の気持ちも想像して

 

描いていったんじゃないかと妄想してしまいます(*'ω'*)

 

 

アニメの青いレモンの回でアンドレは、

 

オスカルを押し倒して

シャツ破って、

 

愛の告白をして

泣いてたけど、

 

 

原作のアンドレなんて、

 

愛の告白、

めちゃくちゃ具体的よ!

 

(笑)

 

はい、どん!👇

 

【ベルサイユのばら 電子版 5巻】

 

どんな感じでオスカルのことを好きだって認識していったのか、

自分の性的な衝動まで交えて語ってくれてます(笑)

 

そのセリフから、

 

アンドレ本人のオスカルに恋心を抱いていく自分への戸惑いだとかも

描かれているような気もするし、

 

愛の告白をしてしまうことへの恐れや戸惑い、恐怖、

 

でもそれと同時にほほをそめている様子から、

 

自分ではコントロールできない

どうしようもないオスカルへの恋慕などもわかるし、

(あと、心だけじゃなくて体でも恋してるとか)

 

そんな愛の告白をされて、

 

ショックを受けているオスカルの様子もわかるし、

 

とにかく一つのページに

いろんな情報が溢れてる赤薔薇

 

もう、こんな作品、

 

他にありますか!?

 

(笑)

 

 

ふ~…無気力

 

結局また、原作の称賛になってしまいましたが^_^;

 

 

アニメなあ…

 

あれはあれで見方によると

芸術作品なんですけどね、社会派の(?)

 

でもなんか暗いのが

気にくわないわ…|ω・)

 

やっぱり心理描写をしっかりできるのは、

じっくり読み込める漫画の方なのかしら?

 

映像はストーリー展開のスピードは視聴者が調整できないので、

どんどん置いて行かれますしねー。

 

 

アニばらフランス語版フランス

まだ第26話で視聴が止まっていますが、

 

気になったことあったら、

 

ここでいろいろ

想いを吐き出します(笑)

 

 

アニばらファンの方、

失礼いたしました…恐竜くん

 

 

猫しっぽ猫あたま