以前、ベルばらの恋愛ストーリーにおいて
「手」の触れ合いが重要なポイントしてあちこちに描かれていて、
オスカルもフェルゼンへの恋心を募らせていくプロセスにおいて
彼との手の触れ合いが重要なものとして描かれているかも、
といったことについて書きました👇
手の触れ合いが描かれたシーンの例を見てみると、
【ベルサイユのばら 電子版 3巻】
アンドレがロザリーに、
自分のオスカルに対する苦しい恋心を告白したシーンで、
アンドレがイメージする「オスカルの心を他の男がとらえる図」が、
のばされた手で表現されていたり、
オスカルがフェルゼンへの片思いを抑えきれなくなってしまった
直前に起きた出来事が、
【ベルサイユのばら 電子版 4巻】
フェルゼンに手を握られた件であったりしました。
(フェルゼンや~い!!💦(・ω・)ノ)
さてさて、
現在ベルばらをどんどん読み進め、
なんとオスカルとジェローデルのキスシーン❤のところまで
すでに来てしまっているのですが^_^;
このキスシーン❤のところ読んでいたら、
やっぱり描かれていた、
効果的な「手」の描写!🌸
これ👇
【ベルサイユのばら 電子版 6巻】
見つめ合う2人の近くに描かれた、
そっと触れているか触れていないかの
微妙な感じの手と手の描写🌸
そしてジェローデル、
オスカルとのキスに持っていく直前に
さりげなくオスカルの手を優しく握ってからの...
キス...❤
これ、以前にも書いたのですが、
たぶんオスカルは、
男性と「触れ合いたい」願望が
ものすごく強いタイプの女性なんじゃないかと思っていて、
恋愛経験の乏しいオスカルは、
フェルゼンと手を触れ合わすことによって(握手とかでも)
女性性がどんどん開花していったんじゃないか?🌸
といった妄想を展開したのですが、
ジェローデル、
オスカルが手の触れ合いに弱いことを
近くにいながら観察してたのかい?
(笑)
なんだか計画的に(妄想上)ジェローデルが
オスカルの手を攻めてくるように見えてしまうわ…^_^;
オスカル、このジェローデルの告白シーンで
催眠術にかけられたかのように
心を持っていかれている様子が描かれていますが、
わたし、これまで、
オスカルはジェローデルのあま~い言葉❤に
心持っていかれたと思っていたけれども、
ひょっとしたら手と手が触れ合う触感に
くら~ってきちゃったのかもしれません…
^_^;
上のコマでエピソード50が終わるのですが、
続くエピソード51の冒頭部分☆
【ベルサイユのばら 電子版 6巻】
オスカルの手をがっつり握って引き寄せて
キスをするジェローデル...
な…なんて(オスカル的に)効果的なキス!(笑)
でもね!
オスカル、その手を払いのけて(!)
逃げる!!
【ベルサイユのばら 電子版 6巻】
「オスカル嬢!!」と、
のばされたジェローデルの手!
オスカル、
自分の手を後ろにのばしたまま猛ダッシュ!!
そして向かった先は…
【ベルサイユのばら 電子版 6巻】
アンドレとのキスの記憶❤
ジェローデルの手(&キス)から
アンドレのくちびるへ!(?)
こう考えると、
アンドレすごいわ~^_^;
オスカルの気持ちを先どってる!!
アンドレもちろん、
オスカルがセンシュアルな触れ合いに弱い
と言ったことに関しては知らないとは思うけど、
偶然なのか必然なのか、
オスカルの感覚に、
勝手にマーキングしてた!
(笑)
アンドレったら、オスカル本人も気づかないうちに、
オスカルのセクシャリティーを勝手に開花させてたのね🌸
さすが従者(笑)
いつも側にいる分、
スキ、うまれ放題!
この後のベルばらのストーリーを追っていくと、
その後のオスカルとアンドレのラブシーン❤でも、
手による恋の盛り上がり感❤は
効果的に描かれていました。
わたしが「2人のラブストーリー❤×手」で
真っ先に思い出すのは…
2人が相思相愛になるシーンから☆
はい、ドドーん!👇
【ベルサイユのばら 電子版 7巻】
アンドレの
さあ、おいで!シーン❤からの、
お互いの差し伸べられた手🌸
この後展開される2人の触れ合いシーンを
触感的に予感させられてしまいます(*'ω'*)
【ベルサイユのばら 電子版 7巻】
そして2人のキスシーン❤の瞬間も、
アンドレ、さりげなく、
両手でそっとオスカルのほほをつつんでいる🌸
すごーくソフトで繊細な手の触感が
伝わってくるようです…(←妄想)
❤❤❤❤❤
アンドレ、
素でやってるの?
それとも
長年練りに練った計画通りなの??
(笑)
アンドレ、
しかもセクシーシャツでお胸全開だから、
オスカルは絶対、
触感的に刺激されまくるハズ❤
抜かりない!
(笑)
あと、例のベッドシーン❤でも、
「手」は効果的に描かれていて、
はい、有名なこのシーン☆
【ベルサイユのばら 電子版 8巻】
「こわ...い...!」って言って逃げるオスカルの手を
がっつり握って捕まえるアンドレ❤だったり、
ちょっと載せるのはずかしかったので割愛しますが(笑)
この後のアンドレ、
オスカルの体やら顔やら
密かに触りまくっているので(笑)
お時間ある方はご確認ください(*'ω'*)❤
ベッドの上でのキスシーン❤も、アンドレ、
オスカルの頭を両手でつつんでいました🌸
そしてベッド―シーンのクライマックス☆
【ベルサイユのばら 電子版 8巻】
ギリシャ神話風のイメージ図の2人も、
手をそっと触れるか触れないかの距離で触れ合わせています(*'ω'*)
と、ベルばらの後半も、
ラブシーン❤で効果的に描かれる手や、
手の触れ合いの描写をたくさん発見することができますが、
わたし、今回の記事を書くために
ベルばら後半をざっと眺めてみたのですが、
なんだかぐっときてしまったシーンが…
アンドレが亡くなるシーン…
アンドレが戦場で銃に撃たれて、
オスカルに水を取りに行ってもらって息絶える直前、
オスカルとの最後の語らいがあるのですが、
そのシーンで、
【ベルサイユのばら 電子版 8巻】
オスカルの顔をそっと触って確認するアンドレ…
なんと!
アンドレが亡くなる直前、
最期にオスカルにしたことが、
手でそっとオスカルの顔に触れること
だったわ…(泣)
まあこれは、アンドレが目が見えていないので、この世を去る前に、
見えない目ではなく、
アンドレにとっては目の代わりをしていたであろう手での触れ合いで
オスカルの感覚を焼き付けておきたかったのでしょう。
でも、これまでの、
「手」=恋愛の入り口🌸
もしくは、
手=愛の確認手段🌸
このラインで行くと、
このアンドレとオスカルの最後の語らいは
アンドレの手を通した
2人の最大のラブシーンの一つかも!
という妄想が炸裂し、
勝手に胸キュン❤してしまいました(*'ω'*)
でもオスカル、
アンドレが死んでしまうなんて
自分を置いて先に行ってしまうなんて
想像もできなかったから、
きっとじっくりアンドレの最後の触れ合いを
感じる余裕なんてなかったのは
悲しいところです…(T_T)
...と、ベルばら後半のストーリに描かれる
ラブシーンでの手の描写を見てみました
ベルばらの原作者さん、やっぱり
繊細な感覚的な描写がうまいです🌸
感動的なストーリー構成もベルばらの見せ場ですが、
五感を刺激するようなキャラたちの描写の仕方...
感覚的な刺激に反応しやすいわたしのような読者にとっては
ものすごくいろいろなものに訴えかけてくる作品です