アンドレの魅力をアニアックなレベルで考察してみる☆シリーズ
まだ最後の1記事残っていますが、
ここで恒例の寄り道
(笑)
このブログでたまにベルばらとクラシック音楽♪の
コラボ記事を書いているのですが、
昨日たまたまYouTubeで聴いた曲に心を射抜かれて💘
誰の曲ぞ!?と思って調べたら、
またまたビバルディー❤
というお話を書きました。
...でその曲、ビバルディー作曲の「La Folia」という曲だったのですが、
あんまり気に入って(←オタク)、
YouTubeでいろいろなバージョンの曲を聴いていたのです♪
そして出会ってしまった、
心を鷲掴みにされた演奏...👇
なんだかものすごい情熱がほとぼしるバージョン!!
Apollos' Fire(アポロの炎)という、
これまた情熱的な名前の楽団の演奏♪
...で、曲を聞きながら曲のタイトルのところをよく見たら…
La Folia(Madness)
この曲の副題が
Madness...
Madness:「狂気」「常軌を逸した」
情熱
狂気
常軌からの逸脱...
Σ(゚Д゚)Σ(゚Д゚)Σ(゚Д゚)
【ベルサイユのばら 電子版 6巻】
アンドレだ!!
(笑)
やっぱり曲と書いていた記事の内容
(妄想上)かぶってるじゃん!!
(笑)
ということで、気になって
この曲について調べてみたのです。
ウィキペディア情報によると…
♪Folia(フォィア)
=イベリア半島起源の舞曲♪
15世紀末のポルトガル、またはスペインが起源とされる。
上の演奏を観たとき、なんだか曲風がフラメンコっぽいと思ったら、
なんとフラメンコと同じイベリア半島が起源でしたか…
「3拍子の緩やかな音楽であり、『狂気』あるいは『常軌を逸した』という意味を持ち、もともとは騒がしい踊りのための音楽であったことがうかがえるが、時代を経て優雅で憂いを帯びた曲風に変化した。」
昨日の記事に貼った、わたしが初めて聞いたこの曲の演奏は、
たぶん時代を経た優雅バージョンだったのだな。
このフォリアという舞曲をベースにした曲はビバルディー以外にも多くの作曲家が作曲していて、ビバルディーはその中の一人。
ビバルディーはカトリックの司祭✟で、ベネチアの劇場支配人だったりしているので、
宮廷音楽家ではないけれども、教皇や諸国の王族のために演奏したりしたりしていたみたいなので、宮廷寄りの作曲家さん。
なので彼のLa Foliaは優雅バージョンなのだな。
でもビバルディーのLa Foliaはたくさんの作曲家や演奏家によって編曲されているので、YouTubeで探してみても、いろいろなバージョンがあるのね。
...で、もともと舞曲だったということで、どういった感じで踊られていたのだろうと気になって、こちらも調べてみたら、いろいろなバージョンなものを発見! ものすごくフラメンコ寄りのものから、バレー風にアレンジされていたり...
そしてバロック期のものを再現したものもいくつか発見して大興奮!
たとえば、
このパフォーマンスは、たぶんオリジナルの舞踏に寄せていると想像できるのですが、男性のコスチュームがちょっと闘牛士っぽい。でもベルばらチックで萌える❤
男性ダンサーが剣を携えていて、途中からフェンシングの型を始めるのもよい❤
ダンスはバレーっぽいけど、後半かなりフラメンコ🌸 わたし、昔フラメンコを学びたいと思っていたくらいフラメンコダンスとかフラメンコギター好きだった時期があるので、この映像はキュン💕ときてしまう。ベルばらとフラメンコのコラボ
そして、こちらが優雅な宮廷バージョン
こちらは16年ほど前の演奏で、
コンサート会場はポーランドのワルシャワ王宮ですって。
ちょっと映像が悪いのが残念…
この宮廷バージョン、ダンスがすっかりバレーっぽい、動きがコントロールされたものになってるのね。でもたぶんフランスのバロック期、つまりルイ14世からルイ15世時代初期には、こういったダンスも宮廷で踊られていたのではないかしらなんて、妄想してしまう(*'ω'*)
こちらは男女のペアのダンスではなく、女性ダンサー2名+男性ダンサー2名による、
ソロダンスと集団ダンスのコラボ♪
...と、ビバルディーのLa Foliaから、絶対王朝時代の宮廷ダンスの一例にたどり着いて、興味津々なのですが、
ちょっと一番初めに貼ったYouTubeの演奏に戻ります👇
この演奏、ものすごく情熱的で、
私的に一番アンドレっぽい(笑)
曲を聞きながら勝手に思う…
アンドレ、なんだろうなあ、あの情熱...
(笑)
なんだかものすごく思いがまっすぐな人…
そりゃあ、オスカルの結婚話が出たら
草むらにダイブして号泣するよね。
...というようなことを考えながら、
上の演奏の映像を観ていたら、
Σ(゚Д゚)
演奏者の中に、ものすごーくベルばらチックなファッションの人発見!
第1バイオリンの人🎻
長髪にをリボンで結ってるの!
えっ、長髪アンドレ??
黒髪じゃないし、前髪も長くてその点アンドレじゃないけど、
首元にリボンもしてる!(黒だけど)
髪とリボンを揺らしながら情熱的な演奏
かっこよすぎ!!
あっ、でも、
なんでリボンの色、淡い黄色なんだあー??💦
できたら紺とか深緑色が良かったわ…
でもよくみたら、指揮者兼ハープシコード奏者の方の
ドレスのリボンも淡い黄色のリボンだわ…
もしかしたら第1バイオリンの彼は指揮者の旦那さんで、
ペアルックなのかしら??
ちなみに指揮者の方、ものすごく情熱的な指揮&演奏を披露してくれていますが、
彼女、ハープシコード奏者であり、指揮者であり、さらに
ダンサーなんですって!!
すごい、多彩!! それでこの、踊るような演奏を実現できたのね❤
いいわ~💕
なーんて、演奏だけじゃなくて、演奏者さんたちのスタイルやファッションにもひきつけられてしまったのですが、
相棒にこの演奏の映像見せたら、
長髪リボンのバイオリニストの彼に💕になって(笑)
Myリボンはどこー!!??
って、セクシーシャツの前に購入したリボンを探す相棒…
お調子者が過ぎるだろう…
家の中でちゃらちゃらリボンなんかされたらイラっとするので、
タンスの奥に隠してありますぜ!
(笑)
...と、ビバルディーのLa Foliaがなんだかアンドレっぽいっということで、
この曲をいろいろ調べてしまいました^_^;
原作でこの曲をBGMにできそうなシーンが思い浮かばないのだけれども、
もしアンドレを主人公にしたスピンオフ作品が制作されることがあったら(笑)
是非この曲を作品のテーマ曲にして、
オープニングとエンディングに流して欲しいわ
ビバルディーはバロック音楽期の音楽家♪
音楽史で行くと、バロック音楽期は1600年~1750年(バッハが亡くなった年)という設定らしいので、ベルばらの時代はバロック期ではなく古典音楽の時代ということになるみたいなのだけれども、
ベルばらの世界観とバロック音楽が、
ものすごく結びついているわたし(*'ω'*)
なにしろベルばらに出会ったのが12歳のときで、
バロック音楽に出会ってハマったのも同じ12歳のとき。
ほぼ同時期で、時期がかぶっている!
ベルばらにハマりながら、
バロック音楽を聴きまくっていた10代の頃(←やはりオタク)
このつながり、不思議です
そのうち「ベルばらとわたし」シリーズのコーナーで
このあたりのことについても書いてみたいわ。
...ということで、
壮大な寄り道でした(笑)
次回は、アンドレの魅力のマニアックな考察シリーズに戻ります