これまでサクッと読んできた、
黒い騎士が貴族の館で盗みを働くシーン☆
それなのに!(゚д゚)!
じっくり読んでみたら、
結構謎が謎を呼んでしまうシーンではありませんか(゚д゚)!💦
前回は黒い騎士による盗みが行われたベルサイユの貴族の館の
見取り図を大予想してみましたが、
今回は、実際に黒い騎士が盗みを働いた、
その時のリアルタイムでの彼の動きの大予想をしようと思います☆
…というのも、いろいろ想像してみたら、
結構いろいろな疑問が浮上してきたもので…^_^;
黒い騎士は単独犯だったのか?
もしくは仲間がいたのか?
とか、
黒い騎士は初めから館内に潜伏していたのか?
もしくは犯行の直前に忍び込んだのか?
とか、
考えるときりがないのです^_^;
今朝からわたくし、ベルサイユ警察の捜査員になりきって、
黒い騎士の犯行の様子をシミュレーションしております(笑)
もう妄想で頭がいっぱいです🌹
では、いってみましょう!🐎
まず推理のとっかかかりとして、
黒い騎士が実際に盗んだものを確認してみたいのですが、
はい、これ!👇
【ベルサイユのばら 電子版 4巻】
このコマから想像するに、ネックレスかブレスレットみたいな
ひも状のアクセサリーが2~3点✨
な…なんか、想像よりも…
少ない!!(゚д゚)!
1回の盗みで結構がっつりと大量に宝石類を盗むのかと思いきや、
1回のお仕事で、宝石を数点のようです。
まあ、お貴族たちの高価な宝石類なら、
1点でも相当なお値段がしますからね。
よく見ると、黒い騎士、盗んだお宝を何か持参の袋に入れるでもなく、
無造作に手でつかんでそのまま逃走!
なんてワイルドな盗みっぷり!(笑)
逆に手慣れている感が際立ちます^_^;
ちょっと確認のため、これらの品が盗まれているシーンに戻りたいのですが…
はい、これ👇
【ベルサイユのばら 電子版 4巻】
首飾りが奪われたことを告げる貴婦人A🌹と
指輪が奪われたことを申告する貴婦人B🌹の皆さん。
もし首に触られたと騒いでいるご婦人が貴婦人Aでなかったら、
このシーンでの被害者は3人。
うん、黒い騎士が握っていた宝石類の量と、だいたい一致する被害者数だわ。
黒い騎士の手には、指輪も握りしめているのね💍
この数の被害者数なら、盗みの時間自体は本当にあっという間、
一分も満たない間に行われたのかもしれません。
盗みはスピードが命ね!
(笑)
ただね、まだいろいろ疑問は残っていて…
前回の記事に載せた、妄想上の(笑)盗みの現場となった貴族のお屋敷の見取り図☆
はい、ドドーン!👇
もう、この見取り図自体が妄想なので、すでに間違っている可能性ありアリなのですが(笑)、とりあえずこの妄想図をベースに考えてみる☆
黒い騎士はまず盗みの行われた現場(オスカルとアンドレも居合わせた)のシャンデリアを消し、あっという間に盗みを働き、そのまま逃走の逃げ口となる屋根近くの窓のところまで上がっていって、シャンデリアに飛び乗り、そして窓を蹴破り逃走!
となるのですが…
よく見ると、お屋敷の上下空間を最大限移動しなくちゃいけないの。
一応上の赤線に沿った動きを想像してみたのですが…
(1→2→3の動き)
だいたい貴族のお屋敷だから、天井高いでしょ?
まず1→2の動き(シャンデリアのろうそくを吹き消して、床に飛び降り着地する)から可能なのかが疑問。
シャンデリアの構成を見てみると、
【ベルサイユのばら 電子版 4巻】
このオスカルが乗っているのが、黒い騎士が乗っていたのとおそらく同じものですが、3段仕立ての豪華なシャンデリア✨ ろうそくはざっと見、1段目20本、2段目15本、一段目10本と想定しても、計45本くらい! 結構な数があるわ。
このシャンデリアは、2階の舞踏会会場のとても高い天井から吊下がっているものと想定し、1階の玄関付近のシャンデリアはもう少し小ぶりのものと考えたとしても、それほど規模は変わらないハズ。そうなるとやっぱり、1個のシャンデリアに灯された40本ほどのろうそくを何らかの方法で、瞬時に(最低3回風を送る程度で)消さなきゃいけないので、床に近いところから火を消してはいなくて、シャンデリアに近いところから消しにかかっている、と想像。
そうなると…
一階のシャンデリアは2階の床下から吊るされているので、
黒い騎士が2階の手すりから少し身を乗り出して、
水色で囲ってあるあたりから風を送ってシャンデリアを消す?
でもこれだと、黒い騎士、2階の手すり付近にいなきゃいけなくて、
どうかんがえてもあの格好じゃ目立つでしょ?(笑)
これ👇^_^;
いや、どこから消すにせよ、シャンデリアの近くまで近づかなきゃけなくて、
暗闇になってから登場しないと、あの格好じゃ目立つって!💦
スパイダーマンみたいに壁とかよじ登れたとしても、
「あっ! あそこに黒い騎士がへばりついてる!!」
って、絶対見つかっちゃう(笑)
貴族のきらびやかな舞踏会に、黒ずくめの衣装、
特にあんながっつりマントひらひらさせていたら、
絶対目立ちますって!(゚д゚)!
なのでやっぱり、
共犯者いたな…
黒い騎士は、暗闇になってからのご登場!?
おそらく黒い騎士は、事件現場となる一階玄関付近のホールの、
どこか見えないところに潜んでいて
(舞踏会始まる前からスタンバイ)
お仲間が(1~2人)例のシャンデリアのろうそくを消して、
黒い騎士が盗みを開始?
黒い騎士、実際このあとパリに逃げ込んだ後、仲間たちと合流していたわ。
彼は一人で盗みをしているわけではなく、
グループの一味(リーダー?)みたいな感じに描かれていたわ。
あと18世紀フランスの照明事情を調べてみて分かったのだけれども、
シャンデリアのろうそく🕯はもって数時間で、
もし舞踏会が朝までだったら、
どこかの時点で取り替えなきゃいけないみたいなの。
だからもし黒い騎士の仲間がこのお屋敷に潜入していて、このお屋敷の使用人になりすましていれば、仕事としてろうそくを替えるふりをしてシャンデリアに近づき、その瞬間に、あっという間にシャンデリアのろうそくを消してしまうことはできてしまえたのかもしれないわ。
もし使用人の振りしていれば、ふいごみたいな風を送る装置を持ち運んでいても
怪しまれないかもしれないし(大妄想(笑))
あと貴族のお屋敷って、シャンデリアだけでは明かりが十分でなくて、
必ずスタンド式の燭台が壁の前に立っているか、
壁に備え付けの燭台があるハズ。
こういうの👇
【ナショナル・ジオグラフィックより】
なので、メインのシャンデリアだけでなく、暗闇を演出するためなら同じ空間の他のろうそくも同時に消さなければならないので、
これは…
大勢の仲間たちとで、
一斉に犯罪を行ったな。
劇場型犯罪!!
もしお仲間が使用人のふりしていることに成功していれば、黒い騎士が逃げた後その仲間たちは現場に残されても、特に怪しまれないものね。何人かづつ退散していけばよいわ。
でもたぶん、実際に暗闇で宝石類を奪ったのは黒い騎士の単独犯と見た!
それにしてもよく黒い騎士、暗闇で宝石を貴婦人たちから外せたわ。
ネックレスって、ものによって留め具のデザイン違うし、
手が器用じゃないと外せない。
特に暗闇で外すのは、至難の業では…
で、ちょっと、人間の視力について調べてみたら、
人間は急に暗くなると、1分くらい何も見えない。真っ暗闇。
でもだんだん目が慣れてきて、
4~5分でぼんやりみえるようになるんですって。
むむむむ??
…ということは…
では妄想材料が一通りそろったところで、
黒い騎士現る!シーンの大妄想劇場🌹
はじまりはじまり(*'ω'*)🌸
🐎🐎🐎🐎🐎🐎🐎🐎🐎🐎🐎🐎🐎🐎🐎🐎🐎🐎🐎🐎🐎🐎🐎🐎🐎🐎
黒い騎士は今までの盗みのキャリアで、
人間の暗闇での視力についての知識は習得済み☆
事件の直前、現場付近の暗闇の空間に身を潜めて、
暗闇に目を慣らせておりました。
…で、その時が来たら、仲間の一人(使用人のふりをしている)が
黒い騎士のいるところを叩くなり合図を送り、
その仲間が他にスタンバっている仲間たちにも目くばせで合図。
そしてその彼が自分の最寄りの燭台の火を消すタイミングで、
みんなで一斉に1階玄関付近の照明を消す!
シャンデリアは、風をふきかけること3回で真っ暗!
ざわつく会場!!
そのざわつきに乗じて黒い騎士は闇に飛び出すのだけれども、
時間差で一人だけ暗さに慣れているので、
彼にはなんとなく人の動きや貴婦人の様子が見えて、
その中の2~3人からネックレス&指輪を奪う!
オスカルを含め他の人々はまったく見えずに立ち尽くすのみ(@_@)
盗み自体には40秒くらい?
人々が暗さになれるあと20秒くらいで一気に上の階へ!
もう一度、妄想見取り図を見てみよう☆
黒い騎士はこの建物の一番てっぺんに近いところ、
つまり2階の天井付近にある窓から逃走しているのだけれども、
とりあえずそこまで上がっていかなけれなならない。
その経路の可能性としては、まず大階段で2階へ!
でそのあと天井に吊るされたシャンデリアに乗っからなきゃならないのだけれども、
そこまでたどり着く方法を発見!
それが、中央の大理石の柱。
これをよじ登り、柱に一番近いシャンデリアにジャンプ!
そしてゆーらゆらして窓に近づくの。
もしくは一階から一気に柱を天井までよじ登っていったか?
かなりの距離を上りことになるけど、あの黒い騎士の身体能力を見ていると、
そのくらいのことできそうだわ^_^;
そういえばわたくし小学生の時、「竹登り」なる種目が体育の時間か体育会の時にあって、その名の通り、なっがい竹を下から上まで上り切るのだけれども、
わたくしこの競技得意で、
軽々上まで登っていたの(*'ω'*)
なので、黒い騎士なら…
できる!!
余裕で!(笑)
あっ、でも、オスカルも黒い騎士の後を追って、シャンデリアのところまで行くのよね… オスカルはさすがに、柱よじ登れないかも…💦
…となると…
お屋敷の壁に2階の天井にまで通じる、非常階段的なものか柱が設置されていて、
それを使って上まで上がり、壁側のシャンデリアに飛び乗ったか??
(左の水色の)
天井から吊り下げられているシャンデリアは、ろうそくの交換のときなどは、
下まで下げて行ったと思うけど、
それ以外にも後のいろいろなメンテナンスのために、
技術者が上まで行ける何らかの手段は用意されていたハズ。
黒い騎士もプロだから、お屋敷の内部構造を事前に調べたか、お仲間に調べ上げさせているハズ。なので、そういった階段かはしごがあることを知っていて、その場所も頭に叩き込み、それを使って一気に上へ!だったのかもです。
それだったらオスカルが追えるわ。
あと、黒い騎士はシャンデリアに飛び乗ったとき、
「黒い騎士だ!!」
って、その存在がばれているような描かれ方だったのですが、
2階にある程度の数の舞踏会の参加者がいて、にぎわっていて、
舞踏会なので楽団の生演奏が響いていたと思うし、
下の階が真っ暗になって悲鳴が上がったとしても、
気づかない人の方が多かった可能性のあり?
…で、少しづつ異変に気付く人が出てきて、
そのころには黒い騎士はもうシャンデリアの上!
で、高笑い!
【ベルサイユのばら 電子版 4巻】
だったのかもしれません^_^;
まだこのシーンの考察途中なのですが、
すでにいろいろ大妄想劇場が繰り広げられてしまったので、
一旦ここで切ります🌹
次回はシャンデリアに乗った後~逃走シーンまで
一気に妄想していこうと思います(*'ω'*)
もうこのシーン、つっこみどころが多すぎて、
妄想が妄想を呼んじゃうわ(笑)
🐎🐎🐎🐎🐎~~~