バレンタインデー企画として始めた、
ベルばらにおけるアンドレのポエムの自己解釈記事ですが、
当初企画していた4つのポエムのうち、
ついに最後のポエムの解釈記事がやってきました!
(*'ω'*)
アンドレ、最後のポエムが…
そうなんです(゚д゚)!
アンドレの最後のポエムは、
彼の最期のポエムなんです。
(T_T)
彼がパリの暴動にオスカルとともに参加し、そして戦死してしまうとき、愛するオスカルのことを思って紡いだポエム…
それなんです。
(T_T)
ベルばらのストーリーの中でも、1、2を争う、美しくも切なく悲しいシーンなので、心して読まないと涙腺崩壊は必至…![]()
このシーンのポエムの解釈は、かなりの心づもりをして進めていかないと、心を持っていかれてしまって、その後数日は放心状態になってしまう可能性大なのですが^_^;
今回思い切ってこの個所をじっくりと読んでみた結果、
切なくなった、
それはそうなのですが、
それ以上にいろいろ発見があって、そちらの感動の方が勝ったため、記事にできそうな気がして書き進めております(*'ω'*)
では、今企画最後のアンドレのポエム記事、
行ってみたいと思います☆
…といいつつ、該当箇所のページ開いた瞬間、
もう胸が苦しくなっております…(T_T)
銃弾に倒れたアンドレ…。
オスカルとアランで、彼を安全な場所へ連れて行こうとして、
でもとりあえずの止血のため、路上に下ろして、
そして目が見えていないことがオスカルにばれて、
でも、もう死期が目の前に来ていることを悟ったアンドレが、自分が死ぬところをたぶんオスカルに見せたくなくて、
水を頼んで、
オスカルが走り去っていくのを見届けて、
そしてポエムです…
(T_T)(T_T)(T_T)(T_T)(T_T)(T_T)
(ちょっとしんどいので、休み休み執筆中(涙))
アンドレのポエムシーン👇
【ベルサイユのばら 電子版 8巻】
ときはめぐりめぐるとも
いのち謳うもの すべてなつかしきかの人に
終わりなき わが思いをはこべ
わが思いを…
はこ…べ…
これが、アンドレ最後の時のポエムの前半です。
まずは全体的な印象ですが、
「ときはめぐりめぐるとも」
「終わりなきわが思い」
が語られているので、
アンドレの、オスカルへの思いの永遠性、
そして時間の永遠性が語られている印象です。
アンドレの、オスカルへの思いは
永遠なのね🌸
後、一瞬気になったのが、
「想い」ではなく「思い」の漢字が使われていること。
調べてみたら、この2つの言葉にはそんなに大きな違いはなくて、両方とも「気持ち」の意味を含み、
でも「思い」の方は思考をも含み、
広範囲で使われているみたい。
「想い」はイメージとか、瞬間的・突発的に浮かんだり持ったりする気持ちに使用されることも度々らしいので、
もうずーっとオスカルを思ってきていて、オスカルの全てを理解している、と自負しているアンドレなので、
「思い」の漢字が使われているのは、
自分的に納得です(*'ω'*)
あと、この前半の個所で一番解釈にリサーチが必要
と思った個所が、
いのち謳うもの
すべてなつかしきかの人に
のところ。
いのち謳うもの…
いのち謳う…
謳う??
「うたう」と読むのですね。
読み仮名振ってなかったら、漢字すら読めませんでした^_^;
で、「謳う」の意味を調べたら、
2つ気になる意味が。
1つ目は、「主張する」
これだと、
時がめぐりめぐっても
いのちを主張するすべてのものよ
懐かしいあの人に
終わりなきわが思いを運び続けてくれ
になって、
以前ベルばらのキャラたちが、ストーリーのいたるところで人権の大切を語っている、という記事を書いたのですが、
これ👇
アンドレの戦死、フランス革命の勃発シーンの一コマなので、
いのちを主張するすべてのもの
という、人権宣言っぽい解釈、いいんじゃないの(*'ω'*)
とも思います。
あと、「謳う」の別の意味が
「大勢でほめたたえる」「賛美する」
ですって。
いのちを賛美するすべてのものよ
おお、讃美歌の一説とか詩篇とか、
キリスト教の世界っぽいわ(*'ω'*)
時がめぐりめぐっても
いのちを賛美するすべてのものよ
懐かしいあの人に
終わりなきわが思いを運び続けておくれ
キリスト教の詩篇(旧約聖書の一部、150編の神を讃える詩が収録されている)ぽい。
これ、アンドレが亡くなるシーンだし、宗教観が反映されるような要素が盛り込まれていても、納得です。
ちなみ調べてみたところ、原作者さん、カトリックの教会で洗礼を受けているようなのですが、それは人生経験をかなり積んだあとみたい。でも、中学生の頃、自分の意志で教会に通いだしていて、高校生の時にもう洗礼を受けるチャンスはあった、でもずっと延ばし延ばしにしていた、という記事が。
参考資料、貼っておきます👇
https://www.fir.co.jp/fs_bk/200610/32-35.pdf
なので、ベルばら執筆中、原作者さんはすでにキリスト教の思想にはなじみがあって、それが少なからずベルばらのストーリーなどに反映している可能性はあるみたい(*'ω'*)
…と、アンドレの最期のポエムの前半、
意味は特定はできないのだけれども、
自分が死んで、時がめぐりめぐっても、
懐かしいあの人(オスカル)に
自分の終わりなき思いを運び続けて
って、いのちを賛美する(主張する)すべてのものに
アンドレは自分の思いを託しているようです🌸
(T_T)
ちなみに英語版、参考にならないかもしれないけど、
No matter how the seasons might pass...
Carry my eternal heart to my beloved...
...in praise of this life.
My... eternal... heart...
どんなに季節が過ぎ去ろうとも
わたしの愛するあの人へ
わたしの永遠の心を運んでおくれ
この人生を讃えながら
私の…永遠の…思い
になってます。
原作をもう一度…
ときはめぐりめぐるとも
いのち謳うもの すべてなつかしきかの人に
終わりなき わが思いをはこべ
わが思いを…
はこ…べ…
「懐かしいあの人」が、ダイレクトに
「愛する人」になっているわ❤
あと、アンドレの思いを運ぶのを頼んでいる対象があいまいになっている。でもそのかわり、
この人生を讃えながら
って一節が入ってきていて、
オスカルが亡くなった時、自分の人生を心から肯定しながら亡くなっていた、その事実とかぶる内容だわ、と思ってしまいました(*'ω'*)
オスカルと同じように、
アンドレも自分の人生を全うし、その生に納得と満足をした上で、この世を去っていった、みたいな。
では、アンドレの最期のポエム、後半です☆
【ベルサイユのばら 電子版 8巻】
これ、なんと、ベルばら中の、アンドレの初長編ポエムの一説の繰り返しではありませんか!!
これ👇
【ベルサイユのばら 電子版 4巻】
一語一句、同じ!!
原作者さんの、このストーリーの構成力よ!!🌸
このアンドレのポエム企画を始めたとき、最後の記事が最初の記事の内容に戻っていくなんて、予想もしていなかったので、驚くとともに深く感動しております(*'ω'*)
そういえば、8年前、ウン十年ぶりにベルばらに再燃したとき、たぶん多くのベルばらファンが同じ経験をしていると思うのですが、少しでもベルばらの情報に触れたくて、ベルばらの世界に浸っていたくて、わたくし、いろいろインターネットのベルばらの記事を漁っておりました(笑)
その中に、すごく興味深い記事があったのを思い出す。
どなたかのブログの記事だったのですが、
ベルばら原作中で、オスカルがアンドレにかけた言葉が、最初と最後で同じ言葉、という内容のもの。
最初のシーン☆👇
【ベルサイユのばら 電子版 1巻】
オスカル:「おい アンドレ!!
支度はいいか でかけるぞ!」
オスカルからアンドレへの、最後の声掛け☆👇
【ベルサイユのばら 電子版 8巻】
オスカル:「アンドレ行くぞ! 用意はいいか」
この時、すでにアンドレ亡くなっているとか、
表現は少し違ったりしますが、
意味合いは同じ!
たまたまこうなったのか、計算されてこう描かれたのかわかりませんが、この真実を知った時は、鳥肌が立ちました(゚д゚)!
ベルばらの中で、時間が永遠にめぐり続けているというか…
ベルばらは歴史ものなので、直線状の時間の流れの中でストーリーが進展しているのですが、
何かしら、時間の永遠性、時間がらせん状に流れていて、似たような瞬間が人類に巡りめぐってくる的な、そんな思想を感じさせられます。
時間が永遠、この思想はとてもキリスト教的なのですけどね✨
さてさて、アンドレ最後のポエムの後半が、オスカルのブロンドの髪をペガサスの翼に例えた例のこれですが👇
【ベルサイユのばら 電子版 4巻】
人生の最後の最後まで、アンドレはオスカルへの憧れの気持ちを胸に、この世を去っていったみたいです🌸
千の誓い、万の誓いのポエムの解釈記事のとき、
はてしないときを 掌に ほのぼのと息づいてきたもの
のフレーズの解釈で、
オスカルへの思いを、捨て去ることはせず、大切に大切にいつくしみながら、温め続けてきた、そんな
アンドレの思いを読み取ってみたのですが、
アンドレの最期の言葉(ポエム)のフレーズが、オスカルへの憧れの思いを乗せたポエムだったということは、
アンドレ、人生の最後の最後でずっと思い続けたオスカルとやっと思いを通じ合わせ、
この前日、亡くなる日の前夜、
2人は夫婦として結ばれたのだけれども、
だからといって、オスカルをはもう自分のものだと自負することもなく、ずっとオスカルに憬れる気持ちは持ち続けていた、ということが想像できます(*'ω'*)
でも、あれだな…
アンドレのオスカルへの気持ちは「憧れ」だけど、
その言葉だけでは弱い気が…
アンドレのオスカルへの溢れる思い… たぶん、自分的にぴったりくる言葉は、英語でスミマセンが、
admire🌹
意味:称賛する 感心する 感心して眺める 感服する ほめる 愛でる 憬れる
この単語、憬れる以上の意味を含んでいて、
もう、このシーンを一言で表したような言葉(*'ω'*)
彼、オスカルに対して独占欲がかなり強かったけど
(おれのオスカル!)、
でも一方で、ずーっとオスカルにadmireしていたみたい。
(ルー大柴みたいでスミマセン💦(笑))
admireって、距離的には、眺めているくらいだから、相手との距離を保っていて、相手を所有していないのね。相手との距離を保ち、相手を尊重し、心焦がれながらも温かく見ている感じ?
近いようで、でも遠くて
でもすぐ近くで見守っている
この距離がおかしくなっちゃったのが、例の
アンドレの怒涛の愛の告白のときと
毒ワイン事件のとき
かしら。
でも、アンドレ、毒ワイン事件で、オスカルが飲もうとしたワイングラス🍷はたき割って、自分で事件を未遂に終わらせたとき、
【ベルサイユのばら 電子版 6巻】
たぶん正気に戻って、このadmire状態(さっそく言葉を勝手に造る(笑))に戻っていったような印象でした(*'ω'*)
執着する相手に独占欲がお強いようなアンドレ(笑)
相手との境界線をしっかり持って、相手を所有することなく、距離を保ち相手を尊重して愛を育む…
それが彼の人生のテーマの一つだったのかしら。
アンドレ、身分の違いから、
オスカルが近くて遠い存在であり続けたしね。
それにしてもベルばら、
オスカルにadmire状態の人がいっぱい出てくる!(笑)
アンドレだけじゃなくて
身分の近いジェローデル然り、
衛兵隊の部下アランも然り、
ジョゼフ殿下も、
同性のロザリーも!(笑)
シャルロットも
あと、数えきれない貴婦人のみなさん
あと、たぶんベルばらの読者の中でも、
オスカルファンの方々🌹
誰かに憬れを抱き続ける人生か…
わたくし、誰かに憬れを持ったことが人生で一度もないという、ちょっと特殊?な人生を歩んでしまっているため(笑)
アンドレのオスカルに憬れ続ける気持ちって、想像できても、理解しきれていないかもしれなくて…。
なので、またもや、自分以上に理解していていそうなこの人に聞いてみた^_^;
またまた登場のわたくしの相棒(パートナー)(笑)
最近、ベルばらの検証が雑で、自分で調べないで、すぐこの人に聞いてしまうのですが(笑)
(何しろ、珍回答を繰り出しまくってくれるのだもの(笑))
アンドレの最期のポエムシーンと、ペガサスの詩のシーンを相棒にどどーん!と見せて、
「このアンドレの、オスカルへの気持ちわかる??」
ってざっくり聞いてみたら(笑)
ペガサスのポエムの画をみて、一言!
【ベルサイユのばら 電子版 4巻】
相棒:「へー! アンドレって、ものすごくハンサムになったんだねー!!」
??????
Σ(゚Д゚)
まさかの、
論点ずれる!!
(笑)
…というか、誰目線ですか??(?_?)
(笑)
いや、アンドレのオスカルへの
憧れの気持ちのことですって!!"(-""-)"
そしたら、しばらく考えモードで一言。
「うん、わかる❤」
とのこと。
え?? どんな感じなの?
って聞いてみたけど、
言葉で言い表すのは難しい!
で終わらされてしまった…。
そうねー。だからアンドレは、ポエムで語っているくらいだからねー(*'ω'*) 思いは言葉を超えるのね🌸
そしてさらなる相棒の発言…
ペガサスの詩のシーン見て、
相棒:「うん、こんな感じで君のこと見ていたよ~!」
Σ(゚Д゚)
まさかの…
ストーカー疑惑!!
こわい、怖すぎる…(@_@)
(笑)
ちなみにわたくしと相棒、相棒が通っていた彼の祖国の音楽学校でのクラスメイト(わたくしが、そこに1年ちょっと留学していた)。
アンドレはポエマーだけど、
相棒は作曲が専門だったので、
彼曰く、
君への憧れから、
自分の卒業コンサート用に1曲作曲したんだよ!
とのこと。
ウン十年ぶりに聞く、青春時代の真実。
(当時、もう付き合っていた)
うーん、あんまり嬉しくないというか、
いやなにおいしかしないんですけど…(*_*)💦
…で、どんな曲? タイトルは??
って聞いたら、まさかの珍回答!
「忘れた」
Σ(゚Д゚)
だ…ダメじゃん!!
えっ、その楽譜どこにあるの??
って聞いたら、
「失くした」
Σ(゚Д゚)
(笑)
さらにさらに!!
相棒がもうひとエピソード語ってくれたのだが、
(いやな予感しかしない…)
それが…
「当時、君のためにピアノを弾いて捧げようと思って練習していたんだ❤」
とのこと。(クレイダーマンのロマンティックなヤツ(笑))
…でその曲なんと!
最近電子ピアノ買ったので、
相棒もピアノ練習し始めたんだけど、
その練習してる曲!
ウン十年たって、まだ完成していない!!(笑)
しかも、弾けるの最初の2-3小節のみ!!
(しかも間違い間違い(゚д゚)!)
もうあれだな…
あなた…
だめんず確定!!
(笑)
アンドレがものすごく素敵な男性に思えてきたわ…💦
もう、アンドレでいい!!
いや、アンドレがいい!!
(笑)
と、せっかくのアンドレの素敵なポエムが、相棒のダメダメエピソードでかすんでしまいそうなので(笑)
アンドレのポエムの解釈記事、
これをもってとりあえず完結します(*'ω'*)
アンドレ、ベルばらのストーリー中、まだあちこちでポエムっている模様なので、そのうちまた解釈するかもです。
ああ、次回は、放置していたフェルゼンに戻らなくちゃ!
続く🌸
アンドレは、ずーっと、この世を去るその瞬間まで、オスカルへの思いと憧れの気持ちを心に持ち続けていたみたい🌹







