バレンタインデー終わったのに、バレンタインの企画ものが続いてしまっています^_^; でもせっかく始めたので、最後までバレンタイン企画として、アンドレのポエムの個人解釈、進めていこうと思います☆
そして!
ああー!💦 またまたやってきてしまいました!
アンドレの激情の行方シリーズ!!
(笑)
例の怒涛の愛の告白シーンの
アンドレのポエムっぽいセリフの解釈…
もうこのシーン、どんだけ考察してるんだか…。
「アンドレ恐怖症候群を自己分析する」の記事にも書いたのですが、わたくしにとってこのシーンが、ベルばら原作の中で一番胸をざわつかせる個所なのです(泣)
しかし度重なる考察のおかげで、このシーン読んでも
もう大丈夫になった!
はずだったのですが、
そう、もう大丈夫!と思ってこの記事のために
このシーン再読してみたのだけれども、
…だ、ダメだ…
また胸のざわつきが…(@_@)
まだ駄目だったみたいです(泣)
アンドレのことは考察に考察を重ね、
彼とは完全和解を成し遂げたと思っているので(笑)
単に、性暴力シーンがダメなのかしら??
でも、そんなときは!
最近購入した電子ピアノを弾いて、ネガティブな気持ちをとりあえず発散!! アニメのオスカルばりに、ものすごい勢いでピアノ弾き倒し(あの、フェルゼンへ溢れる思いをピアノで奏でまくっているやつ)、
なんとか落ち着きました
^_^;
すごいな、音楽効果!
…と、落ち着いたところで、今回は、アンドレのポエムをじっくり解析シリーズの第2回目なので、アンドレの愛の告白のポエムになっているセリフを中心に、このシーンを見ていきたいと思います☆
はい、このシーンですね。
どどー--ん!!
【ベルサイユのばら 電子版 5巻】
おおっ!(゚д゚)! アンドレの愛の告白のポエムっぽいセリフ、想像以上に長いではないか!! アンドレ、どんだけの大作をオスカルの耳元でささやき続けたの?? これもう、オスカルでなくても真っ青になること間違いなしだ!(笑)
あーん💦 アンドレのセリフ長すぎて、
じっくり見るのめんどくさーい!!(笑)
字が小さーい! 目が疲れる~(泣)
しかし!
ポエムの解析が今回の目的だから、
やるか…(覚悟きめる)
(笑)
はい、では行ってみましょう。
「オスカル… いつの頃からだろう…」
ポエムの冒頭、いきなりオスカルに語り口調!!
これ、聞き手、結構ひかない??💦
あ、でも、たぶんアンドレ、こんな風に真剣な語り口でオスカルに語り掛けたこと、これまで一度もなかったのではないかしら??と想像。
でもこの冒頭のセリフから感じるのは、このポエム、アンドレがオスカルに語り掛けているのだけれども、アンドレが自分の中で一人で語っているような、なんか語りかけと心の声の、中間みたいな感じかしら? もう2人の間に、境界線がないのね。
続けます。
「このけむるような ブロンドの髪が 鼻さきをかすめて
ゆれるたびに…」
おお、またもや出ました、オスカルのブロンドの髪! けむるようなって、ふわっとしているとか、もわっとしているとか、質感のことかしら? アンドレの鼻先をかすめるのね。それだけオスカルの近い位置にアンドレがいつもいた、ということね。鼻先をかすめる、とても触感を表した感覚的な表現🌸
アンドレ、オスカルの髪が揺れるたび、感覚的にオスカルを、オスカルのやわらかさを「感じていた」ということかしら。
「その 夜の色をした 絹糸のような まつ毛に ふちどられた 冬のオリオンを うかべる瞳にであうたびに」
ペガサスのポエムのときもそうだったけど、アンドレがオスカルの体の部分で魅了されているのは、ブロンドの髪、そして青い瞳みたい。両方とも、黄金色と青色、色彩豊か🌸 きっとアンドレ、感覚的に刺激されて、魅了されているのね。
ここでは、まつげと瞳のことを言っているけど、まつ毛は夜の色をした絹糸のような、なのだそうだ。まつ毛、髪と同じ金色じゃなくて、夜の色ということは黒っぽいの?? ちょっとよくわからないけど、以前記事にしたことあるんだけど、オスカルの眉毛が金色じゃなくて、「黒で線」現象!(笑)
眉毛ですら「黒で線」なら、まつ毛も黒?? ちょっとよくわからん^_^; でも絹糸のようなとは、なめらかでシルキー、ということね。これも触感的。でもまつ毛の質感を感じることができるということは、アンドレ、オスカルの顔を覗き込める近さにいつもいる、ということ。ここでもアンドレとオスカルの距離の近さを感じます。
…で、忘れてた💦 瞳!! 冬のオリオンをうかべる瞳って…
とりあえず、冬のオリオン?? ちょっと調べてみたら、オリオン座は冬の空にすぐ見つけることができる星座らしい。…冬の空… イメージはしんと空気が澄んでいる感じかしら? 澄んだ瞳に引き込まれてしまいそうな感じ? そんな瞳に出会うたびって… アンドレはオスカルとしょっちゅう見つめあっていたみたいな表現だわ🌸 そういえば、オスカルも後にアンドレの黒曜石のような瞳について熱く語っていたけど、あなたたち、普段どんだけ見つめあっていたの??(笑)
「凛として とざされた唇から おまえの生きた かぐわしい息の もれるたびに…」
凛として… ちょっと意味があいまいなので調べてみたら、引き締まっている様子、みたい。なので、引き締まって閉ざされた唇から息がもれる…のを感じていたらしいアンドレ…
(゚д゚)!
おお、唇からもれる息がわかるほど、やっぱりアンドレはオスカルに近い場所にいる。しかもかなり距離的に近い!! やはり、恋人の距離だな、これは…。
しかも唇がここで登場しているのね。すごくセクシャルな表現というか、オスカルの唇を普段から見ていて、しかもその唇は閉ざされている…。アンドレ、これは普段からいろいろ妄想していたな(笑) いや、感性強い人って、けっこう妄想力強いからね、わたくしも含めて(笑)
「おれの体の ずっと奥の方から なにか熱っぽいものが こみあげてきて おれの気持ちを おちつかせてくれなくなったのは…」
おお! 出ました、何か熱っぽいもの発言!(笑)
ポエム冒頭の、オスカル、いつの頃からだろう…の語りが、この最後のフレーズに結び付くのですね。
オスカル、いつの頃からだろう…
体の奥から熱っぽいものがこみあげてきて…
云々かんぬん…(笑)
ああ、でも
体の奥から熱っぽいものがこみあげてきて…
ああーん! わからん、この現象!!
想像はできるけど…❤
でも、知りたーい!!
このポエムの解釈には、この熱っぽいもの現象も
分析しておかなければ!
そ…そんなときは…
そうだ、わかりそうな人に聞こう!!
そして始まる、相棒(わたくしのパートナー、ベルばら検証部員(笑))をとっつかまえての大討論会☆
お題「体の奥の方からなにか熱っぽいものがこみあげてくる現象とは、なんぞ!」
ついにこのお題について
討論する日がやってきてしまった…
(笑)
相棒に、対象ページをどどーん!とみせて、
単刀直入に聞く!
わたくし: 「わかる!? この現象!!??」
相棒、しばし考えてからの…
相棒: 「わかる!!」
わかるんかい!!
(笑)
今回の討論会はガチの回で(笑)、夜から始まり、議論は起きてからも彼が仕事に行くまで続き、あまりの白熱ぶりに、相棒はあやうく仕事遅刻しそうになるという事態に(笑)
なぜか熱弁をふるう相棒(笑)
それを面白がって観察するわたくし(笑)
…で、わかったこと。
アンドレの気持ちを落ち着かせなくなった、体のずっと奥の方からこみあげてくるなにか熱っぽいものの正体…
これは相棒個人の、彼の経験に基づく意見なのですが
^_^;
それはとても感覚的なものらしく、
ことばで表現するのは難しいらしい。
でも、出てきたキーワードを拾って要約すると、
好きな人を目の前にしたときの、
🌸体の中で沸き起こるものすごい(制御不能な)興奮+熱
🌸ものすごくいとおしい、もしくは心酔するような感情
🌸わきあがってくる熱いものは、熱、感情以外に、粘着性のある唾液っぽいもの???
(最後のはアドレナリン反応か??)
だって!
彼に言わせると、この感覚は、好きの対象の人が目の前に、手の届きそうな距離にいるときに起こるらしく
(彼の個人見解)、
たとえば大ファンの歌手とか映画スターが、いきなり目の前に座っていることを発見して、「きゃー---❤」って悲鳴あげる直前の、えっ、うそ! マジで? 信じられない!って興奮している段階の身体反応とも近い、らしい。
?????
(例えが具体的だけど、わかりづらい(笑))
もう、静かに大興奮ってことかしら?
性的な身体反応?って聞いたら、
それも含んでいるけど、ダイレクトな性的な生理反射(お察しください(笑))の前段階、らしく、
それ(具体的な性的生理反応)、まだだからね!!
と、念の押し様(笑)
参考に、あなたはいつこの現象体験したの?
って聞いてみたら、
「キスしたとき」
らしい。
うーん、アンドレ、オスカルにキスした以前から、この現象起きているみたいなポエムの表現なんですけれども…(@_@)
えー、本当にキスしたときが初めて?? もっと前から、この現象こっそり起きてたんじゃないのー?? こっそりと~(笑)
と、つつきまくったら(笑)
「う…うん…」
と、肯定しておりました
(笑)
なぜ嘘をついた???
(笑)
そして、相棒が気になる発言を…
「男の中には、この現象起きたらすぐセックス!っていうのたくさんいるんだから!! 自分は違うけどね。自己自制できるもん!」
と、謎の聖人きどり宣言!!
(笑)
さすが、ガチ保守の貞操観・恋愛観・結婚観を持つ、にせカトリック!(相棒は、父親がカトリックだけど、本人はプロテスタント系のクリスチャン)
この記事に詳細、載せてあります👇
長くなりましたが、まとめます。
アンドレのこの愛の告白のポエム的セリフ、オスカルのものすごく近い所に長年一緒にいたアンドレの、本人の感覚的な体験に基づくもので、オスカルへの思いがセクシャルな衝動と一緒になってあふれ出てきている、ということかしら?
表現はすごく色彩豊か、視覚的でロマンチック、彼の豊かな感性を感じさせる逸品なのだけれども、
その感性が芸術方面、観念方面で発揮されている
だけではなく、
自分の性的にあふれ出てくるものも敏感に感じ取り、それをネガティブなものととらえることなく、自然に、ありのままに、自分の感性を通して表現している。
アンドレ、あなた、ホントに芸術家肌なのね!!
小説とか書いたら、歴史に名を残せそう!
明治とか大正時代の、文豪みたい。
(笑)
そして、今回感じたのは、このアンドレの愛の告白、
結構(性的に)きわどいライン上にいるというか、
このあと、ポエムを脱し、一般的な愛の告白のセリフへと移っていくのですが、
これ👇
【ベルサイユのばら 電子版 5巻】
ポエムの内容だけでなく、実際にセリフ語ってるその瞬間、アンドレ、結構セクシャルなアプローチをオスカルにしているの。見て! オスカルの首にくちびる寄せてる!
…この愛の告白ポエムを切り口に、ちょっとこのアンドレの愛の告白シーン、もう一度考察し直したくなってきたわ^_^;
英語版の訳も参考にしてみたいので、
ここで一旦切ります。
アンドレ、愛の告白シーンのポエムの解釈、
まさかの2部構成!
(笑)
アンドレ、奥深い人だわ~
よくわからないけど、
最高~!!
(笑)