ああ~💦 フェルゼンの結婚話のシリーズ化始めたばかりなのに、バレンタインの企画でアンドレのポエムのこと書き始めたら、こちらもシリーズ化してしまって(泣)

 

結局アンドレのポエムの記事を続けて、

フェルゼンの話が放置されてる…(笑)

 

で、本当は今日の昼間アンドレのポエムのこと考えてたら、その延長線上でまたちがう話題が頭に浮かんで、猛烈に書きたくなってしまったのだけど、

 

なんとか気持ちを封印!(笑)

 

危うく、収拾がつかなくなるとことだったわ(@_@) 

もう、どんだけ書くことあるのかしら??

 

…ということで、とっとと

前回の続きを書いてしまおうと思います

^_^;

 

 

はい、アンドレの原作に登場するポエムについてですね☆

 

そう、コメントいただいて発見したのですが、アンドレのポエム、前回書いた4つだけじゃなくて、まだまだいろんなところに登場しているのですね。

 

アンドレ、思った以上にポエムってる!

(勝手に造語(笑))

 

さすがポエマーです。もうセリフなのかポエムなのか、その境界線も感じさせないくらい、自然とポエムで気持ちを表現してくれています^_^;

 

この自然さが、アンドレのすごいところ(*'ω'*)

ポエムなのに、くさくない!(笑)

 

さてさて予告通り、アンドレのポエムの有名どころの一つ🌹

【ベルサイユのばら 電子版 4巻】

 

このシーンのアンドレのポエムを

見ていきたいと思います☆

 

これ、MC(マーガレットコミック)の第4巻の初めの方、

時間系列で行くと、星空の下でアンドレがオスカルにキスするシーン❤️の直後くらいです。

 

オスカルは近衛連隊長として、近衛隊を訓練中で、アンドレはオスカルの従者として訓練の場に同行している、そんな感じでしょうか。

 

場面設定👇

【ベルサイユのばら 電子版 4巻】

 

ニコラスが半月無断欠勤ってオスカルが怒っているけど、半月ってすごいわ^_^; そりゃ、オスカルもキレるね! わたくしがこの隊のリーダーだとしても、ガチギレだわ(笑)

 

一コマ目に、近衛兵たちが整列している様子が描かれているけど、オスカルは手前の2本の大きな木に隠れるくらいの位置で、馬上から怒鳴ってるみたい(笑) アンドレは、オスカルの後ろ、結構近いところに控えているのね。

 

アニメでもそうだったのだけど、アンドレはオスカルの従者として近衛隊訓練の場にもいて、でも彼は近衛兵ではないので服装は普段のままで、結局何もせずにいるだけなのね(笑) 

 

まあ、オスカルに頼まれたら何かするのだけれども、従者だから、待機していることが仕事なのかしら? なんか、いい仕事だわ。とくにアンドレにとっては。仕事としてオスカルの側にずっとついていられて、しかもじっとその仕事の様子を見つめていればよいわけだから、彼にとってはおいしい立場だわ❤

 

さてさて、さっそくアンドレのポエム🌸ですが、

 

【ベルサイユのばら 電子版 4巻】

 

👆このコマでポエムスタート☆

オスカルをもんのすごくガン見してるアンドレ(笑)

 

きっといつもこんな感じでオスカルのこと見つめているのだろうけど、ジェローデルは、アンドレのこんな様子に気づくたび、いちいちイラってしているんだろうな(笑)

 

でも、このアンドレの表情、これまでのコミカルアンドレ、もしくは美形アンドレを脱して、少しハンサム寄りになってるかしら? 

 

このシーンって、星空の下のキスシーンの直後だから、オスカルへのディープキスを成功させたアンドレは(笑)、すっかりオスカルのこと、自分のものだくらいに思っていて、おれのオスカルはなんて素晴らしい!くらいに思っているお顔なの?? なんかちょっとイラっとするのは、なぜかしら??(笑)

 

さてさてポエム自体を見ていきましょう☆

 

「ふりそそぐ金色の光の中…

もえるような紅に映える近衛服」

 

漫画自体が白黒なので表現しきれていませんが、

アンドレのポエム、すごく視覚的で色彩豊か🌸

 

光は黄金色だし

近衛服はもえるような紅ですって!

 

さすが、感性の人アンドレ🌸 感覚的にとらえた世界を、そのまま鮮やかに表現しているわ。

 

そしてメインのページ☆

【ベルサイユのばら 電子版 4巻】

 

「ブロンドの髪 ひるがえし

馬上ゆたかにしきをとる

あ…あ! 青い瞳 その姿は…」

 

ここでも ブロンドの髪のブロンド

そして青い瞳の。オスカルが持って生まれた髪や瞳の色を、色彩豊かに表現し、そしてその美しさを讃えている🌸

 

しかも、「あ…あ!」

出ました、感嘆形!!(笑)

 

もう溜息出るほど、アンドレにはオスカルの姿が

まばゆいばかりなのね(*'ω'*)

 

「さながら 天に吼ゆる ペガサスの 心ふるわす 翼にもにて… ブロンドの髪 ひるがえし ひるがえし…」

 

このシーンのポエムの全編を通して、

 

ブロンドの髪 2回

ひるがえし 3回

 

反復法!!

 

ほんと、オスカルのブロンドの髪がひるがえるさまが、アンドレの目に焼き付いて離れないみたい(*'ω'*) 光の中できらきら輝いて、本当にキレイなんだろうな。

 

とても視覚的なポエムね!🌸

 

 

これがね、英語版のベルばらを見てみると、

なんと、もっと視覚的なの!! 

これ以上に。

 

英語版は、どのくらい原作者さんが翻訳に関わっているかは分からないのですが、

 

これまで何回かこのブログでも紹介した通り、訳が原作に忠実で、しかも、日本語でわかりづらかった意味がわかりやすくなっている個所もあって、重宝しているのです。

 

なので、ちょっと英語版のを紹介してみると…

 

Your flaming read royal guard uniform

(おまえの燃えるような赤の近衛服)

 

…weaving in and out of golden rays of light. 

(光の黄金の線の中へと外へと織り交ざっている)

 

わお! オスカルの軍服の赤の鮮やかさと、黄金の光が眼に浮かぶよう! そして、赤い軍服への光の当たり具合が刻一刻と変化していて、すごく動きのある表現というか、視覚的!! こんな感じの表現を、原作者さんはしたかったのかしら??

 

…Blond tressess undulating...

(波のようにうねるブロンドの髪の束)

 

tress が髪の束のようなので、髪が束になっている感じが視覚的だし、ひるがえっているのだけど、波打つように翻っているみたい(*'ω'*) 髪の動き方の特徴が説明されてる。

 

...Diirecting from astride a hourse...

(馬にまたがったところから指揮をとる)

 

馬上、だけじゃなくて、オスカルが馬にまたがっている様子がプラス。ここもさらに視覚的要素アップ。

 

Ah...! Your blue-eyes figure...

(あ…あ! おまえの青い瞳の姿…)

 

Yourが入ってくると「おまえの」の意味がプラスされるので、ただの青い瞳、じゃなくて、「おまえの青い瞳」で、ポエマー・アンドレと、ポエムの対象者オスカルの、距離の近さを感じるわ(*'ω'*)

 

...is jsut like the heart-touching wingss of pegasus,

((おまえの姿は)ペガサスの心に触れる翼にそっくりだ)

 

原作の「こころふるわす」が「心に触れる」で、その存在がもっと近い感じ。そして翼にも似て、ではなく、翼にそっくりだって。原作以上に、オスカルのペガサスの翼度がアップ(笑)

 

who neighs at the heavens...

(天でいななく(ペガサス))

 

「吼ゆる」はなんとなくのイメージしか浮かばないけど、いななくって馬がいななくと同じ感じみたい。

 

Blong tressess undulating...

(波のようにうねるブロンドの髪の束)

 

Undulating...

(波のようにうねる…)

 

英語版の訳、原作以上に、さらに視覚的なのね!!

そして詩を紡ぐアンドレと、詩の対象であるオスカルの距離が、Yourがくっついていることによって、

ぐっと近く感じるわ。

 

…といった感じなのですが、

 

そう、ポイントは…

 

ペガサス!!🦄🦄🦄

 

ちょっと画像をもう一度…

【ベルサイユのばら 電子版 4巻】

 

この中央の、馬みたいのね。

あら、目が描かれていないのね。

 

ペガサスって、翼が生えて空飛んでる、くらいしか存じ上げないので(笑)、ちょっと調べてみました。

 

なになに…?

 

ペガサスはギリシャ神話に登場する伝説の生物。

おお! またまたギリシャ神話ね🌸

 

えっ! ただのお馬さんじゃなくて、海神ポセイドンと怪物メンドゥーサの子どもだって! 神と怪物のこども?? 想像がつかないわ… しかも兄弟は人間の形しているのだって!

もう何が何だか…(笑)

 

まあ、ペガサス云々というより、アンドレから見て、光の中でブロンドの髪をひるがえして馬にまたがって指揮を執るオスカルの姿が、ペガサスの翼ように見える、そういうことなのね。オスカルとオスカルの馬が一体となると、ペガサス!ってことでよいのかしら? まさかの、オスカルとお馬さんの共同作業!(笑)

 

でも、ペガサスのミニ知識で面白いものが!!

 

参照資料👇

 

ペガサスは、「外見はとても優美ですがかなり気性が荒く

人間を近づかせなさそうとせず、乗ろうと挑戦したものを次々に振り落とそうとしたため、女神アテナが黄金の馬鞍をつけることでやっとコントロールできるようになったとされています。」

 

(笑)

 

ポエムシーンの、ちょっと前👇

【ベルサイユのばら 電子版 4巻】

 

オスカル、

かなり気性荒し…

 

(笑)

 

ペガサスだ!!

 

(笑)

 

 

アンドレ…

 

ちょっとディスり入ってる??

 

(笑)

 

 

アンドレのポエムは情緒的でとても美しいのだけども、

ものすごく掘り下げて分析してみると、

 

裏があり?

 

(笑)

 

ちょっと、妄想が広がり始めてしまったので(笑)

このポエムの分析は、ここで一旦終了します^_^;

 

次回は…おうっ(゚д゚)! 

アンドレの愛の告白シーンのポエム?? 

 

万全の体調で挑みます!

(笑)

 

 

🐎+オスカルでペガサスなのね。

この図、アンドレのオスカルに対する心の距離が近いことを感じるわ(*'ω'*)