連休4日目は雨。今日は「園」行きはお休みでした。

ふと、『雨の動物園』(舟崎克彦/作)という本を思い出し、読みなおしてみました。この本は、雨の日の動物園を描いたわけではなく、副題に、「私の博物誌」とあるように、小鳥と小動物について、著者の小中学生時代の体験を描いた本です。(「雨の……」というのは、古い映画フィルムに入る縦の傷を雨にたとえたことのようです。)

舟崎さんの本は、わたし自身が好きだったこともあり、自分の子どもには『ぽっぺん先生』シリーズを買い与え、サイン会には、子どもをダシにして行ったことでした(レッサーパンダのブンブンちゃん(NHKのテレビ番組)の絵を描いてもらいました)。

舟崎さんは、小学生の頃には「鳥博士」と皆から呼ばれるほど、小鳥に詳しかったことが本に書いてありますが、鳥の詳しさの内容が、今現在の人たちとは内容が全く違います。舟崎さんは、いろんな種類の小鳥を実際にご自分で飼っていたのです。
むかしは、小鳥といえば飼うもの&食べるもので、バードウォッチングという考え方がなかったのですね。

下の写真は、2006年に軽井沢で撮ったゴジュウカラです。