突然ですが……(^_^;

 

今晩、NHKテレビで「あなたのメガネは合わない」というようなトリセツ番組を流していました。

横目で見ながらなので不正確かもしれませんが、大事なことが2点抜けているように思いました。

一つ目は、老眼鏡について、なにも触れていないということ。

二つ目は、毛様体筋について、「縮む力はあるけれど、伸ばす力はない……つまり、力を抜いたときがいちばん伸びたときである」ということを、きちんと押さえていなかったように思ったのでした。

 

わたしは両目とも、白内障の手術を受けています。レンズは、天然の水晶体とちがい、毛様体筋で厚さを変えることはできません。入れるレンズは固定ピントになるわけで、「どのくらいの距離にしますか?」と手術前に聞かれたので、そのころは鳥見が大好きだったので、20メートルにしてくださいとお願いしました(^o^)/。

結果は、わたしの生活スタイルとしては、大正解だったみたいで、現在でも外出時&テレビを見るときはメガネなし、パソコン時は弱老眼鏡、ふつうの読書や新聞は中老眼鏡、仕事でルビを見たりスマホの小さい字を見なくてはならないときには強老眼鏡と3種類を使い分け。探さなくてもいいように家のあちこちに、仕事場に、カバンに……全部で12メガネを置いています。

 

NHKの番組で押さえてほしかったのは、毛様体筋が弛緩したときに無限遠がきちんと見えれば、若い時であれば、毛様体筋を使って近くも遠くも見えること。弛緩したときでも無限遠よりも遠くにピントが合ってしまう人……つまり遠視の人は、星を見るときも近くを見るときもいつでも毛様体筋を使うので(酷使するので)、若い時はメガネは必要無いが、早い時期に老眼鏡が必要になってしまうこと。毛様体筋が弛緩したときに近くにピントが合う人……つまり近視の人は、遠くを見るには若い時からメガネが必要だということ。

 

下の写真は、17年前に埼玉で撮ったチュウシャクシギです。