Sr.ルカ独り言)次回オンライン講座の原稿を書いています | 教皇庁立国際マリアン・アカデミーPAMI マリア論オンライン講座☆日本語

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聖母の騎士 Sr. 岡 立子による
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Sr.ルカ独り言)次回オンライン講座の原稿を書いています

 

今、「多産の季節」です。

恩師ペレッラ神父がよく言っていました。

一つの論文を書くのは「産みの苦しみ」で、

書き上げると「一人の子どもを産んだみたいだ」と。

 

待降節・降誕節という特別な季節に、

わたしは原稿を書くことにおいて「多産」状態です。

(「Sr.ルカの独り言」が最近やけに多いと

お気づきになった方もおられるかも…)

 

***

次回オンライン講座の原稿を、ここ数日書いているのですが、

マリアの「無原罪の宿り」についての「独り言」から始まる

一連の話が、何と今、A4で24枚に達しました…

 

いつものように

ぎっしり書いているわけではないのですが、

これだけで「講話」の前半・後半

すべて使ってしまうかも…

 

教義的な面よりも黙想として、

答えを出すというより、

共にゆっくり考えてみましょう、という

スタンスで書いているので、

重たい内容にはなっていないと思いますが…

 

マリアの「無原罪の宿り」の神秘については

気力だけでなく、勇気とともに謙虚さがなければ書けないので

今、この「多産の季節」にふさわしいかもしれません。

 

また、教会が「無原罪の聖マリア」の祭日を

待降節に祝うことの意味を

わたし自身、繰り返し黙想することは

大切だと思っています。

 

主の降誕を準備しているこの季節。

主の母マリアのすべての神秘は、

マリアの胎の中で、わたしたちと同じ肉を取り、

人となった神の御子の「受肉」「過越」の神秘に、

さらには、その神秘の実りである

教会の神秘、わたしたちの神秘に深く関わっているのですから。

 

***

神が人となる、人間の理解をはるかに超える神秘を、

母マリアほど深く思い巡らした方はいないでしょう。

 

すべては理解できなくても

「お告げ」のときの「はい(fiat)」を

生涯のすべての日々中で貫いた母マリアの中は、

自分で気づかないうちに、

いつくしみ深い父である神の、

すべての人の救いの計画の実現の、

最初の証し人となっていきます。

 

祈りつつ