名前変えました

どうも、おたま伯爵基ぱーると申します








それでは、どうぞ!



















月の光がカーテンの隙間から流れる深夜の寝室。どうしようもなく静かで、どうしようもなくあの人の匂いがするここは、私にとって天国なんて安易な言葉で終わらせることなんてできない



理)月…、



昨日まで隣で寝ていたあの人は、もうちゃんと家に帰れただろうか?

遠距離恋愛を始めてはや5ヶ月、仕事で会える回数も多くないけど、確かに私たちの間には愛が存在している。そう信じてる



ブブッ📱



理)ん、

由)『家着いた。もう既に理佐に会いたい、』



うん、よかった…とりあえず何事もなく帰れたのは安心した

でもこれで、また私たちは1番遠い所に行って知ったということ。会えない時間も大切にしたいと思える程私は成長したけど、やっぱり寂しいものは寂しい



ギュッ



理)ほんとに、、



『私も由依に会いたいよ…』



由依が私の家で使っている由依似の猫のぬいぐるみをぎゅっと抱きしめて、少し目を潤ませながら返事を返した



理)由依、、由依…、



何度呼んでも由依はここには帰ってこない。それでも呼んでしまうのは由依を愛しているから、由依と一緒にいたいと願ってしまうからだ

せめて声だけでも聞きたいな…どんな理由で誘おうか。『今日は月が綺麗だよ』そんな理由じゃ電話はできないんだろうな


…いや、違うか。きっと理由の問題じゃない



由)『次会える時までお互い頑張ろうね?』

理)『うん、頑張る』



でも由依は次会うことへの希望を添えて私に言葉を送ってくれた

遠距離じゃ心が見えなくて辛いと思うけど、分かり合えなくても、許し合えば良いなんて私は思える



理)大丈夫…きっと私たちなら大丈夫。


















END.