長い小説書けない系書き手です、どうかお許しを。
それでは、どうぞ。
雲ひとつない快晴の下に凛々しく咲き誇る向日葵たち。それはまるで私を…いや、私達を優しく見守ってくれているような気がした
君がいる夏、君といる夏がこんなにも楽しいなんて知らなかった。もっと早く知りたかったなんて、そんな贅沢なことは望まない。君に出会えた私は、きっと誰よりも幸せだ
カシャッ📸
理)ふふっ、綺麗。
由)このカメラオタク。
なかなかいい値段で買った一眼レフで、自分の思う最高の写真を撮った瞬間、彼女が少し呆れた笑顔をしながらそう言った。麦わら帽子と薄黄色のワンピースの彼女は可愛いなんて簡単な言葉で表すのは勿体無い
理)写真家だからね。
由)自称でしょ笑。
理)うっさい笑。
肩書きなんてなんでもいいだろ。私は写真が好きなんだから、写真家と名乗っても何も悪いことはないはずだ
由)あー、暑い、、
理)暑がってる由依可愛い。
カシャッ📸
由)あっ、ちょっと!
快晴と向日葵と彼女。うん、やっぱり最高の写真になった
理)私は由依が映る写真が1番好きなんだよ。
由)何それ、私をモデルとしかみてないわけ?
理)っ!、違う!!そう言う意味じゃなくて、、
由)ははっ、冗談だよ笑。
彼女の笑った時に見える八重歯が堪らなく好き。きっとこう言う場面って、揶揄わられて、私が拗ねて、彼女が笑うみたいなシチュエーションなんだと思うけど、私の他の人とは違う感性はもう彼女の可愛いところを探すので精一杯だ
理)大好きなんだよな、由依が。
由)何その倒置法笑。
理)あ、これ倒置法って言うんだ。
由)…ほんとバカだね。
理)お勉強以外なら大体できるから嫌いにならないで。
私達の相性や人柄は、多分ピッタリじゃない。これのせいで時に壁にぶつかったり、慰め合ったりする。だから私達は2人で助け合わなきゃいけないんだ
由)…ねぇ理佐、ちょっとこっち来て。
理)ん、なに?
カメラを首にかけて手招きする彼女の近くに早足で向かう。少し歩いただけで体から汗が出てきた
ほんと、あっつい…
理)暑いね、、
チュッ
理)っ!?/////////////、
由)へへっ、大好き。
彼女との距離が近くなった時、彼女は私の言葉に何も返さず、私の頬に小さなキスをした
さらに体から汗が出る。顔も暑い、熱中症か?いや、これはそんなんじゃない
由)理佐はさ、今年の夏のテーマとか決めてる?
なんで君は淡々とそんなことが言えるの?私はまだ頭がしっかり動かなくてそんなの決められないよ
でもそうだな…私が決めた今年の夏のテーマは、、
理)由依と一緒なら、どんな夏でもいい。
END.