それでは、どうぞ。
保)はっ!!
ひ)え、なに?
保)ひぃちゃん!保乃あれ食べたい!
デート中、突然保乃ちゃんのテンションが上がった。理由は多分保乃ちゃんが指さす方向にあった一枚のポスターだと思われる
保)ドデカアイス!!
ひ)すんごいな。
そのポスターには見るからに普通のサイズではないアイスの写真が載っていて、保乃ちゃんはそれに指を刺しながら目をキラキラさせていた
ひ)全部食べれそう?
保)…分からん。
ひ)えぇ?笑。
保乃ちゃんは1度食べたいと思った物は絶対食べないと気が済まない子だ。でも別にそれに困ってるなんて思ったことはなくて、美味しい物を美味しそうに食べる保乃ちゃんを見ることは私にとってご褒美みたいなもの
保)ひぃちゃんと半分こしながら食べる!
ひ)ふふっ、そうだね。一緒にたべよ。
はぁ可愛い…
こんなに可愛い保乃ちゃんと半分こできる世界線なんて、私は前世でどれだけの徳を積んだんだろ。前世の自分マジ感謝
ひ)買ってくるからそっちのベンチで待ってて。
保)あ、ひぃちゃん待って。
ひ)ん?
保)今日出してもらってばっかりやから保乃が買ってくるで!
えぇ、そんなの気にしなくていいのに。まぁでもそんな険しい顔で言われたらそう言う訳にもいかないか
ひ)じゃあ…お言葉に甘えようかな?
保)うん!行ってくる!
そう言ってるんるんでアイスを買いに行った保乃ちゃんの後ろ姿に私はまた『可愛いなぁ』なんて思いながら口角を上げた。なんかもう全部が可愛すぎてほんとに私の彼女なのか疑ってくるレベルだわ
変態すぎてそのうち逮捕とかされそう
…いや流石にないか
保)買ってきた!
ひ)わぁ!びっくりした、
そんな気持ち悪い脳内会議をしてる間に、保乃ちゃんはアイスを買って私のところに戻ってきていた。実物を見てもやっぱり大きくて…いや寧ろ実物の方が何倍も大きくて私の不安はさらに煽られてしまった
ひ)これ…食べれる、?
保)いける!根性や!!
ひ)体育会系すぎる笑。
保)はい!ひぃちゃん大きいお口開けて!
ひ)んふふ、いつもありがとね?
保乃ちゃんはこうやっていつも一口目を私にくれる。本人は意識してないかもだけど、実はこういうのが意外と1番愛を感じるんだよね
ひ)んっ!めっちゃ美味しい!
保)ほんまに!保乃も食べよ〜。
そう言って保乃ちゃんもスプーンで掬って口に運ぶ。冗談なしで美味しい。今までアイスなんかどれも同じだと思ってたけど、このアイスで私のアイスへの概念がガラッと変わった
保)ん〜!!やばい!!!
ひ)…へへっ、
保)え、なに?笑。
ひ)いや、可愛いなぁと思って。
保)あぁ、ひぃちゃんいっつもそれしか言わんやん笑。
ひ)え?
しょうがないじゃん
事実なんだからさ
おわり。