きつく抱き締められるたび

どうしてあなたなのだろうと苦しくなる

好きが重なるごとに

失う怖さが体を貫く

私だけを見ていて欲しいと願うけれど

口にしてしまえば終わってしまう

何も言えない

想う気持ちは負けてはいない

だけど 全てにおいて不利な私

帰る場所は私じゃないけれど

いつだって扉を開けて待っているから

気まぐれでもいい

少しだけ 私の元へ…
気持ち良い事と痛い事

向かい合わせで立っていて

それはとても素敵に見えて

手を伸ばさずにはいられない
中途半端に終わらせた恋は

シミみたいにいつまでもいつまでも残ってしまう

残してしまった想いの分だけ

どれだけ年を重ねても

消えようとはしない

後悔をする位なら

もっと ちゃんと向き合って

傷付いても

死ぬほど泣いても

燃やしてしまうべきだった気持ちは

向けるべき人を無くしても

色鮮やかに

幸せな思い出に縁取られて

永遠に私の中に居すわり続ける
大切な想いだからこそ

簡単に手放したり出来なくて

特別にはなれなくても

その他大勢の中の一人にすぎなくても

そばにいたくて

見つめていたくて

だけど 心はわがままで

いつも確かなものが欲しくて…

たくさん泣いても

みっともない位求めてしまう
切りすぎた前髪

取れたボタン

鳴らない携帯

全部悪いことに結びつけるのは悲しい癖

考えすぎだって笑い飛ばせたら

きっと すごく楽だろう

笑い飛ばしてくれる誰かがいたら

きっと とても幸せだろう

その誰かが君なら

天狗にだってなれそうだ
凍りつくほど冷たい空気

胸いっぱいに吸い込んだ

痛さで苦しくて

涙がこぼれた

寒い朝

白い息

静かに降り積もる雪


私の中の悲しい記憶

すべてこの季節の中で

溶けない氷に包めたら

幸せだけを抱き締めて笑っていられるだろうか
あなたの中に私はいますか?

一番隅っこでも

誰かの後ろでも

少しでも私はいますか?

何かのついでに思い出すような

どうでもいい存在だとしても

あなたの中に私がいるなら

それだけで幸せだと胸を張って生きていけそうです
小さな小さな命のかけら

それは本当に とても小さくて

今にも消えてしまいそうだけど

必死に生きてきた私の証

簡単には消せはしない大切なモノ

誰にも壊せない私だけのモノ

だからどうか この輝きが

いつまでも いつまでも続きますようにと

祈らずにいられない

横たわる体を眺めていた


冷たい体は 抜け殻になって


ただ そこにあるだけ


色が抜けたように ただそこにあるだけ



硬くなった体に触れてみた


突き刺さるような冷たさ


そのまま触れていると


自分まで削られていくような悲しい冷たさ



明るい声も


優しい瞳も


全ての明日も


何もかも連れ去って


悲しみだけを残していった



残されたものは どう生きていけばいい?

大丈夫なんて言うのはたやすい

だけど口にする度

不思議と元気になれる

自分自身への激励