乙女稲荷

この稲荷は、東京文京区の根津神社境内にあります。

根津神社は境内も広く、
楼門も拝殿も立派な造りで、
とくにつつじ山が有名です。

いくつかの見所の中でも、
乙女稲荷が1番印象に残っています。

時はアート、空間はハート~シータヒーリング自由自在

印象に残る理由は、
この心願成就したために御礼に奉納された
鳥居の多さだと思います。
京都の伏見稲荷を彷彿させます。

もちろん本場の伏見稲荷には遠く及ばない小山ですが、
それでも鳥居と鳥居のあいだを歩くときの
異空間感は充分味わえます。

稲荷は風穴になっているのですが、
その前の部分は舞台になっています。

なぜここを舞台造りにしたのか?

下から見上げたときに、
舞台の奥に稲荷があるように見えないのです。
霊力があるものは表舞台には顔を出さないのだよ、
というメッセージなのでしょうか?
ついそんな妄想がかき立てられます。

先日、乙女稲荷に数年ぶりに訪れました。

天気が良かったのと、
期間限定イベントがあったために、
人が多かったです。

人混みはあまり好きではないのですが、
荘厳な神社の中に、
なにやら楽しそうな雰囲気が充ちていて、
このなごやかな雰囲気が何よりだなぁと感じました。

乙女ごころというには、
何十年も遅いですが、
乙女の祈りとは、

良い出会いに恵まれて、
食事に困らない
(乙女稲荷の御祭神は倉稲魂命で平たく言うと五穀豊穣・食の神様)
食事に困るという心配をしない、
おいしい食事を楽しめること、
なのではないかと思います。

日々の生活もまた、良い旅でありますように!