昔の友人と数年ぶりに再会しました。

 

彼女は毎朝4時頃起きて

主に趣味である針仕事をしている、

夜は8時過ぎには寝るのだそうです。

 

8時というと

会社から帰ってくる時間に近いので

だいぶ生活リズムは違うなぁと感じました。

 

ところで

同じアパートに暮らしている人が

夜の23時にそうじ機をかけたり

さらに夜中に洗濯機を回していたり

するようなのですが

午前中に寝ているのかな?

 

夜中に目がさめたとき

洗濯機の音が聞えると

気になってしまって

再度眠ることが難しいです。

昔は大丈夫だったのですけれどね

 

電気の発見

電気機器の発明と普及により

いつ寝ていつ起きるか

どのような行動をするのか

 

江戸時代よりも

いえ

戦前よりもだいぶ自由になった

のではないかと思います。

 

その自由を

享受できているのかな?

とふと自分に問いかけてみます

 

理想は

朝日を眺め

夕焼け空を見る生活

なのですが

そうすると夏はかなり早起きが必要ですね

今のわたしにはできるのかな?

 

昔は早起きが得意と

言っても良かったくらいだったのに

今は自信がありません

 

むしろ夜中に目が覚めてしまったとき

(夜更かしはできないけれども

途中覚醒したときに

再度眠るまで時間がかかるようになった)

そうじ機をかけることは

できるかもしれません、

いや、しないけれどもね

 

 

人は1日24時間を持っている

 

ということになっていますが

「いつ」「何をするか」によって

その24時間が

長くも短くもなるなぁと思います。

 

旅行の1日は

移動して、観光して、

普段と違う食事をして、

いつもと違うお店をのぞいたりもするので

1日が長く感じます

 

一方で

他人との約束のない1日は

昼寝ばかりをしているときもある

 

時計で測れば

同じ24時間だけれども

自分の体感時間は同じとは言えない

ですね

 

人生にはさまざまな経験をして感動する

長い1日も

ただのんびり・ぼんやり過ごす短い1日も

どちらも必要だなぁと思いますが

 

中年になった今では

 

長い1日のほうが

やや多めなほうが充実感があって

いいなぁと感じています

 

人生の残りの時間のほうが

少ないだろうな、

という思いからかもしれません

 

 

 

桜が葉桜になってきましたね

 

前述の友人が

 

「4月の半ばまで桜が見られると

今年は長く楽しめた気がするね

 

最近は3月に咲いて3月末に散ってしまって

もう終わったと思ってしまうことが

続いたせいかもしれないけれど

 

咲いている時間の長さは

同じくらいなのにね」

 

と言っていました

 

わたしは

「早く咲いてくれ~

やっと咲いた~

もう咲かないかと思った~」

とやきもきしていた時間が長かった気がします

 

長く楽しめた感よりも

まだ咲かないのかと

つぼみを眺めていた時間のほうが

印象的でした

 

感覚の違いは面白いものです

 

 

日々の生活もまた、良い旅でありますように