学校とか部活の寮とか、会社とか、

ある制限の中で、過ごし、
その環境に慣れると、不自由であることを忘れます。

制限の中でも、

それなりに快適な環境だったり、
何らかの理由で「自分がこの環境を選んだ」

と思っていると、
どこかで感じている「不自由感」を
感じないようにするのでしょう。

状況が変わり、その制限から離れたとき、
はじめて、
そこに居たときの「不自由感」を実感します。

「不自由感」は、
「不自由感を感じないようにする」

ことで完成してしまうのかもしれません。

「不自由感」を感じることを許し、
もっと自由で居たい、
という思いを認めたとき。

完成した「不自由感」は、ほころび始め、
やがて別の状況を引き起こすのでしょう。

不自由感を自覚したまま、
不自由の中で
少しでも快適に過ごそう
という努力をしてもいいし、

不自由に絶えきれず、そこから離れてさすらっても、自由です。

自分がどのように過ごすことが
「好き」「向いているか」なのだと思います。


日々の生活も良い旅でありますように!